駅周辺、公園などで、住んでいる人の教育に対する考えを見る

予備校、塾などは1階に立地していないこともあるので、下見時にはビルの袖看板なども見上げてチェックを予備校、塾などは1階に立地していないこともあるので、下見時にはビルの袖看板なども見上げてチェックを

子どもは親よりも周囲の影響を受けやすいもの。そのため、勉強が好きな子に育てたいなら、教育に無関心な親が多い街よりも、関心が高い人が多い街を選んだほうが良いのは自明の理というものだろう。

どこをチェックするかといえば、まずは駅周辺の学習塾や予備校である。最近は大手の学習塾、予備校が増えているが、その街に住んでいる人たちの教育感を知るための目安になるのは、地元で長い間営業し続けている塾の有無。そうした歴史のある塾がある街では、大手が人口動態で客層を分析して進出する以前から、塾に対するニーズが高かったと考えられ、教育熱心な人が多いと推察できるからである。

ちなみに地元の塾の場合には必ずしも駅前に集まっているとは限らないので、事前にインターネットで検索、あるいは地元の人に聞いてみるなどして探す必要がある。もちろん、そこに通わせるかどうかは別問題である。

公園での親子の会話も重要なポイント。どのような会話が良いかはその家庭の考え方次第で、良し悪しはないが、我が家と大きく異なる乱暴な言葉、逆に丁寧過ぎる言葉と感じるようなら、注意が必要かもしれない。休日の午後など、多くの家族がいるだろう時間に行ってみると雰囲気が分かる。

また、書店、ビデオショップなどの品揃えは住んでいる人のニーズを反映する。どのような商品が多く並べられているのかを見ることも、どんな居住者が多いのかを知るためには参考になる。

私立進学を考えて利便性、地元で公立なら公教育をチェック

通学路その他、子供たちが集まる場所で会話を聞いてみるだけでも、学校、街の雰囲気はつかめる通学路その他、子供たちが集まる場所で会話を聞いてみるだけでも、学校、街の雰囲気はつかめる

教育という点では、街をチェックする以前に我が家の教育方針を考えてみることも大事。早い時点から私立進学を考えるのであれば、電車その他の交通期間を利用した通学になる可能性もあり、となると交通の利便性は大きなチェックポイントに。どこへで行きやすい立地であったほうが可能性は広がるし、夜間の帰宅の安全も考慮しておくべきだろう。

逆に高校までは公教育をなどと、公教育を中心に考えているのであれば、地元自治体の教育方針や通学校の状況チェックが気になってくる。こうした点を調べるためには、まず、自治体のホームページをチェック。子育て、教育などのキーワードで検索してみよう。教育委員会のホームページが別に作られている場合にはそこを見ていこう。最近では各小中学校、高校のホームページも作られているので、通学校、行かせたい学校があれば、そこもチェック。学校の雰囲気を想像してみたい。

下見時などに実際の学校を見に行くのも有効。学校まで歩いて、所要時間、経路の安全性をチェックするのはもちろん、事前に電話をしておいて校内を見学させてもらえればベターだ。最近は防犯面などの配慮から、突然の来訪では見学できない例もあるので、できるだけ連絡は入れておきたい。

校内では下駄箱、廊下、トイレなどの清掃がきちんと行き届いているか、先生と生徒、生徒間などで挨拶の声が聞こえるか、授業中であれば先生の声だけでなく、子どもが発言している声などもあるかなどを意識して見学させてもらおう。

コミュニケーションの取りやすい、閉じこもらない間取りを

リビングは広ければ良いというわけではない。居心地良く、くつろげる雰囲気作りも大事リビングは広ければ良いというわけではない。居心地良く、くつろげる雰囲気作りも大事

どんな間取りが子どもの教育に寄与するかは議論の別れるところだが、諸説に共通するのは家族のコミュニケーションが取りやすい間取りが良さそうだという点。具体的にはリビングの広さ、他の居室との関係がポイントになる。

リビングは家族が集まってくつろげるだけの広さがあるか。出入り口が1カ所だけの居室と違い、リビングには他の部屋、キッチン、バルコニーなどへの通行のために家具等を置けないスペースが多く、間取り図上の面積がそのまま使えるとは限らない。ドアの開閉、人の通行、家具の配置を間取り図上でシュミレーション、実際に使える空間の広さを考えて選びたいところだ。

ちなみに形状では正方形に近いものより、長方形のほうが家具などの配置がしやすい。広さによってはダイニングセットとソファ両方ではなく、どちらにも使えるタイプの家具を置くことを考えてみても良いだろう。

中学生以上になると集中できる個室が必要と言われるが、あまりに他の家族と離れた、何をやっていても分からない間取りも不安。一般的には互いの雰囲気が感じられるような配置が良いと言われている。

もちろん、リビングが広い、あるいは部屋の配置が良いからといって子どもの頭が良くなるわけではない。狭くても居心地の良い、家族の集まるリビングは作れるはずなので、上記を参考にコミュニケーションの取りやすい暮らしを考えてみたいところだ。

2014年 01月17日 09時58分