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タクシエ(TAQSIE)の評判・口コミは?メリット・デメリットも比較

不動産売却では査定サイトを利用することで、一度に複数の不動産会社へ査定依頼をすることができます。様々な不動産一括査定サイトがある中で、タクシエは最大3名の担当者とマッチングが可能であるほか、AI査定も利用できます。

この記事では、売却査定サービス「タクシエ(TAQSIE)」の評判・口コミを紹介していきます。

また、タクシエの売却査定サービスについて、サービス内容やメリット・デメリットなどを解説するので、自分に合った不動産一括査定サイトを選ぶ判断材料にしてください。

この記事で分かること

  • タクシエ(TAQSIE)と他社の売却査定サービスを比較
  • タクシエ(TAQSIE)とは?三菱地所の不動産査定サービス
  • タクシエ(TAQSIE)の評判・口コミ
  • タクシエ(TAQSIE)を利用するメリット・デメリット
  • タクシエ(TAQSIE)を利用する流れ
  • 評判・口コミで分かった!タクシエ(TAQSIE)がおすすめな人の特徴
  • タクシエ(TAQSIE)に関するよくある質問
  • 不動産売却ならホームズの一括査定もおすすめ

もくじ

タクシエ(TAQSIE)と他社の売却査定サービスを比較

最初に、タクシエと他社の売却査定サービスの違いを表にまとめました。

サイト名 提携会社数 同時依頼社数 訪問査定率 キャンセル率
ホームズ 約4,500社 最大10社 34.2% 4.2%
タクシエ 約76社 【なっとく提案売却コース】
最大3名とマッチング

【スピード売却コース】
3社から買取価格の提案
非公開 非公開
イエウール 約2,600社 最大6社 13.1% 10.4%

※公開資料より作表(2025年4月時点)
※訪問査定率・キャンセル率は「ミカタ株式会社」調べ (調査期間:2024年の1年間 同社の年末年始休業期間を除く)

表をもとに3社の特徴を比較すると、提携会社数・同時依頼社数・訪問査定率のいずれにおいても、ホームズが最も高い数値を示しています。

特に提携会社が約4,500社と非常に多く、最大10社に同時査定依頼が可能です。より多くの選択肢から比較検討したい人に適したサービスといえるでしょう。

また、訪問査定率は査定依頼後に実際に不動産会社の担当者が現地を訪れて行う「訪問査定」に至った割合を意味しています。イエウールは訪問査定率に対してキャンセル率が他社と比較しても高くなっています。

タクシエは提携会社を約76社に厳選しているのが特徴で、信頼性重視のサービス構成がうかがえます。なお、訪問査定率やキャンセル率といった数値については公表されていません。

タクシエ(TAQSIE)とは?三菱地所の不動産査定サービス

タクシエ(TAQSIE)は、三菱地所リアルエステートサービス株式会社が提供する不動産査定サービスです。

信頼性の高い不動産会社のなかから、条件に合った担当者とマッチングできるのが特徴で、売却が成立するまで費用は一切かかりません。

やり取りはすべてオンラインで完結するため、窓口へ足を運ぶ必要がなく、忙しい人でもスムーズに利用できます。

タクシエの主なサービス内容

タクシエの会社概要やサービス内容は、以下のとおりです。

サイト名 タクシエ(TAQSIE)
運営会社 三菱地所リアルエステートサービス株式会社
利用者数 非公開
累計査定数 非公開
運営年数 約3年
同時査定数 ● なっとく提案売却コース:最大3名とマッチング
● スピード売却コース:3社から買取価格の提案
対象エリア(※) 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・三重県・岐阜県・静岡県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・広島県・福岡県
対象種別 マンション・一戸建て・土地
提携社数 約76社

※一部対象外あり

タクシエは、大手約76社から厳選された700人にも及ぶ担当者が売却をサポートしています。担当者はすべて宅建士の資格を保有しているだけでなく、5年以上の仲介経験や100件以上の成約実績があります。

タクシエ(TAQSIE)の評判・口コミ

ここでは、タクシエの評判・口コミを紹介します。

なお、タクシエは2022年5月に設立された比較的新しい売却査定サービスであり、良い・悪い口コミともに口コミサイトなどで見られませんでした。

X(旧Twitter)やGoogle口コミ、公式サイトなどではいくつか評判・口コミが見られたため、その一部を紹介しています。

タクシエの良い評判・口コミ

タクシエの良い口コミ・評判は以下のとおりです。

最高です。こちらの意図を正しく理解し、心が通じる顧客本位のプロフェッショナルメンバーが揃い、不動産サービスを提供されています。

※引用元:GoogleMap

上記の口コミからは、顧客目線を大切にした丁寧な対応が高く評価されていることが分かります。不動産売却という大きな決断において、信頼できるパートナーがいる安心感は大きなメリットといえるでしょう。

