福岡に住みながら日常会話として英会話スキルを高められるシェアハウス
（株）彩ファクトリーの内野氏が丁寧にわかりやすく英語漬けシェアハウスについて説明東京で初めて運営した英会話シェアハウスが空き室待ちとなるほど人気が高いことから、その第2弾となる英語漬けシェアハウス「Discovery Hakata South」が、2014年11月、福岡市に誕生することとなった。
日本にいながらネイティブな英会話を習得できるという賃貸物件に興味をひかれ、8月30日に開催された説明会に参加してきた。参加者は男女合わせて11名。「仕事で海外出張が多いので」「英会話を身に付けて海外赴任を希望したい」「留学でせっかくスキルアップした英会話力を維持したい」など理由はさまざま。英会話に対する情熱が高い人たちが集まっているので、物件説明のスライドを食い入る様に見つめる姿は真剣だ。
日本では日常会話として英会話を使えるシーンはほとんどないといっていい。英語漬けシェアハウスの場合、入居者の約2～3割は外国人となる予定で、共有スペースでは英会話で話すことが基本ルールとなっている。もちろん、日本語で聞いて英語でなんと言えばいいのかを教えてもらうという場面もあっていいはず。一緒に食事をしたり、映画鑑賞したり、毎日楽しく過ごしながら英会話が自然と身に付けられるなんて英語を学びたい人にとって理想的な環境だろう。
英会話講師もシェアハウスで一緒に暮らし、週2回レッスン
共有スペースにはゆったりとくつろげるソファやコミュニケーションツールとしてのサッカーゲーム台などを採用している福岡の英会話学校とタイアップして英会話講師が一緒に暮らす。その講師によって週2回1時間ずつ、初級者・上級者コースに分かれて英会話レッスンが行われるが、仕事をしている人に配慮して平日は22時から、土・日など休日は朝10時から開催予定となっている。
レッスンを受けながら、共有スペースで2時間ほど毎日おしゃべりをしたり聞いたりすれば、英会話能力はスピーディにアップするだろう。急を要する人などは個人的にお願いして個人レッスンを受ける（有料）ことも可能だという。日本にいながら英会話の上達を望む人にとって格好の住まいである。
また、外国人と暮らすことで文化や考え方、人生観などの違いを体験できて人生の幅がぐんと広がりそう。コンセプトシェアハウスの普及に取り組んでいる株式会社彩ファクトリーの内野匡裕氏は「私もシェアハウスに住んでいます。1人暮らしに比べてたくさんの刺激や影響を受ける面白さやメリットを実体験してきました。日本ではシェアハウスの認知度はまだまだ低く、いいイメージを持たれていないのが現状。それを払拭したいという思いもあって、英会話、起業家、ロハス、シングルマザー、東大受験などコンセプトを持ったシェアハウスを提案し続けています」と。今後も福岡への進出に意欲的だ。
デザイン性の高い共有スペースはカフェ風。女性専用トイレや無料ランドリーで安心
国際交流パーティには入居者以外のゲストも大歓迎。違う国々の文化に触れ、刺激を受けることができる絶好の機会だ4階建ての建物の1階には広いダイニングキッチン、スタディルームやシアタールームなどが設計され、共有スペースはお洒落なデザインで、ゆったりとくつろげるカフェ風になっている。ここでは国際交流パーティや英語学習イベント、ビジネススキルセミナーなどが開催され、海外の人たちとコミュニケーションを楽しみながら、自分のスキルアップを図ることができる。
2～4階は住居となっていて、各フロアに個室8室、2人部屋2室、トイレ、洗濯機2台、乾燥機2台が配され、ランドリーは使用料無料。3階は女性専用トイレという気配りもされている。賃貸料は個室4万円、2人部屋は1人2万5000円、これに加えて英会話レッスンなどのシェアハウスサービス料が2万円、水光熱費は定額1万円だ。
さらに、九州ビジネスの中心である博多駅まで16分、天神まで23分で行ける利便性のいい立地、福岡空港へも近いので、通勤・通学、そして出張やレジャーにも便利なロケーションとなっている。
11月1日入居開始！英語への情熱や人柄なども考慮して入居者を選考する
個室の広さは約6畳の広さ。自分の家具を持ち込んでもいいし、家具付きの部屋も用意されている11月1日に入居開始を予定している。シェアハウスの場合、一緒に暮らす人がどんな人かを不安に思う人もいることだろう。入居希望者には自由に門戸を開いているが、原則として英語学習へのモチベーションの高さや人柄なども考慮するというから安心できる。
契約は１年を基本としているが、英会話スキルの上達によって勤務先で海外赴任が決定、ワーキングホリデーで海外に行くことになるなど事情があって退去する必要が生じた場合は、1ケ月前に知らせればいいこととなっている。
英語漬けシェアハウスでは英語で行う住民専用のfacebookも公開している。住むことによって、自然体で話せる英会話や英語の読み書き能力を身に付けることができるので、自信を持って海外に羽ばたいていけそうだ。
9月27日に3回目の説明会が開催される。27日の説明会では工事中の現地をツアー形式で回り、質疑応答なども行われるので、あらゆる疑問や不安を解消することができる。第1号として先に展開した東京の英会話シェアハウスでは20代から50代の会社員が入居しているという。
福岡に住んで会社や学校に通いながら、英語を通じてステップアップしたい、コミュニケーション下手な自分を変えたいなどと考えている方にとって大きなチャンスではないだろうか。
■関連リンク
英語漬けシェアハウス「Discovery Hakata South」ホームページ：http://irodorifactory.com/hakata/
英語漬けシェアハウス掲載のfacebook：https://www.facebook.com/discoveryfukuoka
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