ネコを飼ったら暮らしはどう変わる?

その存在自体が毎日の生活に癒やしをもたらしてくれるネコ。週末は深夜まで飲み歩いていたのに、ネコを飼うようになってからは早く帰宅するようになった、という人もいるようです。また、ネコは犬のように散歩の必要がないので犬に比べて飼うのがラクともいわれています。

ネコを飼うのに必要な費用は年間20万円

ネコを飼うためにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。ペット保険会社大手、アニコム損保株式会社の“ペットにかける年間支出調査(2017年)”によると、ネコ1匹の飼育にかかる1年間の費用は約20万円(※)。内訳は以下のとおりです。

食費(フード・おやつ):4万3,450円
病気やケガの治療費:4万3,057円
予防医療費(ワクチン接種・健康診断等):1万3,270円
サプリメント:1万2,407円
シャンプー・カット・トリミング料:7,180円
ペットホテル・ペットシッター:1万4,589円
ペット保険料:3万1,050円
洋服・首輪・リード:7,170円
日用品:1万1,825円
防災用品:4,139円
光熱費(ネコ飼育による追加分):1万5,540円
交通費:5,744円
合計:20万9,421円


ネコの医療費は高額

ネコは、健康でさえあればそれほど費用はかかりません。ネコの飼育費用が高くなるのは、ケガや病気で動物病院にかかったときです。動物病院は自由診療のため医療費が高額になる傾向があり、一度の手術・入院費用に数十万円かかったという話も珍しくありません。ペット保険に加入しておくことで医療費を軽減することができますが、定期的なワクチン接種や健康診断を受けさせるなど、日頃から、もしもの事態に備えておくことも大事です。また貯金をしておくこともおすすめです。

ネコも熱中症になる

一人暮らし世帯でネコを飼う場合は、不在中の光熱費も考慮する必要があります。特に近年は夏の暑さがたいへん厳しいことから、外出の際もエアコンをつけたままにする必要があるからです。閉め切った室内で熱中症になったネコが命を落とす事例が毎年報告されています。

毎年恒例! ペットにかける年間支出調査(2017年)│アニコム損保株式会社

ネコと暮らしたい人のための部屋の選び方

ネコと暮らしたい人のための部屋の選び方
ネコと暮らしたい人のための部屋の選び方

賃貸物件の多くは、賃貸契約書や管理規約によりペットの飼育を禁止しています。ネコを飼う場合は、必ずペット飼育可の物件を選びましょう。ただしペット可と記載されていても無制限に飼えるわけではなく、動物の種類や頭数が定められているのが一般的です。一例としては、小型犬1頭のみ飼育可となっており、大型犬やネコは不可というケースもあります。賃貸契約書や管理規約の内容をしっかりと確認しましょう。

賃貸物件を“ペット可”で絞り込んで探そうネットの不動産サイトでは、ペット可を条件に賃貸物件を絞り込むことが可能です。また近年は、ネコと暮らすための設備や環境が整えられた“猫飼い向け”に特化した賃貸物件も登場しています。ペット可物件は周辺相場よりも敷金が高めに設定されていることが多いので予算も考えて検討しましょう。

ペット可(相談)の物件特集 

ネコを飼いやすい間取りのポイントベランダに洗濯物を干したり、玄関で来客対応をしていたりする間に、ネコがするりと外に出てしまうケースがあります。理想の間取りとしては、居室と玄関の間に扉があるか、ネコを一時的に隔離するスペースがある物件がおすすめです。

今住んでいる賃貸物件でネコを飼いたい場合

すでに賃貸物件に住んでいて、途中からネコを飼いたくなった場合は、必ず管理会社や大家さんに確認しましょう。「気づかれなければ大丈夫」とこっそりネコを飼うと、近隣住人や管理会社に発覚したときにトラブルとなり、場合によっては契約解除に発展する可能性もあるからです。また、ネコの飼育が許可される条件として、敷金の上乗せが必要なケースもあります。

ネコと暮らす際に考えておきたいこと

かかりつけの病院を探しておく信頼できる動物病院を探して、定期的に検診を受けられるよう準備しておきましょう。病院は、ネコの負担を軽減するために、自宅から通院しやすい場所を選びましょう。

室内を片付けて掃除しやすい環境を整えるネコは毛づくろいをすることから、毛玉を吐き出すことがあります。日頃から室内を片付けて、掃除がしやすい環境を整えておきましょう。また、ボタンや紐など細かい物が散らかっていると、思わぬ誤飲事故につながることもあります。

飼い主の、もしものときを考える一人暮らしでネコを飼っている場合は、飼い主の長期入院や急な出張で、家を空ける可能性も考えておく必要があります。いざというときにネコの世話をしてもらえる人を探しておきましょう。家族や友人に相談しておくのもいいかも知れません。それが難しい場合は、頼れるペットシッターを探しておくと安心です。

責任を持って飼えるかよく考えよう

ペットショップなどで可愛い子猫を見かけると、つい飼いたくなってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、ネコも年を取りますし、老猫期には介護が必要になるケースもあります。キャットフードの品質や医療の向上により、猫の寿命は年々延びています。長い場合は20年近く生きる場合も。最期まで責任を持って飼うことができるかよく考えましょう。

まとめ
・ネコ1匹の飼育にかかる費用は年間約20万円ほど
・医療費が高額になりやすいので定期的に検診を受けさせたり、もしもに備えて貯金をしておく
・賃貸物件でネコを飼育する場合は必ずペット可物件を選ぶ
・一人暮らしの飼い主になにかあった場合に備え、かわりにネコの世話を頼める人を探しておく
・ネコを飼い始める前に、最期まで責任を持って世話ができるかをよく考える

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