最大で年1%の金利引き下げ
住宅金融支援機構は11月10日、住宅ローン「【フラット35】子育てプラス(仮称)」を新設し、子育て世帯または若年夫婦世帯に対して、全国一律で子どもの人数等に応じて一定期間借入金利を引き下げると発表した。
新たなポイント制度を導入し、1ポイントにつき年0.25%の金利引き下げ、最大で年1%の金利引き下げとなる。ポイントは子どもの人数に応じて加算され、18歳未満の子どもが1人いる世帯であれば1ポイントで当初5年間は金利を年0.25%引き下げ、4人だと4ポイントとなり最大の年1%の引き下げが受けられる。なお、5ポイント以上となる場合は金利引き下げ期間が延びる。
なお、【フラット35】S等の他の金利引き下げメニューとも併用が可能。借入申込時に子ども(胎児、同居の孫を含む)を有しており、借入申込年度の4月1日において子どもの年齢が18歳未満である世帯と、借入申込時に夫婦(同性パートナーを含む)であり、借入申込年度の4月1日において夫婦のいずれかが40歳未満である世帯が対象となる。
なお、この制度拡充は、令和5年度補正予算の成立を前提としたもので、補正予算が成立した場合に、同機構がフラット35サイトで告知した日の資金受取分から適用するとしている。
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