コロナ渦を過ごして見えてきた、ニューノーマルな設備とは?

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)が流行してから約2年が経ち、働き方や日常生活は大きく変わり、いまなお変化しながらニューノーマルな日々が続いている。日常の中で、感染対策を心がけたり、外出がしにくい中いかに快適に過ごせるかを模索したりするなど、住み替えやリフォームを検討している人は少なくないのではないだろうか。

2022年2月に、アキュラホーム住生活研究所は、「住宅傾向調査2021」の調査結果をもとに、10年間の間取りの変化に加え直近のコロナ禍ならではの一時的な流行や変化などについて発表した。

コロナの感染対策として最初に重要視され習慣化したのが手洗いであり、それに伴い自宅の手洗い場も需要が変化している。コロナ渦で最初に人気だったのは、玄関を入ってすぐに洗面スペースがある間取りの「玄関手洗い」であったが、2020年一時的に増加したものの、2021年以降は減少傾向にある。一方で、玄関から他の部屋を通ることなく洗面所にいける「玄関‐洗面直接動線」が、2021年は7%増加した。洗面台を2つ設けるよりも、動線を工夫した間取りによってコロナ渦に対応する住宅が増えているようだ。

他には、シューズクローゼットのデータを見てほしい。2009年と比較し、2021年は設置件数が43件、面積も23%増えている。コロナ渦によるアウトドア需要(キャンプ、釣り、フィットネス、ゴルフ、etc)の増加に伴い、外出用の荷物を置くスペースが必要となっているためといえるだろう。靴収納をメインにするシューズクローゼットの他、靴以外も想定されている土間収納もはやっているようだ。

コロナの影響で生活が変化したことにより、住まいに求めるものも変化し続けている。今回は、新しい生活を求めて住み替えやリフォームを検討している人の参考になるよう、コロナ渦を過ごして見えてきたニューノーマルな設備や間取りについて紹介しよう。

出典/アキュラホーム 住生活研究所「住宅傾向調査2021」より転載出典/アキュラホーム 住生活研究所「住宅傾向調査2021」より転載