タクシエのチャット機能のおかげで、やりとりもとてもスムーズでした。仕事終わりの夜に質問を送っておけば、翌朝には返事がもらえるし、履歴も残るので、やりとりを振り返るのも簡単でした。

実際に三田市に行ったのは3回だけ。訪問査定のとき、両親の本人確認のとき、そして引き渡しのときだけでした。これだけで済んだのは、事前にチャットでしっかり話を詰められたおかげです。

※引用元:公式サイト

チャット機能の活用によって時間や場所に縛られずにスムーズなやりとりが可能になっている点は、忙しい現代人にとって大きな魅力です。訪問回数が少なく済む点も、オンラインの利便性をうまく活かしたサービスといえるでしょう。

不動産の売却では、ついネームバリューのある大手に頼りがちですが、タクシエはインターネット検索だけではなかなか出会えないチャンスを提供してくれたと感じています。実績のある担当者からスムーズに連絡をもらい、ダイレクトにチャットでやり取りできたことも大きなポイントでした。担当者との相性がよければそのまま進め、もし合わなければ次の選択肢に進むことができる。この柔軟な対応が、タクシエをスムーズに活用できた理由だと思います。

※引用元:公式サイト

大手に頼らずとも、実力ある担当者との出会いをスムーズに叶える仕組みは、タクシエの強みの一つです。チャットによる気軽なやり取りや、担当者との相性を見極めて次に進める柔軟さが利用者の安心感につながっていることが分かります。

タクシエ(TAQSIE)を利用するメリット

タクシエを利用するメリットは、以下のとおりです。

  • 2つの売却コースが用意されている
  • 実績の豊富な担当者がサポートしてくれる
  • チャットやWeb面談を利用できる
  • AI査定で相場を簡単に把握できる

2つの売却コースが用意されている

不動産売却には主に仲介と買取の2つの方法があり、タクシエではそれらと同様の役割を持つ「なっとく提案売却コース(仲介)」と「スピード売却コース(買取)」が用意されています。

売主の状況に応じて、2つの売却コースから選ぶことが可能です。

以下は、2つの違いを表でまとめたものです。

なっとく提案売却コース スピード売却コース
売却方法 ● 一般の市場で買主を見つけて売買契約を結ぶ ● 不動産会社が直接買取する
売却期間 ● 3~6ヶ月程度 ● 1ヶ月程度
特徴 ● 3人の担当者から提案される売却プランや査定価格を比較できる
● 担当者の顔写真・プロフィール・過去の実績が公開されており、自分に合った人を選べる
● AIによる価格査定機能を利用できる
● 3日以内に最大3社から買取価格の提示が届く
おすすめの人 ● 今の担当者に不満がある人
● より納得のいく売却をしたい人
● 高値売却を狙いたい人
● 急いで現金化したい人
● 売却を周囲に知られたくない人

目的に応じて売却スタイルを選べる柔軟性がタクシエの特徴で、売却コースは途中で変更も可能です。たとえば、なっとく提案売却コースで進めていたものの、急に現金が必要になった場合にはスピード売却コースに切り替えられます。

なお、ホームズの不動産一括査定サービスでも買取を依頼することができます。

実績の豊富な担当者がサポートしてくれる

タクシエでは、豊富な実績のある担当者がユーザーの売却をサポートしてくれます。

一般的な売却査定サービスでは複数の不動産会社とユーザー自身が直接やり取りを行う必要がありますが、タクシエでは大手76社のなかから、さらに厳選された700人の担当者が対応してくれます。

<厳選された700人の特徴>
● 宅地建物取引士の資格保有
● 仲介経験5年以上(※)
● 成約実績100件以上(※)

※原則

不動産売却の経験がない人でも、専門家のサポートを受けながら売却を進められる点がタクシエの魅力と言えます。

チャットやWeb面談を利用できる

タクシエでは、チャット・Web面談・電話といった多様な連絡手段が用意されています。

売却活動では、条件のすり合わせや進捗確認などで担当者とのやり取りが頻繁に発生します。タクシエでは、時間が限られている人でも隙間時間を活用して、効率的に売却活動を進められるでしょう。

