今回のイベントの「エコルール」

年末に向けて、少しずつ準備が始まる中、いつもより長い休みがあると何かに挑戦したくなる。例えば「DIY」に挑戦しようと思ったり、お片付けして「エコ」につながらないかと考えてみたり。

そんな行動的な人の為に少しヒントになりそうなイベントが大阪万博公園で11月初旬に開催された「第20回ロハスフェスタ」。「身近なことから楽しくおしゃれにエコしましょ!」と題されたこのフェスタには約400近いショップやイベントブースが出店した。エコを実感させるイベントのルールについて少し紹介したい。

<イベントのルール>
・使い捨てにNO
 食べ物を購入する際に必要なお皿やカトラリーは可能な限り持参。
 持参者には特典があったり。持参していない人は食べ物を購入する金額に100円プラスで
 食器を購入し、戻す事で50円戻ってくるルール。

・食器洗い場登場
 お皿やカトラリーを持参する人が多いので、食器洗い場が登場。何度も洗って、食べたい
 物を食べられる。

・マイボトル持参で給水
 食器と同様に、マイボトルも持参を呼びかけ。通常自動販売機で飲み物を購入するが、
 マイボトルを持参して500ml100円で給水できるシステム。

などなど楽しみながらエコについて実感できる企画がもりだくさんだった。
またDIYについても様々なものが展示、実演されていた。イベントを通して体感したことを年末の掃除のときに活かしたい。

大阪万博公園で開催されたロハスフェスタ大阪万博公園で開催されたロハスフェスタ

住宅の「エコ」、DIYの取り込み

通常の「賃貸」だとDIYが禁止の住宅が多いのが現状だ。その中で一部のURの物件であれば、ルールに沿ったDIYであれば現状回復義務が免除される。URブースでは、ルール内で可能なDIYについて紹介していた。
壁紙貼りのレクチャーやDIY製作のワークショップ。来場者はDIYの楽しさについてふれていたようだ。

<URのDIYはこんな事ができる>(一部ご紹介)
・フローリングに変身
畳やフロアの上にフローリングを敷くシステム、カビの発生を防ぐ不陸調整シート敷き、その上に天然木風のフローリング敷く。張替えではないので作業も簡単。

・ふすまの柄をシートで変身
ふすまの上からシートを貼って、部屋のインテリアや壁紙に合わせて変更。これで部屋の部分的に浮いたインテリアも解消できる。

・壁を珪藻土に変身
既存クロスの上に調湿機能で健康にも良い珪藻土を塗って部屋のイメージを大変身。自由に塗れて、上手にできなくても味がでてオリジナル感がとても良い。

他にもキッチンカウンターやシューズボックスを自分で作ったり、キッチンの面材にシートを貼ってイメージ変えることも可能だ。
こうしたDIYは、年末の家整理の時にも活用できるため是非とりいれたい。

また、ブースではDIY可能なUR賃貸を紹介し、そちらにも関心を持つ人は多くいた。

「賃貸」だとどうしても、気を使って自由に住めない。そんな賃貸住宅でも「自由に住める」となると、愛着もわく。また、お家の購入までの「つなぎ」だとしてもとても満足いく暮らしも夢じゃないと思った。大事な家だから空き家のまま痛んでいくより、誰かが住んで生かしていく事、今ある物で暮らせる事がおおきな「エコ」だと考える。

URのブースURの団地でDIY可能な団地を紹介URのブースURの団地でDIY可能な団地を紹介

物について教わる「エコ」

古着や食器、植物の販売、リサイクルの家具や雑貨など様々なエコに関する商品が並んでいた。その中でも気になった部分をご紹介。

・「エピソードタグ付き」物々交換
無料で参加可能。家にある使わなくなった服や本、CDなどを持参する。そして、自分も気に入った物があれば何点でも持ち帰る事が出来る。ここでのポイントは「エピソードタグ」を必ず付ける事。自分が持参した物に関するエピソードや思い、持って行ってくれる方へのメッセージを手書きで書いて、タグ付けする。
「タダ」だからという思いで、お気に入りの物を持って帰っても、ふと家に帰ると「なぜこれにしたのかな?」と考えてすぐにいらなくなってしまう事も、このタグがあれば持ち主の思いを考えて大切にしたり、持ち帰るときにも改めて持ち帰る責任を考えるきっかけになってとてもいいと思った。

・てんぷら油でバイオディーゼル燃料に、廃油でキャンドル製作
使用済みのてんぷら油は今ではバイオディーゼル燃料として生まれ変わる開発もされている。そのてんぷら油の回収も現地で行われていた。実際に、ロハスフェスタ会場内で使用する発電機の燃料にも使用されていた。燃料以外にもカラフルなキャンドルにも生まれ変わる。廃油は今やとても大事な燃料となる為、様々な開発が進んでいる。それを今回身近に感じられる機会になっていた。他にも廃油のリサイクルでカラフルでかわいいキャンドルに生まれ変わる体験ができたり、大切な資源だと感じた。
 
他にも牛乳パック回収など様々なリサイクル活動が紹介されていた。

年末には多くのゴミを出して自分はすっきりするかもしれないが、ゴミをゴミだけに終わらせずに、生まれ変わらす方法もあると思う。最終ゴミの日をチェックするのは大事だが、上記のように少しエコにつながる方法も一緒にチェックすると良いと思う。

モノのリサイクルがたくさん出展しているモノのリサイクルがたくさん出展している

「整理」から考える「エコ」

今回のイベントで感じた「エコ」、物はすべて資源であり、物を大切にする気持ちだと思う。

「整理する」というイメージから「モノを減らす」=「モノを捨てる」⇒「もったいない」という事が言われているが、最初からすべてを「捨てる」という事ではない。「捨てる」という結論になってしまうモノは「今自分にとって必要でないもの」になる。つまり、必要なモノしかモノを持たないという意識が大事だ。その意識はどこまでさかのぼるかというと、モノを買うとき、もらうときにさかのぼる。

そもそも何かを買うときに「捨てる」事を意識してモノを買う人はいないだろう。
「かわいい」「おもしろそう」「無いから欲しい」など買うときには何か理由をつけて、買う。でもそれは最終的にはその「モノ」にとっては良い結論にならない可能性もある。そこまで考えて「モノ」を買ったり、もらう必要がある。だから「タダだから」という事も理由をつけたにすぎない、「タダ」でも家に持ち帰れば置き場所が必要で特に使わなければ捨てる事になる。そうするとゴミを持ち込んだという結論になる。

だから、家に持ち帰る前に「本当に今必要か?」「何かで代用できるのでは?」などきっとモノが欲しいだけで、本当なら皆さん知恵があるのでどんな道具でもだいたいはこなせるはず。改めて、家や自分にとって必要なモノを見極める事がとても大事だと思った。

それが形として自然に「エコ」につながる。「捨てる」モノが無いのだから、そもそも「捨てる」とは無縁で「もったいない」という考え事もない。
「DIY」で生まれ変わる事もできる。年末に整理をしながら、そんな事も思いながら取り組むと新しい何かが見つかるかもしれない。

2013年 12月23日 17時10分