役割を変え、商店街を活性化させる
地域住民の生活を支えてきた商店街だが、近年、多くの店舗が営業をせずにシャッターを下ろしたままとなってしまった、いわゆる“シャッター商店街”が全国で増加している。
背景には、店舗経営者の高齢化による後継者不足、店舗に集客ができない等の原因がある。
大型スーパーやコンビニが増加し、さらにはインターネットで様々な物が買えるようになり、「消費の場」としての商店街の価値は相対的に下がってしまっている。店舗の集客や売上が見込めなければ、後継者を見つけることも難しいだろう。
消費の場としての価値が下がっているならば、柔軟に役割を変えることで、シャッター商店街の再生につなげることができるのではないか。本特集では、衰退した商店街を「住む・働く・集う場」という視点で再生を目指している事例をピックアップした。
例えば商店街の建物は店舗としての役割だけでなく、自宅として「住む場」にも、オフィスとして「働く場」にも変えることができる。これにより商店街に人が増えれば、既存の店舗の売上にも良い影響を与えるはずだ。
視点を柔軟に変えることで、商店街の役割を変え、再生の可能性があることをぜひ知ってほしい。
【オンラインセミナー情報】
シャッター商店街を「住む・働く・集う場」へ
~油津商店街・寿通り商店街の事例から~
2023年9月26日 (火)18:00~19:30
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