引越しに必要なダンボール。荷物を入れるのに欠かせないアイテムですが、一人暮らしで引越しする場合には何個くらい必要なのでしょうか?
今回は一人暮らしの引越しで必要となるダンボールの数やダンボールの調達方法、梱包のコツについて説明します。
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用意しておきたいダンボールの数は?
荷物の量や種類によっても大きく異なりますが、目安として一人暮らしで引越しする際に用意しておきたいダンボールの数は10~15個程度。
さらに、ダンボールの大きさによっても必要となる数は変わってきます。
ダンボールの大きさは?
ダンボール10~15個程度といっても、小さいものばかりでは荷物が入りきらなくなってしまいます。かといって大きいダンボールでは、ガラスや陶器のような割れ物を中で動かないようにするには不便です。
梱包する内容に応じて、大きさの異なるダンボールを使い分けましょう。ダンボールにはS、M、Lなどさまざまなサイズがあり、引越し会社によっても規格がそれぞれ異なります。
例
Sサイズ…宅配100サイズ/外形3辺の合計が100cm以下のもの
Mサイズ…宅配120サイズ/外形3辺の合計が120cm以下のもの
Lサイズ…宅配140サイズ/外形3辺の合計が140cm以下のもの
ただ、引越し会社からサイズを厳密に指定されることはないので、用意するダンボールはどんなものでも構いません。
必要に応じて、大きさの異なるダンボールを使い分け、10~15個程度を目安に用意しましょう。かさばるものを入れる大きなダンボールは多めに必要です。

「衣装ケース」はそのまま運んでもらえる
ちなみに「衣装ケース」は、衣類を入れたまま運んでもらうことができます。衣類をダンボールに詰め替える必要はありません。
蓋つきタイプのものは、蓋が外れないようロックするか、ガムテープで固定してください。引き出しタイプのものは引き出しが飛び出てしまわないよう、テープなどでしっかり固定しましょう。
ダンボールに入るものの目安
ダンボールに入るものの目安として、例えば衣類の場合は、MサイズかLサイズの大きなダンボール箱を利用しましょう。
Mサイズのダンボール箱だと、Tシャツなどの薄い服であれば40~50枚程度、冬服のトップスやジーンズのように厚手のものであれば20枚程度入ります。
Sサイズのダンボール箱は、あまりまとまった量が入らないので、下着や靴下などに使うのがおすすめです。また「重いもの」「割れやすいもの」などに使います。大きな箱は、底が抜ける危険性が高くなるので向いていません。
本や食器(割れ物)は特に、底をきちんとガムテープで補強してからSサイズのダンボール箱に入れるようにしてください。食器は1枚ずつ新聞紙でくるみ、緩衝材と一緒にダンボールに詰めましょう。
ダンボールはどこで調達すればいい?

引越しに使う大量のダンボールは、どこから調達すればいいのでしょうか?
引越し会社に依頼する
引越し会社に依頼する場合には、基本的にその引越し会社からダンボールをもらうことができます。無料のところもあれば、有料の場合も。一定数までは無料で、それ以上追加の場合は有料になるなど、会社によって異なるのでよく確認してください。
数は指定しなければならない場合もありますが、引越し会社が荷物の量を予想し、それに足りる数を案内してくれることもあります。心配であれば少し多めに持ってきてもらうようお願いしましょう。
また、もし足りなくなった場合は追加で持ってきてもらうことができるのかどうか、確認しておいてください。引越し会社に自宅を訪問してもらい、見積りをお願いすると、より適切な数を計算してもらうことも可能です。
近所のスーパーやホームセンターなどでもらったダンボールは利用できる?
スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなど、お店によってはダンボールを無料でもらえる場合もあり、それらを使うこと自体に問題はありません。
ただし、野菜が入っていたダンボールには虫がついていたり、入っていた食品によっては濡れていたり、においが気になったりすることがあります。生鮮食品が入っていたダンボールは避けたほうが無難でしょう。
インターネットで購入も可能
ダンボールはインターネットで購入することも可能です。
少し価格は高くなりますが、一般的なダンボールより頑丈な作りのものもあるので、繊細で壊れやすいものを運ぶ場合はそうしたものを選ぶと安心できます。
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引越し先でスムーズに新生活が始められる梱包方法

できれば、引越し先での荷ほどきもスムーズにしたいものです。そのための梱包時のコツを紹介します。
箱に何が入っているのかダンボールに書いておく
種類別に分けて梱包し、ダンボールの側面に“上着“や“食器“など、中に入っているものを書いておくようにしましょう。
1つのダンボールにできるだけたくさん詰めたくなりますが、いろんなものをあれこれと入れてしまうと、荷ほどきの際にどこに何を入れたのかわからなくなり、引越し先で不便な思いをします。
なお「割れ物注意」「下積厳禁」「こちらを上にしてください」などの注意書きも忘れずに。
部屋やスペースごとにまとめる
リビングのもの、キッチンのもの、玄関のもの、トイレ・バス関連というように、部屋やスペースごとにまとめるようにしましょう。
荷ほどきの際に動きが少なくて済み、ダンボールから取り出す時間がないとしても、そのスペースにダンボールを置き、開封するだけで日常生活を送ることが可能です。
基本的には「早め、多めに準備」
今回は、一人暮らしの引越しに必要なダンボールの数や、梱包の方法などについて説明しました。
客観的に見て「自分は服が多い」「靴が多い」「趣味のものが多い」などと思った場合は、多めにダンボールを用意するようにしてください。
梱包の仕方によっては、さらに多くのダンボールが必要になるため、追加する場合のことも想定しておきましょう。
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更新日: / 公開日:2019.02.21










