コラボシェアハウス

「S House」について語る。左から司会の方、ジューシーズ児玉さん、ピース又吉さん、ピース綾部さん、モデルの藤後さん、S Cawaii!の浅見編集長「S House」について語る。左から司会の方、ジューシーズ児玉さん、ピース又吉さん、ピース綾部さん、モデルの藤後さん、S Cawaii!の浅見編集長

現在、様々なシェアハウスが誕生するなか、ファッション誌とコラボした物件が登場した。
目黒区の閑静な住宅に現れた「S House」。シェアハウスを手掛ける株式会社スマートライフが主婦の友社のファッション雑誌「S Cawaii!(エスカワイイ)」とコラボしたシェアハウスだ。S Cawaii!のモデルである藤後夏子さんが内装プロデュースした物件。自身もDIYに挑戦するなどインテリアには関心があるという。

今回、シェアハウスのプレス発表会と内覧会に参加。どういうコンセプトシェアハウスが新たに加わるのだろうか。プレス発表会では、住まいに関心があるピース(又吉直樹さん、綾部祐二さん)の2人も参加した。期待高まる「S House」について色々と探ってきた。

かぼちゃの馬車事業で誕生した「S House」とは?

今回の物件は、スマートライフが展開する「かぼちゃの馬車事業」の物件のひとつ。敷金礼金は0円で、すべて家具付き、光熱費込みというウィークリーマンションのような形態が特徴だ。地方から東京に上京したい女性を応援する宿舎だという。ちなみに何故“かぼちゃの馬車”というかというと、「東京に仕事に来た女性のサクセスストーリーを応援したい。シンデレラの話になぞらえて、かぼちゃの馬車という命名をしました」と株式会社スマートライフ 常務取締役建設部長 清野貴廣氏は話す。

女性を応援するコンセプトが一致して、今回S Cawaii!とコラボに至ったという。雑誌自体も18歳から25歳の女性が読者層で、上京して仕事を探したい層と合致する。スマートライフのSと、S Cawaii!のSと、そして住んだ女性が将来スターになれるようにというSで、今回「S House」と命名。物件自体は全16居室で、Little Paris(リトルパリ)、Brooklyn(ブルックリン)、Santa Monica(サンタモニカ)と名づけられた3種類のコンセプトルームが作られた。

それぞれのコンセプトは?

まず「Little Paris」について見ていきたい。「女の子らしいけど甘すぎず、可愛いけどオシャレさもあり、フレンチシックなお部屋にしました」と藤後さん。お姫様の部屋のように甘すぎないように、可愛らしいがシャビーシックなトーンにしたという。Little Parisはピースの綾部さんのお気に入りのようだ。

続いて「Brooklyn」。ニューヨークのブルックリンのアパートをイメージしたというお部屋。モノトーンを基調として、おとなしめのコーディネートが特徴だ。クールな感じだが、3タイプの部屋の中ではS Cawaii!のコンセプトに一番近いという。こちらの部屋はピースの又吉さん曰く「僕はシックで好きですね」とのこと。実際に内覧会で部屋を見たが、モノトーンの部屋に宝箱のような収納兼テーブルなどがあり、クールの中にも遊び心を感じた。

最後に「Santa Monica」。アメリカの西海岸をイメージした部屋だ。さわやかさを心がけながら、ブランケットなどでアクセントをつけたという。こちらはジューシーズの児玉さんがお気に入りということだ。

藤後さん自身のお気に入りはという質問では、「どれも好きですが、土日はSanta Monica、平日はBrooklyn。可愛くなりたいときには、Little Parisですね」とのことだ。3タイプもどれも、通常ルームが家具付き、光熱費込みで9万5,000円。特別ルームだと若干高くなる。物件の場所が目黒区ということから仕方がないかもしれないが、上京したての女性には少々高い印象を受けた。ただ、将来に向けて自分への投資という意味で、同じような志をもった仲間を知り合えたり、好きなモデルさんがコーディネートした物件に住むことでテンションがあがるなど、+αの効果は特徴的だと感じた。

左上:Little Paris、左下:Brooklyn、右上:Santa Monica<br>右下:共用部の階段。藤後さんのさりげないインテリアコーディネートが屋内の至るところに施されている左上:Little Paris、左下:Brooklyn、右上:Santa Monica
右下:共用部の階段。藤後さんのさりげないインテリアコーディネートが屋内の至るところに施されている

ピース又吉さんに聞く「共同生活の良さ」は?

又吉さんの部屋は茶色で落ち着いた和風テイスト。児玉さんの部屋は緑色などをアクセントにつかった高円寺テイスト。この場にはいなかったパンサーの向井さんは、又吉さん曰く「ゴミ屋敷」だという。又吉さんの部屋は茶色で落ち着いた和風テイスト。児玉さんの部屋は緑色などをアクセントにつかった高円寺テイスト。この場にはいなかったパンサーの向井さんは、又吉さん曰く「ゴミ屋敷」だという。

ピースの又吉さんは現在パンサーの向井さん、ジューシーズの児玉さんと同居中とのこと。トークセッションの終わりにシェアハウスやルームシェアで、一物件に複数人住む楽しさについて語っていた。

「確かに良い所も悪い所もありますが、共同生活にはとにかく楽しいことばかりです。テレビや風呂など色々な電化製品や家具が共同で使えるので、とにかく経済的。一人暮らしだとさみしいと感じるときがあると思うけど、とにかく楽しいことばかり」と、又吉さん。とはいえ、ポイントは2人ではなく3人とのことだ。

どんなシーンでも、住まいの環境がいいものであれば日常のテンションがあがる。複数人で同居して楽しく過ごすという選択肢もあるし、気に入ったインテリアの部屋でゆっくり過ごすという選択肢もある。限られた予算や条件の中でも、一昔より大きく住まいの選択肢は広まってきたと感じる。

住まいに何を求めるか?ただ駅近や広さだけでなく、今回のようなコンセプトで住まい手を応援できるようなそんな物件選びも楽しいのではと思った。

2015年 03月31日 11時06分