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東京都内のマンション売却相場は?推移や今後の予測、調べ方も解説

マンション売却は、多くの人にとって人生で一度の大きな取引です。特に、東京都内のように相場が変動しやすいエリアでは、売却を成功させるために正確な情報が欠かせません。

適正な売却価格や市場の推移を理解することでより高く、効率的に売却を進められる可能性が高まります。

この記事では、東京都内のマンション売却相場やこれまでの推移、今後の予測、相場の調べ方について解説します。

この記事で分かること

  • 【地域編】・【条件編】東京都内のマンション売却相場
  • 東京都内のマンション売却相場に関する今後の推移予測
  • 東京都内のマンション売却相場を自分で調べる方法
  • 東京都内で高く売却できるマンションの特徴
  • 東京都内でマンションを売却した人の体験談
  • マンション売却ならホームズの一括査定がおすすめ

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【地域編】東京都内のマンション売却相場

ここでは、2024年12月時点の東京都内のマンション売却相場を紹介します。

  • 東京23区のマンション売却相場
  • 東京23区以外のマンション売却相場

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東京23区のマンション売却相場 

東日本不動産流通機構の『年報マーケットウォッチ2023年・年度』によれば、東京都23区のマンション売却相場は上昇傾向にあります。

年度 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円) 専有面積(㎡)
2019年 16,253 78.83 4,644 58.91
2020年 15,087 81.67 4,889 59.86
2021年 16,421 90.73 5,325 58.69
2022年 15,441 100.32 5,776 57.58
2023年 16,154 105.71 6,126 57.95

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表1-③|東日本不動産流通機構

なお、23区のマンション売却相場の高いエリアは、港区「1億590万円」、渋谷区「8,889万円」、千代田区「8,663万円」となっています。

東京23区以外のマンション売却相場 

東日本不動産流通機構の『年報マーケットウォッチ2023年・年度』によると、東京23区以外におけるマンション売却相場も、2019年から2023年にかけて上昇傾向にあることが分かります。

m²単価は39.96万円(2019年)から51.97万円(2023年)に上昇し、価格も2,703万円から3,495万円へと増加しています。

また、取引件数は2019年の3,763件から2023年には3,311件と減少傾向にあり、取引件数が減る中で価格が上がっている状況です。

年度 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円) 専有面積(㎡)
2019年 3,763 39.96 2,703 67.63
2020年 3,567 42.56 2,920 68.6
2021年 3,948 44.51 3,023 67.92
2022年 3,413 50.16 3,326 66.31
2023年 3,311 51.97 3,495 67.26

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表1-④|東日本不動産流通機構

なお、23区以外のマンション売却相場の高いエリアは、武蔵野市「5,741万円」、三鷹市「5,207万円」、狛江市「4,771 万円」となっています。

【条件編】東京都内のマンション売却相場

ここでは、以下の条件別に東京都内のマンション売却相場を紹介します。

  • 間取り別のマンション売却相場
  • 面積別のマンション売却相場
  • 築年数別のマンション売却相場

間取り別のマンション売却相場 

間取り 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円) 専有面積(㎡)
ワンルーム 1,094 89.11 2,225 24.97
1DK・LDK 4,875 109.95 4,401 40.02
2DK・LDK 6,384 110.71 6,858 61.95
3DK・LDK 6,863 87.73 6,475 73.80
4DK・LDK 649 65.16 6,139 94.20
5DK・LDK以上 14 37.94 5,281 139.20

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表17-②|東日本不動産流通機構

東京都で最も成約件数が多い間取りは3DK・LDKで、6,000万円台で取引されていることが分かります。

また、5D・LDK以上は需要の低さからか、成約件数が極端に少なくなっています。

面積別のマンション売却相場 

面積 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円)
~20㎡ 743 71.20 1,224
~40㎡ 2,917 95.59 2,854
~50㎡ 2,083 97.35 4,315
~60㎡ 3,373 99.25 5,486
~70㎡ 3,785 94.46 6,125
~80㎡ 4,348 97.17 7,161
~100㎡ 2,109 97.79 8,451

