100円ショップでDIY材料を探す

普段からよく利用する100円ショップ。雑貨に加えて、DIY関連の工具や素材もよく見かける。DIYというと、ホームセンターなどの専門店で専用の材料と道具を購入するイメージがあるが、これだけ商品ラインナップが豊富ならば、100円ショップの商品だけでもDIYができそうだ。

さっそく向かったのは、ダイソーのアルカキット錦糸町店。都内最大の売り場面積とあって、見渡す限り商品が並んでいる。お手軽DIYを目指していたので、小物を中心に探していく。

完成品で、見た目がかわいらしい取っ手付きの小箱「ウッドBOXブラウンB&C」。今回はこの小箱に合う棚を、木材でDIYすることにしよう。小箱の他、木材、ニス、工具類など、全部で18アイテム購入した。費用は2,000円以内に収まった。購入してみて、改めてDIY関連の品揃えの充実ぶりに驚く。今回は一からつくる企画だが、何か身の回りの品に手を加える時にも役に立ちそうだ。

メインで使う小箱「ウッドBOXブラウンB&C」を選んだ理由は、すでに取っ手もついた箱の状態になっているからだ。箱と取っ手が別々だと手間も増えて、費用もかさむ。全てを作るのは時間がかかるけれど、100円ショップにはすでに使える雑貨類も豊富にあるので、アイディア次第で、初心者でもDIYの幅が広がりそうだ。

100円ショップDIYの材料・道具100円ショップDIYの材料・道具

木材を切る

棚の組立棚の組立

今回は筆者の仕事場で作業する。DIY用の特別な作業場ではない、普通の作りだ。

まず先に、小箱の寸法を測り、棚の寸法を計算する。小箱は横115×高さ94×奥行88mm程度で、箱によって若干寸法が異なるようだ。棚に入った時に、左右の余裕が3mm程度、高さは6mm程度余裕があるようにした。板厚が12mmの板材を基準にして、寸法を決める。

小箱を4つ、田の字型に組み合わせるので、小さいながら格子状の棚になる。板が交差するところをどのような形状にするか考えた。少し手間はかかるけれど、組み合わせて格子になるようにする。ここで必要になってくるのは糸ノコだ。ノコギリだけでは、細い部分は切ることが出来ない。そこで奥の方は糸ノコを使用して切断する。

材料と道具をそろえ、板材に定規で測って寸法を記していく。線をつけたら切る作業だが、この際に必要なのは、頑丈な机だ。板を切る際に、土台となる作業机がぐらぐら動くようでは非常に危険なので、板材はクランプで作業机に固定する。また、木くずは思ったよりも飛び散るので、PCや台所から、なるべく遠くで作業出来るのが望ましい。

作業中の注意点

DIY中の怪我・事故に注意DIY中の怪我・事故に注意

板材を切った後に、ヤスリで整えていく。板材が思ったより粗く、厳密に寸法通りにしようとすると上手くそろわない可能性が高かった。今回は小物だからと割り切って、端を整える程度にした。

格子状に組むところだけは、一度、形を作って、合わせてみても中々合わなかった。何度かヤスリがけを行い、ようやく組み合わせることが出来た。格子状の部分が1箇所だったから、まだ良かったが、もし複数箇所あったら、組み合わせるだけでDIY初心者の筆者には一苦労だ。もっと簡単にできる構造にするのも手かもしれない。

筆者の作業場は絨毯敷きだが、床には紙や布を引かなかった。切る作業に夢中になって、紙や布の上ですべって転ぶと危険だからだ。
ノコギリなどを使うDIY作業には危険が伴う。身近な場所で作業すると、つい油断しがちになるので、十分に気をつけたい。今回は自分の作業場なので自由に作業することが出来た。切っている最中に木くずが増えたなと思ったら、掃除機で吸いながら作業した。

作業を始めてしまうと、あまり身の回りのことに構わなくなるので、服装や髪型は事前に整えておこう。汚れてもいい服装に着替え、髪が長い人はまとめておきたい。

色塗りと材料

板材を切り終えたら、棚を木工用ボンドで接合していく。小物のため、今回は釘打ちが不要だった。一日放置して、十分に乾燥させる。

翌日、ボンドが乾いたことを確かめて、ニスを塗る。今回は、木目が生かされ、味わいが出る色つきのニスを使用した。小箱に合わせた色味を選んだが、これはお好みで全く別の色を選んで、個性的にすることも出来る。

塗る作業の際は換気を十分に行う必要があり、万が一、ニスがはねても被害が少ないように玄関で行った。お気に入りの家具、とりわけ布製品を汚さないように気をつけよう。床に新聞紙を敷き、割り箸を棚の下に挟み、棚の中側、外側の順に塗った。

夏に作業したので、ニス塗り後、外で太陽の下、半日ほど乾かすと、夕方、しまう時には十分に乾燥していた。お手軽DIYとはいえ、作業をまとめて出来るように時間配分も必要になる。切る、ヤスリがけ作業は木くずが出るので、一気に行ってしまいたいところ。また、ボンドの接着、ニスの乾燥はしばらく放置する必要があるので、その間は次の作業が出来ない。そうしたスケジュールを考慮して計画を立てると、効率的に進められるのでおすすめだ。

なお、今回の材料・道具類は全てダイソーで購入した。購入リストは以下の通りだ。

ダイソーでのDIY材料・道具の購入リストダイソーでのDIY材料・道具の購入リスト

棚の完成

完成した棚に小箱を入れていく。ちょうど良い入れ具合、卓上で使う小物入れにピッタリだ。筆者はイラストレーターの仕事柄、文房具類を数多く頻繁に使うので、ネームプレート付きの小箱と棚は、使い勝手が良さそうだ。

お手軽だけれど、きちんと手作り感も味わえる100円ショップDIY。これからはDIYに良さそうな商品を、100円ショップで探す楽しみも増えそうだ。

※記事を参考にしてDIYを行った場合、怪我・事故に十分お気をつけ下さい。また、制作物、制作中のアクシデントに関しては一切責任を負いませんので、あらかじめご了承下さい。

100円ショップDIY、棚の完成100円ショップDIY、棚の完成

2015年 09月11日 11時06分