ロフトは専有面積外で使える空間が広い
ロフトは建築基準法で「小屋裏物置等」と定義され、専有面積に含まれません。そのため、実質的に使える空間が広いお部屋を、通常の居室追加よりも安い賃料で確保できます。
詳しくは、「ロフト付き物件(部屋)とは?」をご覧ください。
サーキュレーター等でデメリット解消
熱気のこもりやすさや上り下りの手間、掃除のしにくさといった難点は、サーキュレーターで空気を循環させる工夫や軽量なコードレス掃除機の活用などでカバー可能です。
詳しくは、「ロフト付き物件のデメリットと対策」をご覧ください。
ロフトは寝室・収納・作業部屋などとして使える
薄型マットレスを使って寝室にする、重いものを下に置く大容量収納にする、ローテーブルを配置して集中できる書斎にするなど、目的別の工夫で快適に使いこなせます。
詳しくは、「ロフト付き物件の失敗しない上手な使い方3選」をご覧ください。

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アパートなどの賃貸物件には、居室とは別にロフトが設けられているものがあります。ロフトは限られた面積を有効利用するためにつくられた設備であり、多様な生活スタイルに合わせて活用できる便利なスペースです。今回はロフト付き物件について、メリットとデメリットの両面に触れながら、失敗しないための有効な活用例を紹介していきます。

 

アパートなどの賃貸物件には、居室とは別に「ロフト」が設けられているものがあります。ロフトとは、建築基準法で「小屋裏物置等」として扱われているスペースのことです。面積やサイズに決まりが設けられており、室内の床面積と比較をして「広さが2分の1未満」であることや、天井の最も高い部分が「1.4m以下」であることなどが定められています。

 

この規定を超えるものは通常の「居室」として扱われるため、ロフトの定義からは外れます。ロフトは居室として認められないため、物件の「専有面積」には含まれません。そのため、一般的なもう一部屋がある物件(1LDKなど)を追加で借りるよりも、賃料を安く抑えられ、お得に広いスペースを確保できる点が大きな魅力です。ロフト付き物件を検討する際は、この「天井の低さ」や「面積の制限」を理解したうえで選ぶことが重要になります。

 

お得に広く暮らしたいなら

ロフト付きなら、家賃を抑えつつ空間を有効活用できます。まずはどんなお部屋があるか見てみませんか?

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ロフト付き物件には、通常の物件にはないさまざまなメリットがあります。住む人のライフスタイルに合わせて、魅力的な使い方が可能です。

 

一番のメリットは、部屋全体に開放感が生まれやすい点です。ロフトがある分、通常の物件よりも天井が高くつくられている場合が多く、実際の床面積以上に部屋を広く感じることができます。

 

また、ロフトがあることで空間にゆとりが生まれ、居住空間を分けられることも大きな魅力です。たとえば単身者であれば、生活感の出やすいベッドをロフトに置くことで、来客時にもプライベート空間を見られずに済みます。一方で、荷物が多い人にとっては、ロフトを大容量の収納スペースとして丸ごと活用することで、下の居室を広々と使うことができます。このように、住む人の目的に合わせて自由な使い方ができるのが、ロフト付き物件の良さといえます。

 

ロフト付き物件は便利である反面、特有のデメリットも存在します。住んでから後悔しないために、事前にネガティブな要素と対策を知っておきましょう。

 

代表的なデメリットは「夏場の暑さ」です。暖かい空気は上にのぼる性質があるため、夏場はロフト部分に熱気がこもりやすく、エアコンの効率も悪くなってしまいます。対策として、扇風機やサーキュレーターをロフトに向けて回し、空気を循環させる工夫が必須です。

 

また、「上り下りの手間」も挙げられます。毎日ハシゴを使って行き来するのは面倒に感じられることもあり、特に体調が優れないときや、お酒を飲んだ後などは転落の危険性もあります。そのため、寝室として使う場合は、体調が悪い日は下の居室で寝られるように、折りたたみ式のマットを用意しておくなどの対策が有効です。

 

さらに、天井が低いため「掃除がしにくい」点も難点です。最も高い部分でも1.4m以下となるため、立ち上がってスムーズに掃除機をかけることは困難です。コードレスのハンディ掃除機や、柄の短いフロアワイパーを用意しておくと、無理な姿勢にならずに手軽に掃除ができます。