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表13-②|東日本不動産流通機構

当然のことながら面積が広くなるにつれて価格が上昇しており、20㎡以下は1,224万円ですが、100㎡までいくと8,451万円に達しています。

一方、m²単価は一定面積以上では90万円台後半になります。中でも60㎡前後が99.25万円と最も高く、100㎡近辺でも97.79万円とやや高めの水準を保っています。

築年数別のマンション売却相場

築年数 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円) 専有面積(㎡)
~築5年 1,929 137.68 8,199 59.55
築6~10年 2,972 120.48 7,608 63.15
築11~15年 2,453 107.01 6,873 64.23
築16~20年 2,779 97.79 6,485 66.31
築21~25年 2,215 89.46 5,963 66.66
築26~30年 1,203 71.80 4,376 60.95
築31年~ 5,489 62.36 3,193 51.20

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表15-②|東日本不動産流通機構

一般的にマンションの築年数が浅いほど、価格相場とm²単価が高い傾向にあります。

築5年以内のマンションは平均価格が8,199万円で、m²単価も137.68万円と最も高い水準です。

一方、築31年以上のマンションになると平均価格は3,193万円、m²単価は62.36万円と大幅に下がっています。

東京都内のマンション売却相場の今後の推移予測

2025年現在、東京都内のマンション売却価格は上昇傾向にあります。しかし、この上昇基調がいつまで続くかは分かりません。売却すべきタイミングは物件や個々の事情によって異なるためものの、マンション売却を検討しているのであれば、一般論としては今は「売り時」だといえます。

国土交通省の不動産価格指数を見ると2013年以降、マンション売却相場は右肩上がりに上昇を続けており、2008年からのデータと比較すると過去最高値となっています。

※出典:不動産価格指数|国土交通省

なお、不動産価格指数とは、年間約30万件の不動産取引価格データをもとに、その動向を指数化したものです。

2024年7月時点では、住宅総合が137.8、マンションが202.2、一戸建てが115.6でした。こうしたマンション価格上昇の背景には、建設コストの上昇や円安による海外投資家の増加などがあります。

続いて、東京都全体のマンション売却相場を以下の表にまとめました。

年度 件数(件) ㎡単位(万円/㎡) 価格(万円) 専有面積(㎡)
2019年 20,016 70.67 4,279 60.55
2020年 18,654 73.33 4,512 61.53
2021年 20,369 80.67 4,879 60.48
2022年 18,854 90.14 5,333 59.16
2023年 19,465 95.38 5,678 59.53

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度 表1-②|東日本不動産流通機構

東京都のマンション売却相場は直近5年間で約1,400万円も上昇しており、過去最高値であることが分かります。

また、不動産価格に影響を与える要素として人口の推移が挙げられます。なぜなら、人口が増加すれば住まいの需要が増え、減少すれば需要が低下する可能性があるからです。結果的に、これらがマンション価格に影響を与える可能性は高いと考えられます。

住民基本台帳による東京都の世帯と人口:毎年』によると、東京都の人口推移は以下のとおりでした。

年度 2020年1月 2021年1月 2022年1月 2023年1月 2024年1月
人口 13,834,925人 13,843,525人 13,794,933人 13,841,665人 13,911,902人

※参考:住民基本台帳による東京都の世帯と人口:毎年|東京都の統計

東京都の人口推移を見ると、すでにピークを迎えつつあるようにも見えます。

さらに、2024年3月19日に日銀がマイナス金利政策の解除を決定しました。

現時点では大きな変化は見られないものの、今後は利上げに伴い住宅ローンの変動金利がゆるやかに上昇していく見通しです。変動金利の上昇が進むと、購入希望者の減少によりマンション売却相場が下がっていく可能性もあります。

変動金利は低金利が特徴のため、マンション売却を検討しているなら、利上げの影響が少ないタイミングが売り時といえるでしょう。

東京都内のマンション売却相場を自分で調べる方法

ここでは、東京都内のマンション売却相場を自分で調べる方法を紹介します。

  • 不動産情報ライブラリ
  • レインズ・マーケット・インフォメーション
  • 不動産ポータルサイト

不動産情報ライブラリ 

不動産情報ライブラリは、国土交通省が運営する不動産取引に関する情報を提供するWebサービスです。以前は『土地総合情報システム』として知られていましたが、現在はより幅広い不動産情報を網羅し、使いやすく改良されています。

