実は多い、片付けられる人?

以前行った【年末大掃除の準備はOK?発表!みんなの片付けと収納ランキング】のアンケート結果から見えてくる、「片付け」に関する大事な「気づき」ポイントを今回紹介する。

アンケートでは約6割が「片付けられない」という回答、反対に「片付けられる」という回答は4割と意外に高い結果。実際口頭で質問すると謙遜されて「片付けられない」「散らかってます」という言葉をよく耳にするが、実は「片付けられる」という人が多い事が分かった。

「片付けられない」と思っている人の片付け度合はバラバラでだ。本当に足の踏み場もない程片付けられない人から、他の人が見たら片付いていると思っても本人はまだ納得できていないレベルまで。「片付け」という単語自体がすごく曖昧だと感じている。

この時期、子供にお片付けをさせる親も多いと思うが、注意したい点がある。
「片付け」という言葉は小さな頃から言われたくない単語の一つで、怒られているようなマイナスイメージが最初からついていると思う。だから、そもそも子供にとって「片付ける」という事自体とても難しく感じられるのだろう。「元に戻してね」といい方を変えてみると、ぐっと敷居が下がる印象がある。本来の「片付け」は「定位置に戻す」事なので、その「定位置」をしっかり教えてあげる事自体が必要だ。「定位置」を決めてあげる事が子供の「片付け」にもつながるはず。

「片付け」は価値観と同じで人それぞれ感じ方が違う為、だれかと比較する前に自分が納得できている状態かどうかを一つの判断として取り組むと良い。

HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋

気になる!みんなの「片付けられないものランキング」

HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋

右のランキング順位を見てほしい。上位をみてわかるとおり「片付けられない」というものは、自分で好んで選んだものである。

自分で好んで購入した分、愛着もあるのでなかなか手放せないのが現実だ。だから片付けられない。でも自分で購入したものがすべて正解だったかどうかはわからない、例えば食品であれば美味しそうと思って購入したものが口にあわなければ「まずかった」、「失敗したな」と判断できる。その一方、洋服や趣味で集めたものに関しては「失敗したな」と思うものもあるはずだがなかなか受け入れられず、その結果片付けられない。次に失敗しない為にも、まずは自分で集めたものでも「失敗」を受け入れられるような心持ちが大切だと思う。

自分で好んで購入したものだからこそ、大事に使いたいし、キレイに片付けたい。その観点から収納を考えるとよい。

みんなどうしてる?「片付け方法ランキング」

HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋HOME'S「暮らしといっしょ」アンケートから抜粋

右の片付け方法のランキングを見ると、1位が「収納グッズを買った」という結果に。実はこの結果はとても危険な要素を含む。
置き場も考えずに購入すると、かえって部屋が狭くなってしまう可能性が大きい。ひとまず、ものを減らせないか考えたり、無駄なスペースをうまく利用できていないか、収納場所が無いかなど改めて考える事が重要だ。家に入れる事は簡単だが、出すときが大変、だから家に持ち込む時はよく考えてから行うようにするべきだ。

あと、「本を買った」という人もいるが、今もその本が生かされているか?単純に本としての場所をとられていないか?買っただけで終わっているようであれば要注意。目標をつくるのはとても良い事、自分にあった収納本や整理本を見つけて、継続できるように取り組もう。

「お気に入り」だから「片付ける」

お気に入りだからこそ、大事に収納して片付け上手になる必要があると思う。私も洋服は好きだが、だから大事にしたいという気持ちは大きい。大事な服だからこそきちんと定位置を決めたり、グループ分けをして服を片付けることが大切だ。

例えば下記写真の収納方法を紹介したい。

(1)洋服収納
 クローゼットの中でもグルーピングを行う

(2)洋服一時休憩場所
 冬服は特に毎回洗濯をしない洋服も出てくるので、帰宅してすぐにベッドの上など散らかさずにハンガーにつるす。水色の紐はとても便利なフックです、クローゼットの扉にひっかけるだけで好きな位置で固定できる。

(3)ラベリングで定位置確保
洋服が迷子にならないようにグループごとに収納ケースを分けてラベルを貼り、元の位置へ戻す事を徹底する。

(4)次引き出しを開ける楽しみを
洋服は統一感のあるたたみ方にして、次引き出しを開けた時に洋服選びが楽しくなる。

・・・という具合に、お気に入りなモノこそ大事に片付けてあげる意識を持つと苦手な部分も克服できるのではと考える。

クローゼットの収納 【例】クローゼットの収納 【例】

これからは「片付け」ではなく「元に戻す」という意識でお片付け

「片付け」はあくまで「定位置に戻す」という行為だ。自分で選んだ大切なものだからこそ、きちんとそのモノの置き場を確保してあげて、さらにそのモノが生かされる事が一番。
どこかで迷子になったり、本来の用途として使われない状態はモノにとっては一番悲しい結果になる。
家の中では場所やスペースが限られた中で生活しないといけないので、自分にとって何を優先して収納するのか、また何を我慢して収納するのか。すべてを入れ込もうとせず、大切なモノが生かされる空間づくりを意識すれば「定位置」も決めやすくなり、持つべきモノの判断もしやすくなる。

今、机の上にたまっているモノの定位置はあるだろうか?ひとつずつ定位置に戻すことを習慣づけよう。そうすると、モノも喜ぶし、片付けられないと思っていた自分も「以外とできる!」と思えるはずだ。

2013年 12月29日 10時47分