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空き家の活用サービス「アキサポ」の評判・口コミは?メリットも紹介

空き家を所有していると、管理の手間や固定資産税の負担などさまざまな問題が発生します。活用の予定がなければ、空き家を売却することで問題を解決できます。

空き家の活用で失敗しないためには、信頼できる不動産会社を見つけて相談し、自分に合った活用法を選択することが重要です。

この記事では、空き家活用サービス「アキサポ」について、サービス内容や評判、メリット・デメリットを紹介していきます。

この記事で分かること

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もくじ

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アキサポと他社の空き家活用サービスを比較

まずは、アキサポと他社の空き家活用サービスの違いについて、以下の表にまとめました。

サイト名 サービス内容 対応エリア 運営会社
アキサポ 空き家の賃貸活用・管理・売却のサポート 首都圏エリア
中部エリア
関西エリア
株式会社ジェクトワン
カリアゲJAPAN 空き家の賃貸活用・管理・売却のサポート 提携先対応可能エリア アルファクラブ武蔵野株式会社
空き家バンク 空き家の売買・賃貸情報の提供 全国 各地方自治体

上記3社を比較すると、サービス内容や対応エリアなどで違いがあることが分かります。

「カリアゲJAPAN」は、アルファクラブ武蔵野株式会社が運営している空き家の総合相談窓口サイトです。具体的には、以下のようなサービスを提供しています。

  • 所有者負担ゼロで空き家を再生して運用する「カリアゲ」
  • 空き家をDIY賃貸として運用する「ソノママ」
  • 空き家を買取る「カイアゲ」

また、地方自治体が運営する「空き家バンク」は、空き家の売買・賃貸情報を無料で掲載できる点が特徴です。自治体によっては、空き家バンクに登録されている物件を対象に補助金制度を設けている場合があります。

アキサポとは?

「アキサポ」とは、株式会社ジェクトワンが運営している空き家の活用サービスです。空き家を所有者から借受けて、所有者の自己負担0円(※建物の状況などによっては負担が発生する場合もある)でリノベーション工事を行い、一定期間転貸するサービスなどを提供しています。

他にも、空き家に関するお悩みを解決するために、以下のようなサービスを行っています。

  • 売却
  • 建物管理
  • 解体・残置物撤去
  • 建替
  • 企画コンサルティング

アキサポのサービス内容

アキサポの基本情報は、以下の通りです。

サイト名 アキサポ
運営会社 株式会社ジェクトワン
解決実績数 320件以上(2024年3月時点)
運営年数 8年間(2016年〜)
対象エリア 首都圏・中部・関西エリア
対象種別 分譲マンション、一戸建て、土地、店舗、倉庫、事務所、その他

アキサポは、株式会社ジェクトワンが運営しています。「空き家を放置させない、社会問題解決への貢献」を使命に掲げており、ニーズに合わせた活用の提案を行い、空き家の再生を通じて地域コミュニティの活性化を目指しています。

基本的に空き家であれば、物件の種別を問わず対応が可能です。ただし、対応エリアは首都圏・中部・関西エリアに限定されているため注意しましょう。

アキサポの評判・口コミ

ここでは、アキサポの評判・口コミを紹介します。口コミサイトには、アキサポに関する具体的な口コミはありませんでしたが、SNSには以下のような声がありました。

今話題のアキサポを利用しましたが、良かったですよ

※引用元:X(旧Twitter)

上記は、アキサポを実際に利用した人の投稿だと考えられます。利用して満足されている様子が分かります。

うちも祖父母の家が空き家状態で、手入れなどの手間もあるので、アキサポで運用することを親には進めているところです

※引用元:X(旧Twitter)

上記は、アキサポの利用を検討している人の投稿です。アキサポのサービスに魅力を感じ、所有者である親にアキサポでの運用をすすめている様子が分かります。

一方、以下のような投稿もありました。

空き家どうしようか悩んでおります💦

アキサポ使った方いますか?

