最近のシェアハウスの実態は?

2014年7月8日に国土交通省から発表された「貸しルーム入居者の実態調査の集計結果について」が発表された。タイトルは固いが、つまりは「シェアハウスの実態調査」。テレビのリアリティショーなどでも近年話題になり、新しい住まい方の一つとして浸透してきた。今回、このレポートデータをもとにシェアハウスに住む人は現在どんな人なのか?の実態を探ってみた。

全体的に高くなった年齢層

以前国交省が調査したH23年調査では20~30歳までで半数以上の66.8%でしめていたが、今回のH23年の調査では20~30歳までは36%。35~40歳の人はH23年8.8%だったが、H25年では16%。以前よりも全体的に年齢層は高くなっている傾向にある。

住んでいる人の就業形態で見ると、H25年の調査では47%が正社員で一番割合が多い結果になった。次いで学生が12%、アルバイト10.3%と続く。H23年の調査では正社員が40.7%、学生が23.7%、アルバイトが11.2%。H25とH23年の調査は両方共通して同じ就業形態の割合が多かったが、学生はH23年に比べてH25年の割合はおよそ半分に減っている。
当時住んでいた学生が社会人となった結果か、もしくは学生のシェアハウスブームが去ったのか、この点は気になる点だ。

シェアハウスに住んでいる人の月収を見てみると、月収が15~20万という人が18.3%と多い結果に。また、月収30万円以上の人も18%いる。低所得の人のみということはないようだ。

抜粋:国土交通省「貸しルームにおける入居実態等に関する調査」から</br>上:入居者の年齢 下:入居者の月収抜粋:国土交通省「貸しルームにおける入居実態等に関する調査」から
上:入居者の年齢 下:入居者の月収

シェアハウスの広さと家賃

シェアハウスの専有面積を見てみると、7.5~10m2が32.9%と最大の結果になった。次いで、10~12.5m2が22.6%、5~7.5m2が16.1%という結果に。20m2以上の部屋に住む人は3.1%という結果になった。一人暮らしの賃貸の場合には専有面積が約30m2前後が平均だが、それと比べるとはるかに狭い。

1カ月あたりのシェアハウスの賃料(家賃+共益費)をみてみると4万円未満が48.2%だった。次いで、4~5万円17.5%、5~6万円は14.1%と、家賃を抑えた結果になった。7.5万円以上は全体の4.3%。豪華なシェアハウスも一部あるが、全体的には価格を抑えたものが多いと言える。

これまでのデータを見ると、月収は特定の層に片寄なく少ない人から多い人でいるが、一方シェアハウスの賃料は4万円未満がほぼ半数。節約ということで住んでいる人も多いと予測できる。では、実際のところ入居動機はどうなのだろうか?次回、シェアハウスの入居動機や実際どのくらい住んでいるのか見てみる。

取り急ぎ確認したい人は、国土交通省のデータを参照にしてほしい。

抜粋:国土交通省「貸しルームにおける入居実態等に関する調査」から</br>上:自室の専有面積 下:月々の賃料(家賃+共益費)抜粋:国土交通省「貸しルームにおける入居実態等に関する調査」から
上:自室の専有面積 下:月々の賃料(家賃+共益費)

データ出典

調査概要:国土交通省がネットリサーチ会社にモニター登録している東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の20歳以上の男女に対し、平成25年9月にインターネットアンケートを実施。

※詳しくは元データを参照。

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2014年 08月04日 11時48分