墓地周辺の物件は家賃が相場より安い傾向がある
墓地近くの賃貸物件は、家賃が周辺相場よりも安く設定されている傾向があり、予算内でより良い条件の部屋を探したい人にとって有力な選択肢となります。
詳しくは、「墓地近くの賃貸物件に住むのはあり? 嫌悪施設と言われる理由」をご覧ください。
高い建物が建ちにくく日当たりや風通しが良い
お墓を撤去して跡地に高層マンションなどが建てられる可能性は極めて低いため、一度入居すれば将来的にも日当たりや風通しの良さが保たれやすい環境です。詳しくは、「意外と快適! 墓地近くの賃貸物件のメリット」をご覧ください。
内見時は夜道の明るさや防鳥対策の可否を現地で確認する
昼間だけでなく夜にも現地を訪れ街灯の明るさを確認するほか、カラスなどの鳥害対策として防鳥ネットを設置してもよいか事前に確認しましょう。
詳しくは、「墓地近くの物件を内見する際のチェックポイント」をご覧ください。

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賃貸物件を探す際、墓地の近くの物件を選択肢から外していませんか?

 

「幽霊が出そう」「なんだか怖い」と、墓地になんとなくマイナスイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。

 

しかし墓地周辺には、ほかではあまり見られない特徴があり、意外な住みやすさやメリットが隠れています。

 

この記事では、墓地に近い賃貸物件のメリット・デメリットや、住んでから後悔しないための内見のチェックポイントを詳しく解説します。

 

墓地近くの賃貸物件は、家賃が周辺相場よりも安く設定されている傾向があり、予算内でより良い条件の部屋を探したい人にとっては有力な選択肢となります。

 

墓地が安く設定されやすいのは、「嫌悪施設(けんおしせつ)」のひとつとみなされることがあるためです。

 

嫌悪施設とは、騒音や悪臭、心理的な不快感などを理由に、周辺に住む人から敬遠されやすい施設のことです。

 

墓地の場合は「幽霊が出そうで怖い」「不気味」といった心理的な理由から、避ける人が一定数います。

 

しかし、墓地に眠る人はきちんとお経を上げてもらったうえで納骨されており、事故物件とは異なりそこで人が亡くなったわけではありません。

 

心理的な抵抗感さえクリアできれば、家賃を抑えて希望のエリアや広い間取りに住めるチャンスが広がります。

 

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墓地近くの物件には、家賃の安さ以外にも住環境としてのメリットが多数あります。ここでは4つのメリットを解説します。

 

墓地は視界が開けており、日差しや風を遮るような高い建物がありません。

 

さらに、お墓を撤去して跡地に高層マンションなどが建てられる可能性は低いため、一度入居すれば将来的にも日当たりや風通しの良さが保たれやすい環境です。

 

墓地やその周辺は、地盤が強い土地である可能性が高いといえます。

 

お墓は永きにわたって継承していくものであるため、昔から災害の被害を受けにくい安定した場所につくられてきた歴史があります。

 

特に歴史のあるお寺の周辺は、地盤がしっかりしていることが多いです。

 

一般的に墓地で騒ぐ人は少ないため、周辺はいつもひっそりと静かです。

 

お寺が管理している墓地であれば、不審者が立ち入りにくく、治安の面でも落ち着いた環境が保たれています。

 

時おり鐘の音やお経を唱える声が聞こえる程度で、車の騒音や繁華街の喧騒に悩まされることはほとんどないでしょう。

 

敷地内に木々が多く植えられている墓地も多く、緑が豊富な点もメリットです。

 

特に緑地の少ない都市部では、墓地が街のオアシス的な役割を果たしているケースもあります。窓の向きによっては、部屋にいながら四季折々の自然を楽しむことができます。

 

静かで日当たりが良い半面、墓地の近くならではの生活上のデメリットも存在します。住んでから後悔しないよう、具体的な対策とあわせて確認してください。

 

墓地は夜間の参拝を想定していないため、敷地内や周辺に街灯が少なく、夜は暗闇に包まれやすい傾向があります。

 

人通りも減るため、帰宅時間が遅い人は不安に感じるかもしれません。

 

対策として、駅から物件までのルートに明るい大通りを通れるか、遠回りでも安全な道があるかを確認することが重要です。

 

緑が多い環境であることや、お供え物の食べ物や花があるため、蚊などの虫やカラスが集まりやすくなります。

 

虫や鳥の被害を防ぐためには、「3階以上の高層階を選ぶ」「窓に防虫網を設置する」「カラスが寄り付かないようバルコニーに物を置かない」などの物理的な対策が有効です。

 

普段は静かな墓地周辺も、お盆(8月)やお彼岸(春・秋)の時期にはお墓参りの人で賑わいます。

 

お寺の駐車場が満車になり、周辺の道路が渋滞することもあります。この時期だけは、車での外出時間をずらすなどの工夫が必要です。

 

ただし、参拝は昼間が中心のため、夜間まで騒がしい状態が続くことはありません。

 

お墓参りの人が多い週末や特定の時期には、風向きによってお線香の匂いが部屋まで漂ってくることがあります。

 

匂いに敏感な人や、洗濯物に匂いがつくのが嫌な人は、お墓側に窓やバルコニーがない部屋を選んだり、室内干しを活用したりするなどの対策を取りましょう。

 

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ここまでのメリットとデメリットを踏まえると、墓地近くの賃貸物件は以下のような人に向いています。

  • 家賃を抑えつつ、部屋の広さや設備を妥協したくない人
  • 日当たりや風通しの良さを重視する人
  • 静かな環境で在宅ワークや勉強に集中したい人
  • 日中は仕事や学校で不在にしており、お盆などの混雑が気にならない単身者

 

心霊的な先入観さえ気にしなければ、実用的で快適な生活が送れる穴場の物件といえます。自身のライフスタイルと照らし合わせて検討してみてください。

 

墓地近くの物件に興味を持ったら、必ず現地を内見して生活環境を確認しましょう。

 

内見時には以下の3つのポイントを重点的にチェックしてください。

 

昼間だけでなく夜にも現地を訪れ、街灯の数、道の明るさ、人通りの多さを自分の目で確認します。スマートフォンのライトがなくても安全に歩けるかが判断基準です。

 

間取り図と照らし合わせながら、窓やバルコニーからお墓がどのように見えるかを確認します。直接視界に入るのが気になる場合は、窓の向きが違う部屋を選びましょう。

 

カラスなどのフン害がないかバルコニーの汚れをチェックし、必要であれば防鳥ネットを設置してもよいか、事前に不動産会社や管理会社に確認しましょう。

 

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Q.1 墓地近くの物件はなぜ家賃が安いのですか?

 

A.1 墓地は心理的な理由から敬遠する人がいる「嫌悪施設」とみなされることがあり、周辺相場よりも家賃が安めに設定される傾向があるためです。設備や広さの条件が良い物件を安く借りられるチャンスでもあります。

Q.2 墓地の近くに住むと治安面で不安はありますか?

 

A.2 一般的にお寺が管理している墓地は不審者が立ち入りにくく、治安は良好なことが多いです。ただし、夜間は人通りが少なく街灯が暗い傾向があるため、夜の帰り道の安全性は自身で確認する必要があります。

Q.3 カラスや虫への対策はどうすればいいですか?

 

A.3 3階以上の高層階を選ぶことで、ある程度の虫の侵入は防げます。また、バルコニーに生ゴミなどの物を置かない、防鳥ネットを活用する、洗濯物は室内干しにするなどの物理的な対策が有効です。

更新日: / 公開日:2018.09.27