給湯と暖房を見直すと暮らしが変わる?!

いよいよ冬本番!暖房や給湯器の出番も増えてきた。
その「給湯」と「暖房」だが、家庭におけるエネルギー消費でどれ程の割合を占めているかご存知だろうか?
資源エネルギー庁「エネルギー白書2008」によると、給湯30%・暖房22%で、この2項目だけで実に半分以上を占めていることが分かる。つまり、給湯と暖房の消費エネルギーを減らせれば、環境にも家計にもやさしいエコライフにまた一歩近づける…ことにもなりそうなのだ。

ガス機器メーカーから『総合熱エネルギー機器メーカー』へ進化
リンナイが新時代を牽引する給湯器【ECO ONE(エコワン)】

時代を読み、9年前から『総合熱エネルギー機器メーカー』として展開中のリンナイ株式会社(本社:名古屋市中川区)時代を読み、9年前から『総合熱エネルギー機器メーカー』として展開中のリンナイ株式会社(本社:名古屋市中川区)

エコライフへの一つのカギ、とも言えそうな給湯器だが、最近、筆者宅のガス給湯器がすこぶる反応が悪く(お湯が出始めるまでの時間が長かったり、お湯を出している途中で水になったり…かれこれ15年以上も使用しているのでいよいよ寿命であろうが)、買い替えを検討している。そんな中、超省エネの給湯器があると知った。

それが、名古屋市に本社を置く株式会社リンナイの『ハイブリッド給湯・暖房システム』だ。

リンナイと言えばガス機器メーカーの印象が強いが、9年前から「総合熱エネルギー機器メーカー」へとシフトし、ガスにとらわれず現代の省エネ志向に合ったエネルギーのあり方を追求。2010年春から提案する同システム【ECO ONE(エコワン)】は『電気×ガス=ハイブリッド』を叶えた高効率な給湯・暖房システムだという。

ヒートポンプ×エコジョーズで電気とガスのイイトコ取り!

今やすっかり浸透した“ハイブリッド”の言葉。
何かと何かを掛け合わせて省エネ性を実現する事は容易に想像できるが、【ECO ONE】の場合は空気熱を活用した電気の「ヒートポンプ」と、ガスの高効率給湯暖房機「エコジョーズ」が相乗効果を発揮するもの。
電気とガスのイイトコ取り!なハイブリッド技術によって、省エネ性・経済性・環境性が高められ、中でも省エネ性においては、従来のガス給湯器に比べて給湯光熱費を約56%削減。電気温水器や灯油給湯器と比べても給湯コストを大幅にカットできているのだとか。

その仕組みは・・・
例えばキッチンや洗面などでお湯を使う時には、電気ヒートポンプで効率良く沸かし上げたお湯をタンクから供給。お風呂へのお湯はりなどお湯を大量に使う時は、タンクのお湯に加えてエコジョーズを活用して必要湯量をサポートするというもの。小型な100リットルのタンク貯湯量に設定することで放熱ロスなども減らし、その分を瞬発力とパワフルさが魅力のエコジョーズで補うことで、快適性は損なわずに省エネ性を実現しているのだ。

また給湯だけでなく暖房機能にも対応。ガス温水式床暖房を同時導入すれば、立ち上がりはエコジョーズで素早く部屋を暖め、定常時はヒートポンプで沸かした省エネのお湯を循環して室温キープ…というように快適性と光熱費削減を両立した暖房を使用できる。こうして家庭内の給湯・暖房エネルギーを見直すことで、家庭全体のエネルギー効率が高まるのは魅力だろう。

エコワンに必要な設備は、エアコンの室外機サイズの「ヒートポンプユニット」と</br>小型タンクと熱電源(エコジョーズ)を一体化した高さ1.75mの「タンクユニット」。</br>省スペースタイプや熱源機・タンク分離タイプもある。キッチンと浴室で使用する専用リモコンもスタイリッシュなデザインエコワンに必要な設備は、エアコンの室外機サイズの「ヒートポンプユニット」と
小型タンクと熱電源(エコジョーズ)を一体化した高さ1.75mの「タンクユニット」。
省スペースタイプや熱源機・タンク分離タイプもある。キッチンと浴室で使用する専用リモコンもスタイリッシュなデザイン

平成25年度省エネ大賞の最高賞を受賞
低炭素建築物の認定基準でも、高い省エネ性を評価

平成25年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において、エコワンは、最高賞となる「経済産業大臣賞」を受賞(主催:一般社団法人省エネルギーセンター)平成25年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において、エコワンは、最高賞となる「経済産業大臣賞」を受賞(主催:一般社団法人省エネルギーセンター)

そんな同システムは「省エネ性と快適性の両立」「余分なエネルギー消費を削減」「貯湯によるエネルギーロス削減」などが評価され、平成25年度省エネ大賞で最高賞の経済産業大臣賞を受賞。
国内の給湯器で最高レベルの給湯一次エネルギー効率125%を達成し、住宅の省エネ化に大きく貢献する給湯器と認められた。
一次エネルギーというのは“石炭や石油など自然界に存在しているままの形状で得られるエネルギー”のことで、この数値によって燃料の異なる給湯器を平等に評価ができる。住宅設備の省エネ性能は一次エネルギー消費量で評価されるため、国が促進する低炭素建築物の支援やゼロエネルギーハウス支援事業の面でも大きな注目を集めている。

一般住宅においては、ゼロエネ住宅など省エネ性の高い一戸建てへの設置はもちろんのこと、コンパクト設計やタンクユニットと熱源機を分けたタイプもあり、新築マンションや狭小地にも対応。加えて、ユニットを分解して設置できるため従来のようなクレーンによる搬入など特別な工事も不要なため、給湯器の取り替えやリフォーム時もスムーズ。そんな設置性の高さも特徴の一つだ。

2つのライフラインを組み合わせた給湯器は、災害時の安心感も
一戸建てだけでなくマンションのリフォーム時も設置スムーズ

「エコワンは経済性に優れた給湯・暖房システムなので、節約できた分、買い替え時には床暖房も導入されるケースも少なくありません」と、営業企画室・ハイブリッド推進グループの後藤圭介氏/リンナイ株式会社本社にて「エコワンは経済性に優れた給湯・暖房システムなので、節約できた分、買い替え時には床暖房も導入されるケースも少なくありません」と、営業企画室・ハイブリッド推進グループの後藤圭介氏/リンナイ株式会社本社にて

ハイブリッド給湯器はその省エネ性に注目が集まるが、災害時にも強い点も見逃せない。
電気とガス2つのライフラインが使われているため、万が一供給エネルギーが限られた際にも搭載された『緊急時対応モード』で、「電気だけ」「ガスだけ(※)」で給湯が可能。停電中も給湯や調理ができる安心感は大きい。
※非常用ガス発電機や太陽光発電の自立運転接続による100V電源要

営業企画室ハイブリッド推進グループの後藤圭介氏の話によると、
同社は、エコキュートが普及した2005年頃の“給湯市場への危機感”から、エネルギーのあり方を改めて見つめることになり、本格的な次世代給湯器の開発を進めたのだとか。
エネルギー事情が大きく変化する近年、2016年には電力・ガスの自由化を迎える。
一般の電気料金・ガス料金において特別料金枠プランなどもあるが、今後ますます商品・プランの競争激化も予想される中で、エネルギーを一本化せず料金プラン等にも左右されないシステムを提案することは、環境時代への先見の明でもあったようだ。

■リンナイ ハイブリッド給湯・暖房システムECO ONE

2014年 12月14日 11時06分