サイト上では、全国の取引価格や地価公示・地価調査、防災情報(ハザードマップ)、人口情報、周辺施設情報など、さまざまなデータを地図上で一括して確認することが可能です。

不動産取引を検討している人や業界の専門家にとって、価格の透明性や市場の傾向を把握するのに役立つでしょう。

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▶︎【国土交通省】不動産情報ライブラリとは?特徴や使い方を徹底解説

レインズ・マーケット・インフォメーション 

レインズマーケットインフォメーションは、国土交通省指定の不動産流通機構が提供するサービスで、過去1年間の成約事例を閲覧できます。

このサービスでは、地域や沿線、最寄駅、駅からの距離など、物件エリアを細かく指定して検索が可能です。成約価格や物件の広さ、間取り、築年数などの情報を確認できるため、物件の相場や市場動向を把握するのに役立ちます。

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不動産ポータルサイト 

不動産ポータルサイトには、現在売りに出されている物件情報が掲載されています。

広さや間取り、築年数などの条件を絞り込んで検索することで、売却を検討している物件に似た物件の売出価格を確認できます。

ただし、表示されているのはあくまで売り出し価格であり、実際の取引が成立した価格(成約価格)とは異なる点に注意が必要です。

なお、ホームズのプライスマップは、過去の不動産取引価格を地図上で簡単に確認できる便利なツールです。全国の物件の成約価格や周辺エリアの相場を視覚的に把握でき、マンション売却や購入の判断に役立ちます。

地図上でエリアを選ぶだけで、近隣物件の価格帯や市場動向を把握できるため、売却価格を設定する際の参考にもなります。

地域の相場をしっかり理解し、適正価格での売買をしたい人は、ぜひ参考にしてください。

東京都内で高く売却できるマンションの特徴

ここでは、東京都内で高く売却できるマンションの特徴を紹介します。

  • 設備が整っているマンション
  • タワーマンション・デザイナーズマンション
  • 人気のエリアに立地しているマンション
  • トレンドやニーズにマッチしているマンション
  • 災害時に影響を受けにくいマンション

設備が整っているマンション 

設備が充実しているマンションは買い手にとって魅力的であり、売却価格が高くなる傾向にあります。

近年のマンション購入者は、快適で便利な生活を送れる設備に価値を感じている傾向にあります。特に、セキュリティシステムやオートロック、ラウンジといった共用施設がある物件は人気が高くなるでしょう。

また、宅配ボックスが備わっている物件は、共働き世帯や一人暮らしの人にとって利便性が高く、売却価格にプラスの影響を与えます。

設備が整っているマンションは生活の快適さを提供し、高く売却できる可能性が高まるため、購入者にとって魅力的な物件だといえるでしょう。

タワーマンション・デザイナーズマンション 

タワーマンションやデザイナーズマンションは、外観やブランド力から高い売却価格を期待できます。

タワーマンションは眺望が良く、上層階からの景色を楽しめることが魅力で、特に東京のような都市部ではステータスシンボルとしても人気です。

一方、デザイナーズマンションは、一般的なマンションとは異なる個性的なデザインや質の高い内装が魅力で、こだわりを持つ購入者からの需要が高くなります。

タワーマンションやデザイナーズマンションはデザイン性やステータス性により、一般的な物件に比べて高額で売却される傾向があり、資産価値の維持も期待できるでしょう。

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▶︎売却益1,000万円超が半数以上も「もっと高く売れたかも」の後悔もータワマン売却に関する意識調査結果レポート

人気のエリアに立地しているマンション 

人気エリアに立地するマンションは需要が高く、売却価格が高くなる可能性があります。

交通の便が良い場所や商業施設が充実しているエリアは住環境が整っており、多くの人が住みたいと感じるためです。

例えば、東京都心の港区や渋谷区、新宿区といったエリアは常に高い需要があり、物件価格も安定して高値がつきやすい傾向にあります。また、駅近の物件は利便性が高く、特に徒歩5分以内の物件は希少価値があるため、売却価格にもプラスの影響があります。

