お惣菜は日ごろ買いますか?

お惣菜好きが選ぶおすすめしたい街ランキングとは?お惣菜好きが選ぶおすすめしたい街ランキングとは?

近年の家族構成の変化により食生活も変わってきている。少し前までは家で料理をして食べるか、外食するかの2択だった。しかし、コンビニエンスストアやスーパーの増加、そして食料品の添加物の減少など、利便性の向上と食品への信頼が上がった結果、お惣菜を店舗で買って家で食べる「中食」が新たに選択肢に入ってきた。一般社団法人日本フードサービス協会と公益財団法人食の安全・安心財団が発表している「外食産業総合調査研究センター」の推計によると、「中食産業(料理品小売業)」は2013年は6兆4,934億円。外食産業の4分の1にも達する市場に成長している。

こうした中食市場を見ても、「お惣菜を買って家で食べる」という生活様式が確立してきたが、その生活様式は街選びとどう関係するか?今回、事前調査にて「お惣菜を週1回以上購入する」と答えた20~50代の男女360人に「お惣菜と街選び」について聞いてみた。

お惣菜を買うならどこか?「おすすめしたい街ランキング」

近所のスーパーや商店街のほか、通勤・通学途中のデパ地下など、お惣菜は身近なところで入手できる。だからこそこだわっている人も多いはず。お惣菜好きがおすすめしたい街について尋ねたみたところ、ベスト10は下記の通りになった。(自由記述式(最大3つまで可))

第1位 新宿 47票
第2位 吉祥寺 37票
第2位 渋谷 37票
第4位 池袋 31票
第5位 戸越銀座 20票
第6位 十条 18票
第7位 大山 16票
第8位 東京 14票
第9位 武蔵小山 12票
第10位 高円寺 11票


上記の中でもベスト3の街を選んだ理由を見てみると、

■「新宿」を挙げた理由
・通勤途中にあるため
・よく行く駅で、よく行く店がある
・安いし手頃
・他所より小売価格が全体的に安い店が多い。近い
・新しい店、古くからある店とも多くあるから
・個人商店の惣菜屋が多く、惣菜だけでなく、販売する人も味わいも深いからです
・庶民的な惣菜店があるから

■「吉祥寺」を挙げた理由
・とにかく安い店が多い。例えば肉団子10個で200円、チキンカツ大180円、コロッケ30円など
・個人商店が多く、各店が個性的な総菜を提供しているから
・手づくり感のあるお店がある
・コスパがいいので
・安くていろいろな種類がある

■「渋谷」を挙げた理由
・お惣菜を売っている店がたくさん並んでいて、しかも安いから
・一度にいろいろなお店のいろいろな商品を買える
・店が数多くある
・魚屋や肉屋が惣菜を作っているので本格的
・値引きがある
・普段安い上に、閉店間際になると5割引きになり、大変お得感がある

「新宿」は利便性といった観点で選ばれている印象を受けた。「通勤途中にあるから」を挙げる人も多い。京王百貨店や小田急百貨店、高島屋、伊勢丹など百貨店も多く、デパ地下も充実しているため、選択肢も多いのだろう。

「吉祥寺」は、住みたい街ランキング上位で目にすることが多い駅だ。商店街も充実している。「とにかく安い」といった声が散見されており、「個人商店が多い」ため、ここでしか購入できないお惣菜があるところも吉祥寺ならではの楽しみ方といえそうだ。
同じく2位の「渋谷」では「東横のれん街」が2013年に渋谷マークシティに移転し、「東急フードショー」とつながった。「一度にいろいろなお店のいろいろな商品を買える」といった声も挙がっているように、広い空間で一度に選べるのが支持された理由かもしれない。

吉祥寺を除いて、新宿、渋谷、池袋とターミナル駅が多いが、5~7位までを見ると、戸越銀座、大山、十条と昔からの商店街のある街がランクインしている。ターミナル駅の側に住むという選択肢はごく一部の人に限られるが、戸越銀座、大山、十条は実際のところ住める街として一般的に検討できるところだ。

乗り換えの時にお惣菜を買う街と、住んでいる地域の側にあるお惣菜を買う街。二つに分かれた結果となったと考える。

どのような基準でお惣菜を買うのにおすすめの街を選んでいるのか?

どのような基準でお惣菜を買うのにおすすめの街を選んでいるのか?の理由について聞いてみた。【複数回答可】

第1位 お惣菜の種類が多い店があるから 37.5%
第1位 お惣菜が安く買えるから 37.5%
第3位 お惣菜を提供する店が充実しているから 36.7%
第4位 お惣菜の質/レベルが高いから 33.3%
第5位 街や駅の雰囲気が良いから/好きだから 31.7%
第6位 好きなお店があるから 27.2%
第7位 人気のあるお店があるから(行列ができているなど) 20.3%
第8位 テレビや雑誌、クチコミなどでよく見かけるから 13.3%
第9位 個性的/ユニークなお店があるから 13.1%
第10位 好きな店主や店員がいるお店があるから 8.1%
第11位 その他 6.1%

「惣菜の種類が多い店があるから」「惣菜が安く買えるから」が同率で1位となった。4位まではお惣菜そのものに関する理由が挙がったのが特徴的だ。量、質、値段が実態として伴ってこそ評価されていることがうかがえる。
これに続く5位は「街や駅の雰囲気が良いから/好きだから」となった。お惣菜を手に入れることだけでなく、どのような体験をするかも重視している人がいると考えられる。お惣菜を買うことも、イベントのひとつと捉える人がいるのかもしれない。街や駅の雰囲気を重視しているのは男性よりも女性のほうが多かった。
なお、上位5位までの理由はいずれも3割以上の人が選んでおり、いずれかひとつの理由だけが突出しているわけではない

どのような基準でお惣菜を買うのにおすすめの街を選んでいるのか?【複数回答可】(男女別グラフ n=360)どのような基準でお惣菜を買うのにおすすめの街を選んでいるのか?【複数回答可】(男女別グラフ n=360)

お惣菜と街の密接な関係とは?

お惣菜は実際どんなところで買うことが多いのか?

第1位 スーパー 75.3%
第2位 デパ地下(デパートの地下階にある食料品売り場) 53.3%
第3位 商店街 47.2%
第4位 個人商店/お惣菜専門店 45.0%
第5位 弁当屋 35.3%
第6位 コンビニエンスストア 31.1%
第7位 飲食店(持ち帰り可能な店) 18.9%
第8位 その他 0.6%

スーパーが圧倒的に1位となった。それ以下は、デパ地下、商店街、個人商店/お惣菜専門店とつづく。上記のおすすめしたい街でも、デパ地下派と商店街派に分かれたが、それが反映された結果になった。意外だったのが、コンビニエンスストア。一部を除いて24時間営業だったり、身近にどこにでもあり、常にお惣菜は揃っているという条件はあるものの、お惣菜好きからはあまり支持は得られなかった。

最後に冒頭で言ったお惣菜と街選びは関係しているのだろうか?
お惣菜を週に1回以上購入する人にとっては、「決め手になる」と答えたのは31.4%となった。「決め手にはならないが、重視する」は45.6%と半数近くを占めた。一方「街選びには関係しない」は23.1%となった。8割弱の人がお惣菜店と街選びが何かしら関係すると考えていることになる。

調査概要

【調査実施期間】
2014年1月19日~1月20日
【調査対象者】
東京都在住の20歳~59歳までの男女
事前調査にて「お惣菜を週1回以上購入する」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】
360サンプル

※データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまでご連絡ください。

2015年 02月16日 11時19分