意外と知られていない不動産用語って?

住まいを借りる、買うを見据えて情報収集をはじめると、不動産ならではの用語が飛び交っているのに気付く。実は理解されないまま、当たり前のように使われている用語はたくさんあるのでは?

今回、実際に住まいを探している人を対象に、「住まいに関連するトレンド用語」について知っているかどうか尋ねてみた。

意外と知られていない不動産トレンド用語ランキング(複数回答可)

意外と知られていない不動産トレンド用語ランキング(複数回答可)
(n=1855)※「分からない」人が多い順

1位 レインズ 76.3%
2位 ホームインスペクション 73.9%
3位 スケルトン・インフィル 73.2%
4位 コーポラティブハウス 69.9%
5位 瑕疵(かし)保証 62.5%
6位 フリーレント 59.6%
7位 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス 55.0%
8位 コンパクトシティ 53.8%
9位 DINKS 53.7%
10位 すまい給付金 50.0%

11位 住育 48.2%
12位 スマートハウス 39.2%
13位 無垢材 33.3%
14位 贈与税の非課税制度 31.7%
15位 ローコスト住宅 29.1%
16位 長期優良住宅 28.2%
17位 リノベーション 24.9%
18位 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 18.9%
19位 DIY 18.3%
20位 住宅ローン減税 17.0%
21位 相続税 12.1%
22位 高断熱・高気密 10.5%

半数以上が知らない用語が22ワード中10ワード

最近よく耳にする不動産のトレンド用語を用意。しかし結果的に、22ワード中10ワードについて、5割以上の人が「何のことかよくわからない」と回答した。

最も知られていないワードは1位の「レインズ」で76.3%となった。
レインズとは、Real Estate Information Network Systemの略。不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムで、不動産会社が個々に持つ情報を標準化、共有化しましょうという目的で作られている。不動産関係の人だけ知っていればいいのでは?と思いがちだが、レインズは私たちが不動産取引(不動産を買う、売る)をする場合に大きく関係する。仕組みや媒介契約など事前に知らないと割高な物件を紹介されうる可能性もあるので、用語の意味とともに仕組みも知っておきたい。
※「レインズ」関連記事:【どこの不動産会社でも同じ物件情報が出てくるのは何故?レインズの仕組みと課題に迫る】

続いて2位が「ホームインスペクション(住宅インスペクション)」(73.9%)。「ホームインスペクション」は、売買の前に、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期を診断(インスペクション)することをさす。今後、中古住宅の流通において、なくてはならないものになるはずだが、新築住宅においても重要な存在となっている。こちらも覚えておきたい用語だ。
※「ホームインスペクション」関連記事:【ホームインスペクション(住宅診断)は業界の噛ませ犬ではない】

3位が「スケルトン・インフィル」(73.2%)、4位が「コーポラティブハウス」(69.9%)という結果になった。
※「スケルトン・インフィル」関連記事:【住まう人、つくる人…“住まいのビジョン”が問われる「すっぴん」という自由なハコ】
※「コーポラティブハウス」関連記事:【“住まい手が参加するプロセス”が生み出すこと~コーポラティブハウスの意義】

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性年代別に知られていない用語を比較

続いて性年代別に知られていない用語を比較してみた。

全体的に年齢の若い人の方が知らないワードとして挙げた割合が大きい。全体では1位となった「レインズ」が、実は男性29歳以下では5位にとどまる。最も知られていなかったのは「スケルトン・インフィル」。「スケルトン・インフィル」は男性において上位に挙がっているケースが多い。また若い層に多く含まれるとされる「DINKS」(共働きで子どもを持たない夫婦)は、むしろ30代以下の若い層に知られていないという結果になった。

性年代別に知られていない用語性年代別に知られていない用語

調査概要

【調査実施期間】
2014年9月20日~22日

【調査対象者】
・住み替えを検討している人
・東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡、北海道、宮城県、広島県在住者
・18歳~59歳までの男女

【調査方法】
インターネット調査

【有効回収数】
1855票

※データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまで

2014年 12月01日 11時10分