都心からは近い街、駅からは遠い部屋がお勧め

自治体が運営している駐輪場なら学生は安くで利用できるが、民間だとそうはいかない場合もあるのでご用心自治体が運営している駐輪場なら学生は安くで利用できるが、民間だとそうはいかない場合もあるのでご用心

せっかく、初めてのひとり暮らしを東京で始めるなら、話題のモノやこと、芸術や遊びその他最先端の出来事にすぐにアクセスできるような、便利な立地を選びたい。なんでも吸収できる若い時期に、そうしたものに触れ合うチャンスがあるのなら、利用しない手はないと思うからだ。

ただ、ターミナルから15分圏くらいの、都心ににアクセスしやすい駅では当然ながら、家賃が高い。そこで狙うべきは駅からは遠い場所。家賃は最寄駅から徒歩10分以上遠くなると、数%から場合によっては1割くらいは安くなる。ただし、山手線内など都心近くではそもそも徒歩10分以上も歩くと、隣の駅に行ってしまうほど、駅間、沿線間が近い場所もある。また、神奈川方面では坂の多い地形が多く、距離以上に時間がかかって大変な場所もあるので、できれば平坦な道を10分以上を狙いたいところだ。

駅から遠い場所となると、バス便利用もあるが、その場合、交通費が嵩んでしまう可能性もあるので、家賃だけでなく、交通費もプラスし、出費全体として節約になるかどうかを考えてみること。自転車利用の場合も、最寄駅近く、住まいに駐輪場があるかどうか、その利用料がいくらかを調べてから選択するようにしよう。

お屋敷街、ファミリー中心の住宅街は意外に不便

住環境の良さと利便性は時として相反することがある。一人暮らしなら利便性重視のようが暮らしやすい住環境の良さと利便性は時として相反することがある。一人暮らしなら利便性重視のようが暮らしやすい

シングルにとって住みにくいのが、一戸建ての多い、いわゆるお屋敷街やファミリー向けの分譲マンションが並ぶ住宅街。前者は住環境優先で街に建設してよいものが規制されるため、コンビニやファミレス、自販機などが少なく、ちょっとした買い物にも不便。また、夜は比較的早い時間から静かで、そこに生活時間が違う人が住むとクレームの種になることも。夜道も街灯、人通りが少なく、暗いことがあるので、特に女性は注意が必要だ。
ファミリー向けの住宅街は商店街、クリニックその他の施設がファミリー向けになっていることが多く、物価は安くても量が多すぎたり、手軽に利用できる定食屋さんなどが少ないなど、微妙に不便。

住みやすさを考えると、一戸建て、マンション、アパートなどが混在、カップル、シングルなど若い年代が多い街がお勧め。現地を下見に行く時にどんな人が多いのか、道行く人をチェック。商店街では定食屋さんや単身で利用しやすそうな店の数や種類、価格などをチェックしてみると良い。漠然と見ているだけではなく、ワンコインで買える弁当や食べられるメニューがどのくらいかるかを意識し、他の街と比べてみるとそれぞれの街の特徴が分かってくる。

遮音性の高い住まい、あるいは1階で騒音トラブルを防止

同じアパートと呼ばれる建物でも、木造より軽量鉄骨造のほうが音は多少響きにくい同じアパートと呼ばれる建物でも、木造より軽量鉄骨造のほうが音は多少響きにくい

比較的時間の融通がつく暮らしだけに、昼間まで寝ていたり、夜遅く帰ってきたりということもあるはず。周囲と音問題で揉めないためには、できるだけ遮音性の高い鉄筋コンクリート造などの建物を選びたいが、予算の問題で難しい場合には1階で音の響く範囲を少なくすること。悪意のない騒音で揉めるのは、上の階からの生活音が最多。1階であれば迷惑をかける可能性が減るというものだ。また、外に階段があるタイプの物件だと、足音が響きやすいので注意しよう。

逆に音に悩まされないようにするためには上に住民のいない最上階を選ぶのが手だが、1階に比べると家賃は高くなるのが一般的。音だけでなく、眺望、日当たりも良いことが多いが、その分、冷暖房効率はいまひとつ。予算と考え方次第だ。

また、昼間、うるさい場所としては小中学校や公園、テニスコート、商業施設などがある。人が集まる場所はうるさいと考えてもよい。たいていの場所は昼夜で音の状況が違うはずなので、気になる人は不動産会社の人に聞いてみる、あるいは自分で何度か訪れてみると良いだろう。

2013年 09月12日 11時23分