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売却益1,000万円超が半数以上も「もっと高く売れたかも」の後悔もータワマン売却に関する意識調査結果レポート

その資産性の高さなどから近年、注目を集めているタワーマンション(地上20階建て以上)。

今回、LIFULL HOME’Sでは一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)および大阪府にある、自身もしくは配偶者名義のタワーマンションを過去5年以内に売却した経験を持つユーザーを対象にアンケートを実施しました。

この記事では、調査結果の中から売却したタワマンの購入時に決め手となったポイントや売却の検討を始めた理由、得られた利益額、売却で後悔した点などについて紹介します。

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もくじ

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半数近い人が、「いずれ売却すること」を前提に購入

まず、タワマン売却経験者に対象物件の購入目的を聞いたところ、「自宅用に購入した」という方が約8割でした。

自宅用に購入した人に対して、購入した当時の気持ちを聞いたところ、「ずっと住もうと思っていた」が36.8%、「いずれ売却しようと思っていた」が45.9%で、より多くの人が将来的な売却を視野に入れていたことが分かりました。

売却した物件を購入した際の決め手について、聞いてみたところ以下のような結果になりました。

順位 売却したタワーマンションを購入した際に「購入の決め手」となったこと 割合
1 最寄り駅までの時間 53.2%
2 生活の利便性の良さ(買い物・通院など) 49.0%
3 資産性の高さ 46.6%
4 間取り 43.6%
5 眺望の良さ 40.8%
6 最寄り駅が利便性の高い駅であること(ターミナル駅など) 38.2%
7 エリアの開発計画・将来性 36.8%
8 セキュリティの高さ 36.0%
9 高いステータス性 34.9%
10 耐震性 32.1%
11 物件の広さ 29.9%
12 管理会社の信頼性 29.8%
13 充実した室内設備 28.4%
14 充実した共用施設 27.6%
15 コンシェルジュサービス 25.1%
16 その他 1.6%
17 特にない 3.0%

※複数回答

購入の決め手になった条件については、「最寄り駅までの時間(53.2%)」が最も多く、続いて「生活の利便性の良さ(買い物・通院など)(49.0%)」となりました。これらは、タワマンに限らず一般的な住まい選びにおいても重視される条件だと考えられます。

一方で、「資産性の高さ(46.6%)」、「眺望の良さ(40.8%)」といった「タワマンならでは」の条件も重視している様子がうかがえます。また、「エリアの開発計画・将来性(36.8%)」や「高いステータス性(34.9%)」という回答からは、将来的に好条件での売却を期待する投資的な視点も持っていたであろうことが推測できます。

もっとも多い売却理由は「不動産価格が上がっていたから」

続いて、購入したタワーマンションを売却しようと検討し始めたきっかけについて確認してみましょう。

最も多かった回答は「不動産価格が上がっていたので高く売れそうだと思った(37.0%)」で、昨今の不動産の値上がり傾向を裏付ける結果となりました。

順位 売却を検討し始めたきっかけ 割合
1 不動産価格が上がっていたので高く売れそうだと思った 37.0%
2 家族環境の変化(同居・出産・結婚・離婚など) 31.4%
3 仕事環境の変化(転職・転勤・リモートワークなど) 22.8%
4 維持・管理費が高いと思った 18.9%
5 家族やご自身の高齢化 13.9%
6 資金が必要になった 13.4%
7 日常生活での不便を感じた(エレベーター、荷物の受取など) 11.1%
8 住宅ローンの支払いが厳しくなった 9.9%
9 近隣住民とのトラブル 8.1%
10 眺望が悪くなった 7.6%
11 居住者・名義人の死亡 7.2%
12 資産価値の下落 7.1%
13 その他 6.9%

※複数回答

一方で、「維持・管理費が高いと思った(18.9%)」、「住宅ローンの支払いが厳しくなった(9.9%)」という回答も上がっています。タワーマンションを購入する際には、こうしたデメリットともいえる点についても考慮する必要がありそうです。

6割近くの人が1,000万円以上の売却益の獲得に成功、ほとんどが住宅ローンを完済

売却によって得られた利益(売却益)について聞いたところ、80.1%が100万円以上の利益を得ているという結果になりました。

利益額は、個々の物件や市場の影響も受けるものですが、過去5年の間にタワマンを売却した人のほとんどが利益を得ているということになります。

「1,000万円以上」の利益を得た人が全体の6割近くおり、その中でも「2,000万円以上」が26.7%と、タワーマンションの高い資産性がうかがえる結果となっています。

また、売却時の住宅ローンの状況についても聞いてみたところ、タワマン売却者のうち、約半数が「売却時に住宅ローンが残っていた」と回答していますが、住宅ローンが残っていた方のうち、約9割が売却代金で住宅ローンを完済しています。

売却代金で完済できた 90.7%
売却代金では完済できなかった 6.7%
分からない・覚えていない 2.6%

(n=156)

半数以上が、「6ヶ月以内」に売却を完了

不動産売却において価格と並んで重要なのが、「売却にかかる期間」です。特に住み替えなどの場合は、次の住まいへの入居スケジュールなどの都合もあるため、短期間で売却できた方が良いと考えられます。

本調査において、「最初に不動産会社に連絡・接触をしてから、実際に買い主との売買契約が完了するまでの期間」についても聞いてみたところ、以下のような結果となりました。