※引用元:X(旧Twitter)

上記は、空き家の運用でアキサポを考えている人の投稿です。空き家の運用でアキサポを利用するか悩んでいる様子が分かります。

アキサポは、2016年から運営されていますが、利用者の口コミや評判が全体的に少なめです。

アキサポを利用するメリット

アキサポを利用するメリットは、主に以下の通りです。

  • 所有者の自己負担が0円である
  • 空き家なんでも相談窓口を設けている
  • 豊富な知識を持つ空き家の専門スタッフが対応してくれる
  • 利用者募集や管理を担当者が対応してくれる
  • 空き家活用以外のサービスも相談に乗ってくれる

所有者の自己負担が0円である

アキサポでは、所有者の自己負担が0円で、空き家をリノベーションすることが可能です。

リノベーションした空き家をアキサポが一定期間転貸することで、利用者から利用料をもらい、リノベーションの工事費用を補填する仕組みです。所有者も、アキサポから毎月家賃収入を得られるため、初期費用の自己負担がなく空き家を活用できます。ただし、建物の状態などによっては、費用負担が発生する場合もあります。

また、アキサポとの契約期間終了後には、所有者がリノベーションした空き家を使用することも可能です。

空き家なんでも相談窓口を設けている

アキサポは、空き家の活用が決まっていない人や、運用方法が分からない人に向けて、「空き家なんでも相談窓口」を設けています。空き家の悩みや問題を解決するために、アキサポがヒアリングや現地調査を行い、さまざまな選択肢の中から最適な提案を行います。

空き家なんでも相談窓口を利用する流れは、以下の通りです。

  1. 問合せ
  2. ヒアリング
  3. 現地調査・周辺調査
  4. 提案
  5. 申込み
  6. 各種契約

空き家に関することであれば、どのような相談でも可能で、相談料などの費用もかかりません。

なお、全国の地方自治体が管理する空き家・空き地の情報を集めた「LIFULL HOME’S 空き家バンク」においても、自治体の空き家対策の相談窓口を紹介しています。

豊富な知識を持つ空き家の専門スタッフが対応してくれる

アキサポでは、豊富な知識を持つ空き家の専門スタッフが柔軟に対応しています。

空き家をさまざまな方法で活用してきた実績や経験を基に、利用者のお悩み相談から解決までワンストップでサポートしてもらえます。

不動産の知識や空き家の活用経験がない人にとっても強い味方になるでしょう。

利用者募集や管理を担当者が対応してくれる

空き家の利用者募集や管理も、アキサポの担当者が対応してくれるため、所有者の手間がかかりません。

所有者の自己負担0円でリノベーション工事をしてもらえるため、経済的な負担も抑えられます。遠方に住んでいる人や、不動産の運用に慣れていない人にとっては、使い勝手が良いでしょう。

空き家活用以外のサービスも相談に乗ってくれる

アキサポは、空き家活用以外のサービスも相談に応じています。空き家なんでも相談窓口では、空き家の運用が決まっていない人や、空き家の売却を考えている人など、幅広くサポートしています。

ただし、空き家を売却する方針が定まっている場合は、不動産一括査定がおすすめです。なぜなら、空き家を高く売却するには、複数社に査定依頼し、査定結果や担当者の対応を比較検討することが、より早く・高く売るために重要だからです。

LIFULL HOME’Sの不動産一括査定は、厳正な審査を通過した不動産会社のみと提携しています。LIFULL HOME’Sのポータルサイトでは、お役立ち情報も数多く掲載しているため、売却の参考になるでしょう。

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アキサポを利用するデメリット

アキサポを利用するデメリットは、主に以下の通りです。

  • 対応エリアが限られている
  • 利用者の口コミ・評判が少ない

対応エリアが限られている

アキサポの対応エリアは、以下の通り限られています。

  • 首都圏エリア
  • 中部エリア
  • 関西エリア

そのため、東北や四国、九州などのエリアは対応できない点がデメリットといえます。

なお、LIFULL HOME’Sの不動産一括査定は全国に対応しています。空き家の売却や、不動産会社に査定を依頼したい場合はぜひご利用ください。

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利用者の口コミ・評判が少ない

アキサポは、利用者の口コミや評判が全体的に少なめです。実際に利用した人の意見が分かりにくいため、不安が残るといえるでしょう。

なお、LIFULL HOME'Sの不動産一括査定では、利用者の口コミや評判を多く掲載しています。実際に利用した人の体験談や満足度が分かるため、安心して利用できます。

