この際、「大掃除」を利用して整理をはじめましょう。
キーワードは「3秒ルール」

大掃除を利用して整理をはじめよう大掃除を利用して整理をはじめよう

時はすでに11月、ぼちぼち年末が頭をよぎる。忘年会に浮かれる反面、住宅の大掃除や年末年始の準備で気が重たくなる時期だ。「大掃除」は年末行事だからといって、まだまだ先と考えているのはNGだ。「大掃除」が「小掃除」程度に済むように、この11月中から着々と「整理」を始めて準備をする必要がある。

大事な事は、「ものを減らす」という事。今回はよくある「洋服の整理」だけでなく、家中のありとあらゆる場所がターゲットとなる。キッチンのまわり、洗面所、TVボード、机の引き出し、靴箱....すべての場所を少しずつものの中身を確認して、ものを減らしていく。「引越し時だからこそ整理をして、ストレスなく新居を楽しもう」の記事でも「ものの減らし方」として「ナシ×場所」を簡単に説明したが、「ナシ×場所」の方法を活用した上ですべての場所を年末までに「整理」する計画を立てると、スムーズにいくと思う。

前回のものに追加する点としては、「3秒ルール」。
「使う」「使わない」の判断をする時間が「3秒」という事。いつも使っていれば「使う」の判断は瞬時にできるはずだが、「使わない」に分別された中でも多少気になる物があれば、それは「気になるもの」としてグルーピングして、次回に持ち越した方がいい。「使わない」と少しでも頭をよぎった物は「使わない」グループとして、この機会に思いきって手放してみよう。

「不明地帯」をつくらない為に、収納の配置を改めて見直す

アイロングッズの収納場所を考えようアイロングッズの収納場所を考えよう

「収納場所」は生活の導線と密接に関わっている。アクションをする場所に必要なモノを収納するのは当然だが、その場所をどこにするかを考える事がとても大切だ。

「収納場所」としての機能を失い、「不明地帯」となってしまった場所もある。この「不明地帯」とは、住所の無い物(収納する定位置の決まっていないモノ)が、迷子になったあげくモノが積み重なった場所のことをいう。

例えば、家事でアイロンがけをする場所をリビングと考える。リビングから一番遠い部屋のクローゼットの中を「収納場所」としてアイロングッズを置いた場合、毎回の出し入れが面倒になりリビングに置きっぱなしになったり、いつの間にかリビングの近くに出しっぱなしになっているということが起きる。これは「収納場所」との導線のミスマッチによって起きた結果だ。リビングはアイロングッズが置かれる不明地帯になっている。この場合、すぐに「収納場所」をリビングに近い場所に移動すべきだ。

このように、「収納場所」は生活導線から考えて何を収納すればよいかを計画立てて、ものの配置を決めることが大事だ。その考えで各「収納」には何を収納するのが導線として効率が良いか考え、必要な分だけを収納する。どこに、何が、どのくらいあるのか、がすぐに見てわかるようにする事で「不明地帯」は解消される。

「不明地帯」に一体いくら払っているのか?

その場しのぎで、空いている場所に物を収納していくと必ず「不明地帯」が生まれる。そんな不明地帯が家の中に点在し、場所を占拠しているとなると、一体いくらの家賃をその不明地帯に払っていることになるのだろうか?

具体的に計算してみると・・・。例えば、

■50㎡の家で家賃15万円。1㎡ = 3千円、家の中で不明地帯が3㎡あれば不明地帯分に費やされる家賃は約1万円。

家賃15万円の内、1万円が不明地帯のために支払っており、年間12万円もの金額が不明地帯に費やされていることになる。家選びの中で「収納」スペースを重視するのであれば、きちんと「収納」という機能を活かさなければ年間12万円は無駄になってしまう。そのためには、単にものを入れ続ける習慣はやめて、ものを「整理」をした上での収納が必要になる。

手の付けようが無くなる前に、この年末前の時間で少しずつ「不明地帯解消」に取り組もう。

大掃除に向けてのスケジュールが大事。でも、大まかでOK

大掃除に向けてのスケジュール計画は大切だが、整理や掃除が苦手な人は具体的に計画を立てすぎない方がいい。計画が崩れたときに立ち直れなくなるので、「大まか」に計画を立てていくといいだろう。計画を立てることが目的ではなく、今回は本気で実行することが大切なので、大まかで大丈夫だ。

例えば、今週はキッチンまわり、来週は、リビング・ダイニングなどなど一週間単位で年末まで計画を立てていくのがオススメである。そして、今週はキッチンと計画した週には、お料理中で少し時間が空いたときや食器洗いが終わった後のお片づけの際など、気づいたときに使ってないものは無いか?持ちすぎていないか?など考えて減らせるときに徐々に減らしていく方法が合理的だ。一週間後には「余計なものは無くなった!」と一箇所整理が完成したことになる。

一度に片付けて気持ちが一気にスッキリする方法もあるが、今回は年末という事であまりオススメしない。家中がターゲットなので一箇所ごとに時間が必要になり一回(一日)で嫌になる傾向があるからだ。ダイエットと同様、着実に少しずつ減らしたい。

「整理」は日々の積み重ねだが、忙しいとやはり「整理」だけに時間は避けない。ただ、この年末だけは少しだけ努力して一箇所ずつ計画立てて「整理」していけると、新たな気持ちと達成感で新年を迎えられそうだ。そして「今年は片付けられる自分になるかも」と思える。もう年末へのカウントダウンが始まっている。今からでも着手を始めよう。

2013年 11月18日 10時14分