トレンドやニーズにマッチしているマンション 

トレンドやニーズにマッチしたマンションは、高い売却価格が期待できます。

現在の住宅市場では、買い手のニーズが変化し続けています。例えば、リモートワークが定着したことで、仕事がしやすい間取りや防音設備が求められるようになっています。

また、エコ意識の高まりから省エネ設備や、スマートホーム機能を備えた物件も人気です。 トレンドに合ったマンションは他の物件と差別化され、高値で売れる可能性が高まります。

災害時に影響を受けにくいマンション 

日本は地震や台風などの自然災害が多いため、災害に強いマンションは特に人気です。

災害リスクが低い地域に立地していることや、耐震・免震構造が採用されていることは、物件の資産価値を高める要因となります。

特に、新耐震基準を満たしているマンションは売却しやすくなります。新耐震基準は震度6強〜7クラスの地震でも崩壊・倒壊しないレベルの耐震基準であり、旧耐震基準に比べると耐震性が上がっています。

ハザードマップを活用して、洪水や土砂災害の危険が少ないエリアを選ぶことも重要です。

東京都内でマンションを高く売却するコツ

東京都内でマンションを高く売却するためには、いくつかの重要なポイントを押さえることが重要です。ここでは、東京都内でマンションを高く売却するコツを紹介します。

  • 余裕のあるスケジュールを立てる
  • 高く売れやすい時期にあわせる
  • 複数の不動産会社に査定を依頼する
  • マンション売却を得意とする不動産会社に依頼する
  • 査定価格の根拠を見極める

余裕のあるスケジュールを立てる 

東京都内でマンションを高く売却するには、余裕のあるスケジュールを立てることが重要です。

マンション売却は査定から始まり、内覧や契約、決済・引渡しなど、多くのステップを踏みます。焦って売却活動を行うと価格交渉で不利になりやすく、安く買い叩かれかねません。

実際、マンション売却を開始するために不動産会社に査定を依頼し、売却活動を進めるだけでも数週間から1ヶ月ほどの時間がかかります。成約までには通常、3ヶ月程度を要します。

さらに、売却が決まっても買主の都合が合わない場合には手続きが長引きがちです。したがって、余裕を持ってスケジュールを立てることが、スムーズかつ高い価格での売却を実現するための鍵となります。

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高く売れやすい時期にあわせる 

マンション売却に適したシーズンは、新生活が始まる前の1〜3月や、人事異動が起こりやすい9〜10月です。以下は、東日本流通機構が公表している東京都のマンションの成約件数をまとめたものになります。

月(2023年) 中古マンションの成約件数
1月 1,374件
2月 1,691件
3月 1,867件
4月 1,559件
5月 1,445件
6月 1,709件
7月 1,754件
8月 1,313件
9月 1,761件
10月 1,774件
11月 1,584件
12月 1,634件

※参考:月例マーケットウォッチ|東日本不動産流通機構

上記の表からも分かるとおり、3月と10月は他の月に比べて成約件数が高く、売却に適したタイミングだと考えられます。

複数の不動産会社に査定を依頼する

複数の不動産会社に査定を依頼することで査定価格を比較しやすくなり、物件の適正価格を把握する助けになります。各社の査定価格の根拠や販売戦略を比較することは、最適な不動産会社を見つけるのに有利です。

ただし、自社で売却を依頼してもらうために、相場からかけ離れた高い査定価格を提示してくる場合もあります。そのため、査定価格の高さだけで不動産会社を選ぶのは、なるべく避けたほうが良いでしょう。結果的にマンションが売れなかった場合、しばらくしてから値下げを提案されることが一般的です。

マンション売却を有利に進めるためには、複数社に査定を依頼することはもちろん、自分自身でも相場を調べ、査定価格の根拠や営業担当者の人柄なども確認することが大切です。

実際、ホームズが東京圏のマンション売却経験者を対象に2025年に行った調査によると、複数社に査定依頼をした人の方が多くの売却益を手にしていることがわかっています。

査定依頼社数 平均売却益(万円)
1社 576
2~3社 690
4社以上 746

参照:【2025年実施】経験者500人に聞いたマンション売却に関する意識調査レポート

ホームズの一括査定では、全国約4,500社(2024年11月時点)の提携不動産会社から査定依頼できる会社を選べます。不動産会社の特色・強みなどもチェックできるため、自分にあった不動産会社を見つけることが可能です。

