空き家率は前回調査で過去最高に
2023年10月1日より、総務省統計局は「令和5年住宅・土地統計調査」を実施する。住宅・土地統計調査は、1948年から5年ごとに行われており、2023年10月の調査は、16回目となる。
総務省統計局は、本調査の狙いを主に2つ挙げている。空き家対策の重要性が年々高まっていることから、「空き家の状況を着実に把握」し、「高齢者の居住状況を的確に把握」するとしている。調査結果は空き家対策の条例の制定や都市計画の策定などに利用される。
前回の2018年調査では、総住宅数は6,241万戸、総世帯数は5,400万世帯。前々回の2013年調査と比較し総住宅数は178万戸増加、総世帯数は155万世帯増加した。空き家率は年々上昇傾向にあり、2018年は13.6%と過去最高となった。
総務省統計局は「令和5年住宅・土地統計調査キャンペーンサイト」を開設している。調査対象となった人は下記URLからインターネット回答をすることができる。
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/r5campaign/index.html
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