なかでも、チャット機能は、履歴を残すことができる強みがあります。重要な情報を見返したり、言った・言わないのトラブルを未然に防いだりすることができます。

口頭での説明よりも文章で確認したい人にとっても、安心して利用できる仕組みといえるでしょう。

AI査定で相場を簡単に把握できる

AI査定とは過去の取引データや周辺環境の情報をもとに、AI(人工知能)が自動的に価格の目安を提示してくれる仕組みです。なっとく提案売却コースを選んだ場合は、マンションや一戸建てを対象にAI査定が利用でき、売却物件の大まかな価格相場をすぐに把握できます。

査定結果をもとに不動産会社との交渉を有利に進めることができるほか、査定価格が妥当かどうかを見極める判断基準にもなります。

スピード売却コースではAI査定を利用できませんが、物件情報の提供から最短3日以内に3社からの買取価格が提示され、条件が合えばすぐに売却手続きを進めることが可能です。

なお、ホームズの不動産一括査定サービスでも匿名査定を利用すればマンション・一戸建てに加えて、土地の査定も受けられます。査定結果は最短で当日に届くほか、不動産会社が査定を行うため、AI査定よりも精度が高いのが特徴です。

さらにプライスマップでは、地図上からマンションの参考価格を確認できます。

プライスマップでマンションの査定シミュレーション

タクシエ(TAQSIE)を利用するデメリット

タクシエを利用するデメリットは、以下のとおりです。

  • 対応エリアが限定されている
  • 査定を依頼するには会員登録が必要になる
  • 不動産会社の提携社数が比較的少ない
  • 物件種別が少ない
  • 訪問査定率が不明瞭である

対応エリアが限定されている

タクシエは、全国エリアに対応している不動産ポータルサイトと比べると、査定依頼できる地域が制限される点がデメリットだといえます。

タクシエの主な対応エリア(※2025年5月時点)は、以下のとおりです。

北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・三重県・岐阜県・静岡県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・広島県・福岡県

※一部対象外あり

対象物件が対応エリア外の場合、タクシエを利用できません。

タクシエに限らず、不動産一括査定サービスは対応エリアは異なるため、売却物件の査定が可能かどうかを確認しておきましょう。

なお、ホームズは、提携している不動産会社数が4,500社以上で、対応エリアは全国です。そのため、地方の物件でも複数の不動産会社に査定を依頼できる可能性が高くなっています。

査定を依頼するには会員登録が必要になる

タクシエで査定を依頼するには会員登録が必要であり、次のような情報を入力しなければなりません。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス

一方、ホームズでは売却物件の種別や住所を入力すれば、会員登録をしなくても査定依頼を進めることができ、比較的手軽に利用を始められます。

「まずは相場感だけでも知りたい」「個人情報の登録はできるだけ後にしたい」という人は、他のサービスもあわせて検討するのが良いでしょう。

不動産会社の提携社数が比較的少ない

タクシエでは提携している不動産会社が限定的で、2025年4月時点では76社にとどまります。

厳選された大手不動産会社と連携することで、質の高いサービスを提供する方針に基づいていますが、選択肢が限られる点でユーザーのニーズに完全にマッチするとは限りません。

<提携社の一例>

小田急不動産・長谷工リアルエステート・福屋不動産販売・福屋アセットマネジメント・アーバンライフ・イーグランド・インテリックス・京王不動産・住友林業ホームサービス・リアルさいたま・三菱地所ハウスネット・センチュリートウエンテイワン など

※参考:TAQSIE公式サイトより

一方、ホームズでは約4,500社以上と提携しており、大手から地域密着型の企業まで幅広い選択肢から自分に合った不動産会社を選ぶことが可能です。より多くの選択肢から不動産会社を比較したい人は、タクシエだけでなく他の売却査定サービスも併用すると良いでしょう。

【あわせて読みたい】
▶︎LIFULL HOME'S(ホームズ)不動産一括査定の評判は?口コミから検証

物件種別が少ない

タクシエの査定対象となるのはマンション・一戸建て・土地の3種類であり、それ以外の物件を売却したい場合には対応していません。

一方、ホームズでは次のような特殊物件にも対応しており、幅広い売却ニーズに対応することが可能です。

  • 投資用物件
  • 倉庫や工場 など

一般的な住宅以外の物件を所有している人は、ホームズのような汎用性の高い売却査定サービスを検討すると良いでしょう。

訪問査定率が不明瞭である

タクシエの公式サイトでは、訪問査定率に関する明確な情報が記載されていません。

訪問査定率とは、不動産一括査定サイトからの査定依頼から、実際に不動産会社が現地を訪れて詳しく査定を行うに至った件数の割合です。数値が高いほど売却意欲のあるユーザーが多く、良質な不動産会社と出会えている可能性が高くなります。

