かかる消費税は5%?8%? 増税前の経過措置はリフォームも同じ

消費増税法案により、2014年4月からの増税が濃厚な消費税。
税率引き上げ時期と引き上げ幅については、2014年4月1日からは8%、2015年10月1日からは10%まで段階的に引き上げられる予定だが、消費税増税による影響は購入額が大きいものほど負担額も大きくなるもの。購入対象が住宅ならば、増税前と増税後の差は相当なものとなる。

本来ならば、消費税は契約時ではなく引き渡し時の税率が適用されるのだが、請負工事については、消費税引き上げ日の6ヶ月前までの契約は、今の消費税率を適用するという「経過措置」が講じられている。つまり、2013年9月30日までに契約を結べば増税後の2014年4月1日以降に引き渡しでも現行の5%が適用されるのだ。ただし、引き渡しが2014年3月31日までならば消費税5%のままとは言え、いわゆる”駆け込み需要”が予想されるため、工期が延びてしまう可能性も否めぬゆえに2013年9月30日が迫る現在、「住まいを買うなら今!」的な文言が飛び交っている訳である。
そして、それは建替えやリフォームも同じこと。そこで、改築・改装をお考えの方に害虫対策のプロからアドバイスをさせて頂きたい。

リフォーム時に考える、キッチン廻りの害虫対策

住まいへの害はなくとも不快感が否めない害虫・・・ 害虫に悩まされない快適なキッチン廻りを手に入れたいもの 住まいへの害はなくとも不快感が否めない害虫・・・ 害虫に悩まされない快適なキッチン廻りを手に入れたいもの 

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の調査によると、持ち家に居住する30代以上の生活者のうち、リフォームをしたいと思っている層は、時期が未定の潜在層を含めると、約65%。リフォームの主な動機は、一戸建て層・マンション層ともに「設備の劣化・グレードアップ」だった。

住まいは購入したら終わりではなく、修繕や設備の更新が必要であり、ライフスタイルやライフステージの変化によって改築・改装することも。中でも、水廻りのリフォームを検討するケースは少なくないと思うが、水を扱うキッチン廻りは害虫も気になるところ。ムカデやゴキブリなどは、シロアリのように住まいの耐久性を落とすことはないものの、不快かつ不衛生とされる害虫ゆえに、その対策もリフォーム時に考えてみたいものだ。

害虫対策業界では、薬剤を大量に散布する駆除を見直し、さまざまな対策を組み合わせ、薬剤だけに頼らない駆除方法へと変わりつつある。例えば、整理・清掃するなど環境を整えたり、、捕虫器をはじめとする"害虫を侵入させないための器具"を取り付けるなど、繁殖を減らす方法だ。参考までに、キッチン廻りの害虫対策の場合、被害範囲や状況によって異なるものの、定期的な訪問と状況確認、必要に応じて薬剤処理や粘着シートなどのトラップを仕掛けるなど、いわゆる『定期点検管理』で3万円~5万円程度を予算の目安にして頂くとよいのではないだろうか。

また、害虫に限らず鳥の害にお困りの方もいらっしゃると思う。
例えば、コウモリやハトに悩んでいるお宅で、外壁塗装のリフォームをする予定がある場合などは、そこで組む足場を利用して一緒に対策を講じると足場代が一度で済むメリットが。このように併せて行えることもあるので、改築・改装時は害虫対策に目を向けるチャンスと言えるかもしれない。

リフォーム後も、定期的な住まいのチェックを忘れずにチェック

定期的に住まいのチェックを行うことで、住まいの健康状態を把握することができる定期的に住まいのチェックを行うことで、住まいの健康状態を把握することができる

そして、害虫対策で何よりも大切なのは『定期的な住まいのチェック』だ。

■3S(整理・整頓・清掃)
■湿度調整

をポイントに、建物内外のチェックを定期的に行うことによって異変に気づきやすくなるので、害虫による建物への加害・発生個所などを見つけるのに役立て欲しい。
前述のキッチン廻りの害虫は特に『3S』が効果的で、予防や異変の早期発見につながる。また、湿気を好む害虫は多いため、『湿度調整』も害虫対策の視点から大切な対策だと言えよう。

消費税アップ前にリフォームを検討されている方も少なくないと思うが、広さや設備仕様などに意識が集中しがち…。害虫にも目を向けた改築・改装時をして、マイホームがリフレッシュした後は、引き続き住まいの長持ちのため、日頃からの害虫対策を心がけよう。

2013年 09月12日 11時16分