 

ロフト付き物件のメリットを最大限に活かし、デメリットを補うための上手な活用例を3つ紹介します。

ロフトを寝室として使えば、居室を広々とリビングとして使うことができ、生活にメリハリが生まれます。天井が低くても、寝転がってしまえば気になりません。ただし、マットレスの搬入や上げ下ろしには苦労するため、コイル入りの重いマットレスではなく、丸められる「薄型の軽量マットレス」を選ぶのが失敗しないポイントです。また、夏場の熱気対策として、ロフトに換気用の小窓がついている物件を選ぶと、より簡単に空気の通り道をつくることができます。冬場は逆に暖気が集まって暖かいため、冬季のみロフトを寝室として使うという方法も有効です。

ハシゴの昇り降りを頻繁にしたくない人は、ロフト全体を収納スペースと割り切るのがおすすめです。スーツケースや扇風機、ストーブといった季節ものの家電、普段読まない本など、使用頻度の低いものを中心に収納しましょう。コツは、「重いものは下の居室に、軽いものをロフトに」収納することです。重い荷物を持ってハシゴを登るのは危険なため、衣類などは衣装ケースではなく、布製の軽い収納ボックスを使うと安全に持ち運びができます。また、熱がこもりやすいため、パソコンやカメラなどの精密機器、熱に弱いものの保管は避け、定期的な換気を心がけましょう。

ロフトは、居室から切り離された空間であるため、勉強や読書、テレワークといった集中力が必要な作業スペースにも適しています。テレビや生活雑貨から距離を置くことで、目の前の物事に没頭できる特別な空間になります。天井の低さも、座って作業をする分にはあまり気になりません。小さなローテーブルと座椅子を用意し、お気に入りのラグを敷くなどして、自分だけの秘密基地のような空間をつくってみてはいかがでしょうか。

ロフト付き物件を選ぶ際、間取り図だけではわからない重要なポイントがあります。実際に内見へ行った際は、以下の点を重点的にチェックしましょう。

内見時に最も重要なのは、実際にハシゴを上り下りしてみることです。ハシゴの角度が急すぎないか、手すりがついていて握りやすいか、足を踏み外す恐怖感がないかを必ず確認してください。毎日使うことを想定し、少しでも危険を感じる場合は避けた方が無難です。

 

コンセントの有無と位置
ロフト部分にコンセントがあるかどうかも重要です。寝室として使うならスマートフォンの充電や間接照明に、作業スペースとして使うならパソコンの電源に必要になります。コンセントがない場合は、下から長い延長コードを引いてくる必要があり、見栄えが悪く、足を引っ掛ける原因にもなります。

 

ロフト上の広さと天井高の体感
実際にロフトに上がり、座ってみて頭をぶつけないか、圧迫感がないかを体感してください。また、換気用の小窓があるか、エアコンの風がロフトまで届く位置に設置されているかを確認することで、入居後の暑さ対策がイメージしやすくなります。

 

理想のロフト物件を探そう

実際に内見してハシゴの角度などを確認するのが一番。豊富な条件からお気に入りの物件を探してみてください。

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Q.1 ロフトとメゾネットの違いは何ですか?

A.1 ロフトは建築基準法上「小屋裏物置等」として扱われ、天井高が1.4m以下など広さや高さに制限があります。一方、メゾネットは住戸内が2階層以上に分かれている物件のことで、上の階も「居室」として扱われるため、十分な天井高と広さがあり、通常の階段が設置されています。

Q.2 ロフトにベッドは置けますか?

A.2 天井が低いため、一般的な脚付きのベッドを置くと空間が圧迫され、起き上がったときに頭をぶつける危険があります。また、重いベッドフレームをハシゴで搬入するのは非常に困難です。そのため、ベッドではなく、直置きできる折りたたみ式の薄型マットレスや布団の使用をおすすめします。

Q.3 ロフト付き物件は家賃が安い傾向にありますか?

A.3 はい、比較的安い傾向にあります。ロフト部分は居室として認められていないため、専有面積(契約上の部屋の広さ)には含まれません。そのため、同じようにスペースを使える1LDKや2Kなどの物件を借りるよりも、1K+ロフトの物件の方が家賃を安く抑えられることが多いです。

更新日: / 公開日:2020.06.01