査定依頼の数が多いからといって、すべての人が訪問査定に進んでいるとは限らないので、訪問査定率は不動産ポータルサイトの実績を判断する重要な指標となるでしょう。

ホームズは「2024年 一括査定サイト 訪問査定率ランキング(不動産会社のミカタ社調べ)」で1位を獲得しており、実際に多くのユーザーが訪問査定に進んでいることが分かります。

タクシエ(TAQSIE)を利用する流れ

タクシエを利用する流れは、以下のとおりです。

  • STEP1.公式サイトで会員登録する
  • STEP2.物件情報を入力する
  • STEP3.希望のコースを選ぶ
  • STEP4.担当者から査定結果を受け取る
  • STEP5.売却活動を始める

STEP1.公式サイトで会員登録する

タクシエの利用には無料の会員登録が必要です。登録時にはメールアドレスと任意のパスワードを入力しますが、GoogleやYahooのアカウントを使えば情報の入力を省略できます。

登録に必要な個人情報は以下のとおりです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス 

信頼できる担当者とのマッチングを実現するために、会員登録を済ませておきましょう。

STEP2.物件情報を入力する

次に、対象物件の詳細情報を入力します。入力する項目は主に以下のとおりです。

  • 住所
  • 土地面積
  • 延床面積
  • 売却希望価格
  • 売却方針 など

入力の精度が査定結果に直結するため、可能な限り正確に物件情報を記入しましょう。

STEP3.希望のコースを選ぶ

物件情報を入力したら売却スタイルにあわせて、「なっとく提案売却コース」または「スピード売却コース」のいずれかを選択します。

前述したとおり、2つのコースは売却方法や期間、特徴などが異なります。自分にあったコースを選びましょう。

STEP4.担当者から査定結果を受け取る

選んだコースに応じて、タクシエに登録している不動産会社の担当者から次のような提案がチャットまたは電話で届きます。

  • 査定価格
  • 売却プラン
  • 顔写真、プロフィール
  • 実績
  • マッチ度

「なっとく提案売却コース」の場合は最大3名の担当者から提案を受けることになるので、相性の良さも含めて比較検討し、自分に合った人を選ぶことが可能です。

STEP5.売却活動を始める

担当者を決めたら不動産売買の仲介を依頼するための媒介契約を結び、契約締結後は担当者が事前に説明した売却プランに基づいて売却活動を始めます。

なっとく提案売却コースを選んだ場合は査定価格をベースに売出価格を設定し、不動産ポータルサイトへの掲載や広告を通じて、買主候補を探すのが一般的な流れです。

チャット機能やWeb面談機能を利用しながら担当者と積極的に連絡を取り合い、進捗状況や今後の戦略などを都度確認できるので、安心して進められるでしょう。

評判・口コミで分かった!タクシエ(TAQSIE)がおすすめな人の特徴

ここでは、実際にタクシエを利用した人の評判・口コミやサービス内容をもとに、特におすすめできる人の特徴を紹介します。

  • 最新の価格相場を知りたい人
  • 全国各地の主要都市で売却を検討している人
  • 不動産売却に関する悩みを気軽に相談したい人
  • スピーディーに売却したい人
  • 売却することを周囲に知られたくない人

最新の価格相場を知りたい人

タクシエの「なっとく提案売却コース」では、AI査定を利用して手軽に最新の価格相場を把握することが可能です。

AI査定とは人工知能が大量の不動産データを学習して価格を自動で算出する仕組みで、機械学習によって精度が向上しており、相場をつかむには十分な参考になります。

売却価格の目安を知りたい人や市場の動向を把握したい人にとって、無料で利用できるAI査定はタクシエ利用の第一歩としておすすめです。

全国各地の主要都市で売却を検討している人

全国各地の主要都市で不動産を売却したい人にとって、タクシエは特に活用しやすいサービスです。

前述のとおり、タクシエの売却対応エリアは東京都をはじめ、神奈川県・埼玉県・千葉県や愛知県、大阪府など全国各地の主要都市となります。

対応エリアは順次拡大中であるほか、対応エリア内で売却を検討している人にはタクシエも最適な選択肢の1つとなるでしょう。

不動産売却に関する悩みを気軽に相談したい人

タクシエは、売却に関する疑問や不安を気軽に相談したい人にぴったりのサービスです。

チャットやWeb面談といったオンラインツールを活用することで、専門知識がなくても不動産のプロに気軽に質問できます。

「住み替え時に売却と購入、どちらを先にすべき?」といった初歩的な疑問から「築年数が古い物件でも買主が見つかるか」といった実践的な相談まで、チャットでスピーディーに対応してくれます。