3ヶ月未満 26.4%
3ヶ月以上6ヶ月未満 32.9%
6ヶ月以上1年未満 26.5%
1年以上2年未満 9.2%
2年以上 2.2%
分からない・覚えていない 1.7%
不動産会社に連絡・接触していない 1.0%

(n=311)

「3ヶ月未満」(26.4%)と「3ヶ月以上6ヶ月未満」(32.9%)の合計が59.3%と6割近い人たちが、6ヶ月以内に売却を完了させていることがわかります。

「6ヶ月以上1年未満」(26.5%)と合わせても85.8%となっており、ほとんどの人が短期間での売却を実現していることになります。

売却者の8割が売却に満足だったが…もっと高値で売れたかもという後悔も

多くの人が住宅ローンを完済し、売却益を手にしているためか、売却全体の満足度についても、「満足した(42.0%)」と「やや満足した(40.0%)」の合計が8割超となっており、タワマン売却経験者の多くが売却に満足していることがわかります。

一方、「満足しなかった(2.7%)」、「あまり満足しなかった(2.6%)」を合わせても5.3%と、満足していない売却者はごく少数です。

こうした結果を裏付けるように「タワーマンションの売却で後悔した点」についての質問でもっとも多かった回答は、「後悔した点はない」(36.1%)となっています。

順位 タワーマンション売却で後悔した点 割合
1 後悔した点はない 36.1%
2 もっと高い価格で売却できたかもしれなかった 33.8%
3 売却後にエリアの価値が高まった 20.7%
4 売却完了まで、想定より長い期間かかってしまった 14.1%
5 予想より多くの税金がかかってしまった 12.8%
6 売却での不動産会社の対応が悪かった 10.2%
7 相場よりも安く売却してしまった 10.0%
8 住み替え先の住まいに満足できなかった 8.9%
9 その他 0.6%

※複数回答

しかし、次いで多かった回答が「もっと高い価格で売却できたかもしれなかった(33.8%)」「売却後にエリアの価値が高まった(20.7%)」となっており、ある程度納得のいく価格での売却に成功したものの、あとでさらに価値が上昇し、悔しい思いをしたという人が一定数いると考えられます。

タワマン→タワマンの住み替えは3割程度

タワマン売却後の住まいについても聞いてみたところ、以下のような結果となりました。

新築マンション 42.6%
中古マンション 16.3%
賃貸アパート・マンション/賃貸一戸建て 13.7%
新築一戸建て(注文住宅) 8.8%
新築一戸建て(建て売り住宅) 6.8%
売却検討以前から保有していた別の家 5.7%
親族の家 2.8%
中古一戸建て 2.0%
老人ホーム・介護施設 0.6%
新規に契約した物件(その他) 0.6%

(n=288)

「新築マンション(42.6%)」がもっとも多く、次いで「中古マンション(16.3%)」という結果になっており、「マンションからマンション」への住み替えを行う人が多い結果となりました。

ただし、住み替え先のマンションがタワマン(地上20階以上)だったかどうかを見てみると、その割合は31.2%となっています。タワマン売却経験者の次の住まいが、必ずしもタワマンとは限らないようです。

地上20階建て以上 31.2%
地上19階建てまで 27.8%
マンション以外へ住み替え 41.0%

(n=288)

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マンションアナリスト・のらえもん氏による考察

のらえもんprof” class= コメントしてくれた人
のらえもん:マンションアナリスト、ブロガー、インフルエンサー。東京湾岸エリアのタワーマンションと、中での生活をこよなく愛する「湾岸タワマン専門家」。
のらえもん(@Tokyo_of_Tokyo)
湾岸タワーマンション情報「のらえもんブログ」
のらえもん売却サポート

タワーマンションは「資産性の高さ」が魅力的だと言われていますが、今回の調査結果はそれを裏付けるデータを示しています。過去5年間でタワーマンションを売却した人のうち、1,000万円以上の売却益を得た方は全体の過半数を超えています。

また、売却検討から売買契約完了までの期間が6ヶ月以内だった方が約60%にのぼることから、相場と大きく離れた高値売却を狙わなければ、比較的スピーディーに売却できることがわかります。

意外だったのは、タワーマンションを売却した人の次の住まいもタワーマンションだった方が30%程度しかいなかったことです。個人的には過半数が次の住まいもタワーマンションを選ぶのかと考えていました。

今回のデータでは、タワーマンションがあくまでも住居形態の一部にすぎず、過半数の方はタワーマンションにそこまでこだわりを持っていないことが示唆されています。実際、タワーマンションから戸建てへの住み替えも約2割程度に上ることから、住まいの選択肢は多様でありますね!

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■調査概要
調査実施期間:2024年4月24日(水)~5月1日(水)
対 象 者: 一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)か大阪府にある、自分か配偶者名義のタワーマンションを過去5年以内に売却した、25~84歳男女(※タワーマンションの定義:地上20階建て以上のマンション)
調査方法: インターネット調査
有効回答数:311人
注:構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計値が100にならない場合があります。

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<記載例>
紙媒体:出典:LIFULL HOME'S不動産査定『タワマン売却に関する意識調査』,2023年
WEB媒体:出典:LIFULL HOME'S不動産査定,『タワマン売却に関する意識調査』,2024年