アキサポの空き家活用サービスを利用する流れ

アキサポの空き家活用サービスを利用する流れは、主に以下の通りです。

  1. 問合せ
  2. ヒアリング
  3. 現地調査・周辺調査
  4. 提案
  5. 申込み
  6. 各種契約

まずは、電話や問合せフォームから、空き家の概要やお悩みを伝えましょう。2〜3日後にアキサポの担当者から、詳しい内容をヒアリングするために連絡が入ります。そして、アキサポの担当者が空き家の現地調査や周辺調査を行い、活用プランの提案を行います。

提案内容に問題なければ申込みを行い、必要な契約を締結すれば完了です。契約の締結後は、アキサポの担当者が空き家の管理や利用者の対応などをしてもらえます。

空き家を自己負担0円でリノベーションできるため、空き家の運用方法の1つとして押さえておきましょう。

アキサポに関するよくある質問

ここでは、アキサポに関するよくある質問を3つ紹介します。

  • アキサポの主な仕組みは?
  • アキサポを利用して起こりうるトラブルはある?
  • アキサポで空き家の活用事例は確認できる?

アキサポの主な仕組みは?

アキサポの空き家の活用サービスの主な仕組みは、以下の通りです。

  1. 空き家をアキサポに貸す
  2. アキサポがリノベーション工事を行う
  3. アキサポが空き家の利用者募集や物件管理を行う
  4. 利用者がアキサポに利用料を支払う
  5. アキサポが所有者に毎月家賃収入を支払う

アキサポとの契約期間が終了した後は、リノベーションによって資産価値が向上した物件が所有者に戻る場合もあります。

アキサポを利用して起こりうるトラブルはある?

アキサポを利用して起こりうるトラブルとしては、以下のようなものが考えられます。

  • 所有者の自己負担0円でリノベーションできない
  • 想定よりも賃料が安い

アキサポの空き家活用サービスは、原則として所有者の自己負担0円でリノベーション工事が可能です。しかし、建物の状況によっては、一部費用の負担が発生する場合があります。

また、アキサポは、躯体(くたい)に関する保証を行っていないため、空き家に雨漏りやシロアリ被害が発生している場合は、所有者が改修工事の費用を負担しなければなりません。

また、所有者はリノベーション工事の負担がないかわりに、賃料が想定よりも安い可能性があります。空き家の固定資産税の支払いなどは所有者が負担する必要があるため、賃料でいくら受け取ることができるのか、事前に確認しておきましょう。

アキサポで空き家の活用事例は確認できる?

アキサポによる空き家の活用事例は、ホームページから確認できます。空き家から賃貸物件やシェアハウス、店舗などに再生した物件を写真で見ることが可能です。

また、以下のような情報も確認できるため、イメージしやすいでしょう。

  • 建築年月
  • 駅徒歩
  • 延床面積
  • 構造

アキサポは空き家活用に特化したポータルサイト

アキサポは、空き家活用に特化したポータルサイトです。所有者の自己負担0円でリノベーション工事をしてもらえるため、空き家の資産価値を向上できます。

空き家を活用する選択肢の1つとして、押さえておきましょう。

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記事執筆・監修

矢野 秀一郎(やの しゅういちろう)

不動産会社で2社勤務。1社目では時間貸駐車場の開発営業を中心に携わり、2社目では不動産売買の仲介営業や、一戸建ての分譲工事のプロジェクト、および新築・リフォーム工事の現場監督など、幅広く業務を担当。現在はフリーのライターとして不動産や金融に関する内容を中心にライティング・記事監修を実施。