知識に自信がない人や、忙しくて不動産会社に足を運べない人でも、気軽に担当者とつながれるタクシエは、初めての売却でも心強いパートナーになるでしょう。

スピーディーに売却したい人

とにかく早く不動産を売却したい人には、タクシエの「スピード売却コース」が適しています。最短3日以内に最大3社から買取価格の提示があり、内見などの手間もなく売却が可能です。

急な転勤で1ヶ月以内に引越したい場合や離婚に伴って早く現金化したい場合、仲介よりもスピード感のある対応が重視されます。

ただし、不動産会社が直接購入するため、相場より買取価格が下がる点には注意が必要です。

売却することを周囲に知られたくない人

周囲に知られずに不動産を売却したい人にも、タクシエの「スピード売却コース」は選択肢の1つです。買取では広告や内見が不要なため、ご近所や知人に知られるリスクが少なくなります。

近隣の目が気になる人や、離婚で自宅を手放すことを知られたくない人でも、スムーズかつ匿名性を保った売却が可能です。

タクシエに限らず、ホームズなど他のサービスでも買取形式であれば共通するメリットであり、プライバシーを重視しながら売却したい人に適しています。

タクシエ(TAQSIE)に関するよくある質問

ここでは、タクシエ(TAQSIE)に関するよくある質問を紹介します。

  • タクシエ(TAQSIE)の相談は無料?
  • タクシエ(TAQSIE)は査定のみを依頼することは可能?
  • タクシエ(TAQSIE)で査定を依頼すると仲介手数料はかかる?

タクシエ(TAQSIE)の相談は無料?

タクシエでは、売却に関する相談や査定はすべて無料で利用できます。他の売却査定サービスと同様で、ユーザーが費用を負担することは基本的にありません。

背景として、多くの不動産一括査定サービスは提携している不動産会社から紹介料(広告費や送客手数料)を受け取ることで運営されているためです。

費用が発生するのは「なっとく提案売却コース」で買主が見つかり、売買契約が成立したときで、不動産会社に対する成功報酬として仲介手数料を支払うことになります。

タクシエ(TAQSIE)は査定のみを依頼することは可能?

タクシエで査定を受けたからといって、必ずしも売却に進む必要はありません。

本格的にタクシエを通じて売却活動に進む場合、机上査定の次に訪問査定を依頼し、担当者に物件をチェックしてもらいます。

訪問査定では内装の状態や使用状況、リフォームの必要性などをチェックしたうえで、より正確な査定価格が提示されます。

とりあえず資産価値を把握したい人や、査定価格を見て売却を検討したい人は、AIによる簡易査定が可能な「なっとく提案売却コース」の活用がおすすめです。

タクシエ(TAQSIE)で査定を依頼すると仲介手数料はかかる?

査定を依頼しただけで、仲介手数料は発生しません。仲介手数料が必要になるのは、査定後に不動産会社と媒介契約を結び、実際に物件が売れたときです。

なお、仲介手数料の上限は宅地建物取引業法で定められており、以下の表はその目安です。

売却価格 仲介手数料の上限(※速算式)
200万円以下 売却価格×5%+消費税
200万円超から400万円以下 売却価格×4%+2万円+消費税
400万円超 売却価格×3%+6万円+消費税

タクシエ(TAQSIE)の評判・口コミを参考にしよう

タクシエは三菱地所リアルエステートサービス株式会社が提供する売却査定サービスで、チャット対応やAI査定、2つの売却コースなど多彩な機能が魅力です。

ユーザーからは「丁寧でスムーズな対応」といった好評が多く見られる一方、エリアの限定や提携社数の少なさに課題もあります。

自分にあった不動産会社を見つけるためには、他社の売却査定サービスと比較検討することが大切です。

複数社の査定を一括で比較できる手段として、ホームズの一括査定もぜひご検討ください。全国で4,500社以上(2025年4月時点)と提携しており、不動産会社の強みや査定価格の根拠なども掲載されています。

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記事執筆・監修

新川 優香(あらかわ ゆうか)

大学卒業後、不動産仲介業務に従事し売買を経験。現在は不動産賃貸の事務職に従事。不動産売買仲介から賃貸仲介、物件管理に関わる執筆経験もあり。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、FP2級の資格を保有。