下見へGO! – 賃貸物件の内見時に重要なチェックポイントはココ

「上手な情報収集で上手なお部屋探し」シリーズのSTEP3【下見へGO!】の「重要チェックポイントはココ」です。
賃貸物件の内見時にとにかくこれだけはしっかりチェックしていきたい、というポイントを今回お届けします。くどいくらいにしっかり、見ていきましょう。
POINT1 --- 収納

必ず収納については、棚でもキッチン下でも、クローゼットでも開けてみましょう。そして広さをチェック。間取り図上では1間あった押入れが、実は開けたら半分はつくりつけの棚があり、大きいものは入れられなかった、などということもありがちです。
また、開けたときに収納扉がつっかかったり、閉めにくいなど、収納の開け閉めの状態も確認しましょう。
POINT2 --- コンセントの場所や数/ガス栓の有無/電話・TVの配線の配置
これらは出来れば面倒がらずに間取り図に即書込んでいきたいものです。冷暖房完備なら問題ありませんが、無しの場合には暖房器具等の配置の問題も重要になってきます。例えばキッチンだけでなく部屋にもガス栓があれば、ガスストーブなどが活用出来るでしょう。逆に危険だからという理由で、ガス・石油ストーブの使用等が禁じられている場合もあります。極力手持ちの暖房器具を有効活用できるようにしたいものです。
それからコンセントの位置次第ではかなり家具の配置が制限されてきますのでここにも要注意。
洗濯機置き場など、有無を言わせず配置が決ってしまうものについても、その状況が自分にマッチしているかも見極めておきましょう。防水パンの上方に棚があったりしますと、まず乾燥機は設置できません。
POINT3 --- 扉や窓関係
こちらも、とにかく開けられるものは開けてみましょう。閉めてみましょう。 たまにならいいですが、毎日毎日たてつけの悪いドアを開閉するのはかなりストレスがたまるものです。網戸に小さな穴が開いていて意味を成さない、などということもあり得ます。
また、こういう不備を見つけた場合にはすかさず確認しておきましょう。申し出たことで直してもらえる場合もあります。
POINT4 --- 騒音や周囲の環境
部屋の中だけでなく、当然周囲の環境も重要です。特に集合住宅の場合、壁が薄くないか、隣接の部屋との関係はどうか、住人の雰囲気はどうか、などが重要になってきます。管理費がある場合、共同部分の掃除などちゃんとされているかも参考にしましょう。集合住宅など、テナントに飲食店がある場合は要注意です。自分が気をつけていても、害虫が外から侵入する可能性が高くなるようです。
また、日照はどの程度あるかも忘れずにチェックしておきたいものです。いくら図面上は南向きに大きな窓があったとしても、隣に高層住宅がそびえていては無いも同然ですね。同じく窓を開けるとすぐ目の前にお向いのマンションの窓がありとても開けてなどいられない、という可能性もあります。
POINT5 --- 害虫や雨漏り、カビなどのチェック
生活の中で、不快に感じることは出来るだけ避けるためにも、下見の際に確認しましょう。例えば、雨漏りなどによる壁や天井のしみがないか、台所の収納スペースに害虫による糞やその匂いがしないかどうか、北側の日が当たらない場所や押入れの中がカビ臭くないかどうかなどを確認しましょう。入居後に、こんなはずじゃなかったとならないように事前の注意が大切です。
POINT6 --- 設備のチェック
エアコンなどの設備の有無や状態もチェックして、希望がある場合は交渉をお願いしてみましょう。例えば、エアコンやコンロが無いお部屋の場合は付けてもらえないかどうか、古いタイプの蛇口を新しい物に替えてもらえないかどうかなどです。交渉が成功すれば、引越しの際の出費を抑えられ、新しい設備で気持ちよく新生活をスタートできるでしょう。
「上手な情報収集で上手なお部屋探し」シリーズ
■ TOPページ
<ステップ1>引越したいと思ったら
<ステップ2>不動産屋へGO!
<ステップ3>下見へGO!
<ステップ4>いざ、契約
<ステップ5>そして引越し

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