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マンション売却を得意とする不動産会社に依頼する 

不動産会社によって得意のエリアや物件種別は異なるため、マンション売却を得意とする不動産会社に依頼することが大切です。

例えば、マンション売却に特化した不動産会社は、過去の売却事例や地域の相場に精通しています。そのため、最適な販売戦略を提案してくれたり、既に見込み客を抱えていたりすることが少なくありません。

加えて、広告活動や内覧時の対応、交渉力なども重要な要素となり、売却価格に直接影響します。不動産会社のホームページから取引実績などを確認し、マンション売却が得意かどうかをチェックしましょう。

査定価格の根拠を見極める 

不動産会社にマンションの売却を依頼する場合、査定価格の根拠を見極めることが重要です。

査定価格は物件の立地や広さ、築年数、周辺環境などの要素を基に算出されますが、不動産会社によって価格が異なることは珍しくありません。

査定価格が高すぎる場合は、相場から大きくかけ離れていることがあり、最終的には値下げを余儀なくされることもあります。査定価格が高い理由が納得できるものであるかを、慎重に見極めましょう。

また、査定価格の妥当性を判断するために自分でも相場を調べておくことが大切です。

マンションを売却した人の体験談

ここでは、ホームズが首都圏のマンション売却経験者に対して独自に実施した調査をもとに、マンションを売却した人の体験談を紹介します。

  • 売却を検討し始めたタイミング
  • 売却完了までの期間
  • 売却で困ったこと
  • 売却の際に気をつけるべきこと
  • 東京都のマンション売却経験者からのアドバイス

売却を検討し始めたタイミング 

アンケート結果によると、マンションの売却を検討し始めるタイミングとして、「次の住まいの契約をしてから」という人が最も多いことが分かりました。

※参考:首都圏の売却経験者に聞いた!目的・期間・困りごと・満足度…不動産売却に関するデータをまとめて紹介|LIFULL HOME'S

「次の住まいの契約をしてから(33.5%)」と「契約はまだしていないけれど次の住まいを決めてから(25.3%)」を合わせると、58.8%の人が次の住まいを決めた後に売却の検討を始めていることが分かります。

一方、一戸建ての場合は過半数の人が次の住まいが決まる前に売却の検討を始めたと回答しています。マンションの場合、比較的売却が速く進みやすいため、売却前に新居を決めるケースが多いと予想されます。

売却完了までの期間 

アンケート結果によると、売却完了までの期間はマンションで6.34ヶ月でした。

※参考:首都圏の売却経験者に聞いた!目的・期間・困りごと・満足度…不動産売却に関するデータをまとめて紹介

物件種別 売却にかかった期間(平均)
全体 7.36ヶ月
マンション 6.34ヶ月
一戸建て 7.67ヶ月

不動産全般で見ると、不動産会社に初めて連絡してから買い手との売買契約が完了するまでの期間は、「6ヶ月~1年未満」が28.2%で最も多く、次いで「3ヶ月~6ヶ月未満(24.3%)」「3ヶ月未満(19.6%)」と続きます。

「3ヶ月〜6ヶ月未満」と「3ヶ月未満」を合わせると43.9%となり、約半数の人が6ヶ月以内に売却を完了していることが分かります。

なお、物件種別ごとに見ると、マンションより一戸建てのほうが売却にかかる期間は長くなっています。

マンションのほうが早く成約しやすい理由は、需要の高さと価格帯の明確さが主な理由です。都市部では、マンションの利便性から幅広い層に需要があり、特に駅近や商業施設の多い立地は人気があります。

価格も一戸建てより比較的安定しているため、買い手が資金計画を立てやすく、購入を決断しやすい点も早期成約の要因といえるでしょう。

売却で困ったこと

アンケート結果によると、売却で困ったことの1位は「売却金額の相場感が分からなかったこと(20.4%)」でした。

順位 内容 割合
1 売却金額の相場感が分からなかった 20.4%
2 買い手がなかなか見つからなかった 18.4%
3 法律に関する知識が足りなかった 17.4%
4 お金に関する知識が足りなかった 15.0%
5 何から始めればよいか分からなかった 14.8%

