宮沢洋が"建築家の愛"を解説　明治維新以降の建築の魅力に迫る「愛の名住宅図鑑」特集②

片山東熊の「旧東宮御所」。歴史上最も不名誉な住宅と男女平等～愛の名住宅図鑑06 「旧東宮御所（迎賓館…

日本の住宅・建築に影響を与えた建築家を紹介してきたシリーズ。今回は“日本人建築家第一世代”の代表として片山東熊と、片山が55歳となる1909年に完成した旧東宮御所（現在の迎賓館赤坂離宮）を取り上げる。

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本野精吾の自邸は深い軒が守った。築100年のコンクリートブロック住宅～ 愛の名住宅図鑑07「本野精吾…

1924年に京都市内に完成した「本野精吾自邸」。ちょうど築100年を迎える日本のモダニズム最初期の住宅だ。「中村式コンクリートブロック造」という特殊なコンクリートブロック構造を用いたことで有名な邸宅を訪ねた。

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まるでモンドリアンな「小出邸」。反骨精神だけではない分離派・堀口捨己の美しき家 ～ 愛の名住宅図鑑0…

1925年に完成した「小出邸」は、堀口捨己の設計したモダニズム建築だ。建物造形は幾何学的で、室内はオランダ出身の画家モンドリアンを彷彿させるような造りが特徴である。

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京都・大山崎の「聴竹居」。家族を愛し、5度も自邸を建てた藤井厚二の科学と悦楽 ～ 愛の名住宅図鑑09…

京都・大山崎に1928年に建てられた聴竹居は、建築家・藤井厚二が設計した「第5回自邸」である。日本の環境共生住宅の原点といわれる建物を見学した。

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これぞ正統派“バウハウス”、「三岸アトリエ」。夭折した画家の思いを妻・子・孫がつなぐ～愛の名住宅図鑑…

画家である三岸好太郎・節子夫妻のアトリエとして建てられた「三岸アトリエ」は、正統派「バウハウス」と言いたくなるデザインの建物だ。2014年に国の登録有形文化財に指定され、90年間愛されてきたアトリエを解説する。

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日本のアール・デコの頂点「旧朝香宮邸」。宮内省のエリ―ト集団による国際コラボ～愛の名住宅図鑑11「旧…

1933年に東京・白金台に完成した「旧朝香宮邸」は、日本のアール・デコの頂点ともいえる建物だ。当時の“エリート設計集団”である宮内省内匠寮の職員によって設計された建物を紹介する。

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土浦亀城・信子の自邸が解体の危機を乗り越えて移築 ～ 愛の名住宅図鑑12「土浦亀城邸」

東京・目黒にあった「土浦亀城邸」が東京・青山の「ポーラ青山ビルディング」の敷地の一角に移築された。土浦亀城自邸は、1935年に建てられた日本の初期モダニズムを代表する小住宅だ。

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誰もが住みたくなる共感度マックスの巨匠・前川國男の家～愛の名住宅図鑑13「前川國男邸」（1942年）

江戸東京たてもの園で公開されている「前川國男邸」。住みやすさと使い勝手に共感したくなるこの建物は、日本のモダニズム建築をけん引した巨匠、前川國男の自邸である。

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質素なのに高級感、“レーモンド五原則”を実践した井上房一郎のローコスト住宅 ～ 愛の名住宅図鑑14「…

大の建築好きな群馬県高崎市の実業家・井上房一郎の自邸「旧井上房一郎邸」。レーモンド五原則を再現し、簡素なのに高級に見える住宅となっている。屋根と窓の仕組みにこだわりがあるという住宅の特徴を紹介する。

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建築家 林昌二、林雅子夫婦の「私たちの家」。雅子が夫・昌二を通して見た家づくりの面白さ ～愛の名住宅…

建築家 林昌二、林雅子夫婦の「私たちの家」は、住宅のエキスパートである妻・雅子ではなく、夫の昌二による設計なのだという。家づくりを通じて雅子は何を感じていたのだろうか。

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