DIYが住宅だけでなく、まちづくりのプロセスの一環に

自分で手を動かすプロセスが、まちや住まいへの愛着につながる自分で手を動かすプロセスが、まちや住まいへの愛着につながる

DIY……というと、一昔前までは「日曜大工」のイメージであった。

それが、近年はセルフリノベーションを含めて、住まいや暮らし方を豊かにする手段として認知されてきている。個々の住まいを自分なりに変えていく楽しさは、壁紙を変える、棚を造るなどインテリアの模様替えの延長として、DIYを楽しむ女性たちも徐々に増えてきた。自分で手を動かして、造り上げたものが住まいや暮らしにあることで、そのプロセスも含めて愛着が湧き、それが空き家や空室の対策の一つともなってきている。

DIYを単に住まいを変える手段としてだけでなく、その点を拡げて、線とすることで、まちづくりにもつなげていこうという取り組みも徐々に増えてきている。

商店街の再生や廃校の再生、地域のコミュニティの場をDIYを手段として創り、そこを拠点にまちづくりを行う例もある。

「DIYがつなぐまちづくり」に注目して、過去の記事をまとめてみた。

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