建築の新しい楽しみ方に気づく「愛の名住宅図鑑」シリーズ

建築は、専門家でないと理解するのが難しいと思われがちなのではないだろうか。しかし実は、一般人でも十分に楽しむことのできる、奥深い世界である。

LIFULL HOME'S PRESSでは、著名な建築の歴史や魅力を深掘りする記事も掲載しているが、なかでも宮沢洋さんの「愛の名住宅図鑑」は、建築の新たな見方を提案してくれる個人的にお気に入りの連載だ。「愛の名住宅図鑑」では、一般的な建築評論では削られてしまいがちな「建築史上のポイント」と「建築家の愛」に着目して、有名建築を掘り下げている。

今回の特集では、これまでの「愛の名住宅図鑑」の記事をご紹介する。まずは、コルビュジエ設計の「サルヴォア邸」、コンドルの「六花苑(旧諸戸清六艇)」、ヴォーリズの「駒井家住宅(駒井卓・静江記念館)」、フランク・ロイド・ライトの「ヨドコウ迎賓館」、A.レーモンドの「旧イタリア大使館別荘」だ。いずれも明治維新以降、日本の建築に影響を及ぼした外国人建築家による素晴らしい建築である。

宮沢さんの建築愛が感じられる解説イラストも併せて建築の世界を楽しんでいただけたら幸いだ。

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