重曹を使ったお掃除方法とは?

新しい年がはじまり、あっという間に1ヶ月が経過した。去年の大掃除のときには「来年こそ毎日整理収納するぞ!」と意気込む人も多かったのではないだろうか?掃除は日々の積み重ねなので、毎日5分間だけでも積み重ねていけば、汚れない家が完成する。しかし、そうは言ってもできないのがホントのところだと思う。
長い間放置して汚れが付いてしまったとき、どんな対策が必要なのか。今回、注目したいのが「重曹」。ベーキングパウダーなどで使われている粉末だ。

今回は、そんな普段のお掃除に「重曹」を取り入れて、きれいなお部屋を保つための「お掃除方法」について説明したい。

そもそも重曹って何?

重曹は人体には無害で、食品添加物・医薬品としても古くから利用されており、長期保存も可能。昨今は掃除にも使えると注目を浴びている重曹は人体には無害で、食品添加物・医薬品としても古くから利用されており、長期保存も可能。昨今は掃除にも使えると注目を浴びている

そもそも重曹とは何なのだろうか?

重曹とは「炭酸水素ナトリウム」、「重炭酸ソーダ」とも呼ばれるごく弱いアルカリ性の物質だ。人体には無害で、食品添加物、医薬品としても古くから利用されている。粒子が細かく水に溶けにくい性質を持っており、加熱すると分解して炭酸ガスを発生するのが特徴だ。

長期保存が可能であり、昨今掃除の際に便利に利用できるので注目を浴びている。しかし、お掃除だけでなく、お料理の「ふくらし粉」として利用されたり、血管を拡張して血行促進する働きがあるので入浴剤として利用されたりしている。

特徴をまとめてみると…。
① 粒子が細かく水に溶けにくい
② 酸性物質の匂いを中和して消す
③ 油を分解する効果
④ 弱アルカリ性
⑤ 加熱すると二酸化炭素を出す
⑥ 電子の受け渡し効果

重曹の「得意なこと」は?

油汚れを浮かせるだけでなく、消臭効果も期待できる。頑固な汚れになってしまう前に試すとより効果的油汚れを浮かせるだけでなく、消臭効果も期待できる。頑固な汚れになってしまう前に試すとより効果的

①磨き粉・クレンザーになる
<重曹の性質>
 粒子が細かく、水に溶けにくい
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 食器などにつくとれにくい茶しぶや湯垢
→粉状のままふりかけて、こすり洗いする

②消臭・脱臭効果を発揮
<重曹の性質>
 酸性物質の匂いを中和して消す
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 冷蔵庫、生ゴミ、靴箱、排水溝
→入れ物に重曹を入れ、ふたをせずに置いておく

 まな板や魚焼きグリル
→粉状のまま振りかけて、たわしでこする

③油汚れを浮かす
<重曹の性質>
 油を分解する石鹸効果
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 レンジフードやガスレンジ周り
→重曹をふりかけてからしばらくなじませておき、布や紙でふきとる
 頑固な汚れになる前に試すのがコツ

④お掃除用洗剤の代用に
<重曹の性質>
 弱アルカリ性で汚れを落とす
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 住まいの各所
→重曹をふりかけて優しくこする
 適度にやわらかく、粒子が細かいので傷つけにくいが、こすりすぎや力の加減に注意しよう

⑤コゲを浮かす
<重曹の性質>
 加熱すると二酸化炭素が発生する
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 コゲついた鍋
→重曹と水を鍋に入れて熱すると二酸化炭素の泡が発生し、コゲを浮かせることができる

⑥硫化した銀をもとに戻す
<重曹の性質>
 重曹がアルミと銀の電子を受け渡す役目をする
<性質を生かしたお掃除場所・もの>
 カトラリーのくもり取り
→薄いトレイやパッドにアルミ箔を敷き、沸騰したお湯に重曹を入れて銀製品を入れて一晩ひたしておく

リバウンド無しの為の日常お掃除ポイント

汚れに気づいたら拭き取る、これだけでキレイを持続できる汚れに気づいたら拭き取る、これだけでキレイを持続できる

「お掃除」として時間を確保するのは結構大変だ。
掃除機かけに30分、お風呂に20分、トイレに10分…掃除をするだけであっという間に数時間、なんてこともある。
汚れは放置するほど頑固な汚れになり、余計な掃除時間が増えていく。常日頃から「気づいた時」のサッとひと拭きができれば、汚れもたまりにくい。お掃除不要の場所も増えてぐっと楽になることだろう。

【3ポイントでかんたんにキレイを手に入れよう】

■汚れはすぐに拭き取る
大事なのは「拭き掃除」。キッチンや窓、洗面など生活しているだけで汚れる場所だ。いつも近くにすぐに拭ける布巾を用意しておいて、汚れたら「拭く」。これが掃除の一番重要な作業である。
トイレも使って汚れが気になる前にブラシでコシコシ。入浴時もトリートメントをしている間に鏡を磨く。日々の積み重ね、「汚れているなぁ」と気付いた時にささっと拭いてしまおう。

■下にモノは置かない
下にモノを置くと隙間にホコリがたまり、積み重なって何が隠れているのかわからなくなる。その上、掃除機をかけるときには全部移動させる必要がある。動かすだけでも時間がかかり、また元に戻しながら掃除機をかけるのはとても非効率である。下にモノを置かないだけでお部屋もすっきり見える。

■帰宅後に疲れを倍増させない
帰宅後に家が散らかっていると、仕事で疲れて帰ってきたところにダメージが倍増する。やはり家ではゆっくり心地よい時間を過ごしたい。疲れを倍増させないためにも「朝」の整理はとても大事である。ただでさえ慌ただしい朝なので「整理している時間は無い!」というのはごもっともである。「整理」というよりは「もとに戻す」という事だけでも徹底したい。動線とモノの配置を考えて、効率的に身支度ができるようにインテリアや収納場所を変えるのも一つの手だ。あとは「このままでは帰宅したときの疲れが倍増する」と思うシチュエーションを減らすのがポイントだ。家を出る前に振り返って、履いていない靴は靴箱に戻す、傘は傘立てに入れる。スリッパを揃えるだけでも良い。


「今年こそ!キレイをキープするぞ」と気合を入れてスタートダッシュしても、ダイエットと同じくリバウンドが来るのは怖いものだ。ほどよく、無理が無く、長続きできる方法ではじめよう。

2015年 02月13日 11時11分