住む街を探す時、あなたは何にこだわる?
住む街を探す時、あなたは何にこだわって探すのだろうか。
駅近、交通の便が良い、近所に安いスーパーがある、公園がある…など、条件を挙げれば切りがない。だが暮らす場所だからこそ、間取りや広さだけでなく街についてもこだわりたいところだ。探し方から地域の特性など、その人ならではの“こだわり”が垣間見えるのではと考え、今回住み替えを検討している人に何にこだわっているか尋ねてみた。
その結果、ランキングは下記になった。
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<住む街を探す時のこだわりランキング ベスト10>(全体)
1位: 駅
2位: スーパー
3位: 場所
4位: 街
5位: 職場
6位: 治安
7位: 交通
8位: 環境
8位: 便
10位: 実家
10位: 通勤
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質問は自由記述形式で、その中に挙がったキーワードを集計し、ランキング化している。
具体的に意見を見ていくと、1位となった「駅」には「駅に近いこと」「駅からの距離」が複数挙がった。2位となった「スーパー」は「歩いて買い物に行けるスーパーがある」など、駅同様「近さ」も求められている。ただ単にスーパーマーケットがあるだけではなく、「徒歩圏内にあること」が望まれているようだ。10位に挙がった「実家」と答えた回答者は子どものいる夫婦世帯が多い。子どもを預けられる環境や面倒を見てもらえる環境を求めているようだ。
エリア別にみると、重視ポイントが違う
首都圏、京阪兵、愛知では「治安」が5位以内に挙がった。不安を抱えている人が多いからこそ上位になった、とも考えられる。
また首都圏を除くエリアでは、「子ども」「学校」が10位以内と上位にランクインした。具体的に見ていくと、「子育て環境が充実している街」「子どもへの医療機関の選択肢が多い場所」「子どもが通う学区のレベル」など、支援や環境などが幅広く挙がっている。
一方で、首都圏において特徴的だったのが「実家」である。5位にランクインした。
この結果から、子育て環境というよりも、面倒を見てもらえる環境の方がより重視されているのではないか、と推察される。なお、京阪兵でも同様の傾向がうかがえる。子育てしながら勤務する人が多いという、ライフスタイルが大きく影響しているのではないだろうか。
ランキングの上位に挙がるものは誰もが求める条件でもある。もし、あなたのこだわり条件がお住まいのエリアのランキングと異なる場合には、“穴場物件”が見つかるかもしれない。
データ詳細
【調査実施期間】
2014年4月21日~4月23日
【調査対象者】
・住み替えを検討している人
・東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡、北海道、宮城県、広島県在住者
・18歳~59歳までの男女
【調査方法】
インターネット調査
【有効回収数】
1871票
【データ出典元】
HOME'S調べ
※HOME'S マーケティング部 データ編集担当による
(データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまで)
2014年 09月08日 11時09分