※6位以降は省略
※参考:首都圏の売却経験者に聞いた!目的・期間・困りごと・満足度…不動産売却に関するデータをまとめて紹介

また、「買い手がなかなか見つからなかった(18.4%)」「法律やお金に関する知識が足りなかった(17.4%)」といった意見も見られています。

上記の結果から、マンション売却者の多くが「情報不足」によって困難に感じていることが分かります。特に「売却金額の相場感」や「法律・お金に関する知識不足」は、適切な価格設定や手続きに不安を抱かせ、スムーズな売却の妨げとなる要因です。

また、「買い手が見つからない」や「何から始めればよいか分からない」という悩みは、手続きに対する具体的なサポートが不足していることを示唆しています。

これらの点から、自分にとって最適な不動産会社のサポートや情報提供が売却者の安心につながると考えられます。

売却の際に気をつけるべきこと 

アンケート結果によると、売却の際に気をつけるべきことの1位は「余裕のあるスケジュールを立てる(35.3%)」でした。

順位 内容 割合
1 余裕のあるスケジュールを立てる 35.3%
2 不動産会社に任せきりにせず、自分でも情報収集する 31.6%
3 不動産会社の言うことが正しいかどうか判断できるようにする 31.2%
4 価格や担当者を、複数の不動産会社でしっかり比較する 30.8%
5 売れないからといって安易に価格を下げない 28.2%

※6位以降は省略
※参考:首都圏の売却経験者に聞いた!目的・期間・困りごと・満足度…不動産売却に関するデータをまとめて紹介

また、「不動産会社に任せきりにせず、自分でも情報収集する(31.6%)」「不動産会社の言うことが正しいかどうか判断できるようにする(31.2%)」といった意見も見られています。

上記の結果から、マンション売却時には「主体的な姿勢」と「慎重な判断」が求められることが分かります。余裕のあるスケジュールを立てることで、売却価格の安易な妥協を避ける意識が反映されています。

また、情報収集や複数の不動産会社との比較をする姿勢が、適正価格や信頼できる担当者の選定につながりやすく、売却リスクの軽減にも役立ちます。

不動産会社の発言や提案を鵜呑みにしすぎず、自身での調査や判断力も重視することが、満足度の高い売却結果を得るポイントだといえるでしょう。

東京都のマンション売却経験者からのアドバイス

以下では、ホームズが実施したアンケート調査における売却経験者から検討者へのアドバイスを紹介します。

・30代女性(東京都中央区・2016年築のマンションを売却)

売却する不動産の相場をきちんと把握すること。そのために、ネットを利用したり、信頼できる不動産会社に相談したりする。

また、売却金額の最低ライン(借り入れがある場合、どこまでだったら負債が出ないか、または負債をカバーできるか)を事前に計算して販売担当者に事前に伝えておくとスムーズ。

参照:住まいの売却データファイル・売却体験談

・60代女性(東京都港区のマンションを売却)

どれくらいでの売却が妥当か相場を明確に把握しておく。
売却時の手数料等諸経費を把握しておく。
全て自分の希望通りの条件で売却できることはなかなかないのでどこまで譲歩できるか等妥協点も考えておく。

参照:住まいの売却データファイル・売却体験談

40代男性(東京都新宿区・2007年築のマンションを売却)

何事も早め早めに相談しておくと諸事上手くいくとアドバイスしたい。

参照:住まいの売却データファイル・売却体験談

東京都内のマンション売却相場を把握して早く・高く売ろう

東京都内のマンションを早く・高く売却するためには、相場を把握することが重要です。

適正な相場を知ることで売却価格の設定がしやすくなり、買い手が見つかりやすくなる効果があります。また、タイミングや不動産市場の動向も影響するため、最新情報を収集しながら進めるとスムーズです。

特に、タワーマンションなど資産価値が高い物件では、慎重な査定が必要になります。

複数の不動産会社に査定を依頼する際はホームズの不動産一括査定をご検討ください。全国各地の大手から中小・地元密着型まで、約4,500社以上(2024年11月時点)の不動産会社と提携しており、自分にあった不動産会社を見つけることが可能です。

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記事執筆・監修

新川 優香(あらかわ ゆうか)

大学卒業後、不動産仲介業務に従事し売買を経験。現在は不動産賃貸の事務職に従事。不動産売買仲介から賃貸仲介、物件管理に関わる執筆経験もあり。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、FP2級の資格を保有。