マイホーム購入に向けてお金を貯めたいカップルは広さを抑える

マイホーム購入に向けて家賃を節約する手もマイホーム購入に向けて家賃を節約する手も

新婚カップルにとって大変な作業のひとつである新居探し。2人用の物件を探すのは初めてのことで戸惑うカップルも多いはず。新婚カップルに向いた間取りのポイントとは。

結婚したらいつかはマイホームを購入したいという夢のあるカップルは、しばらくは頭金などの貯金をするために賃貸の家賃は節約するのがオススメだ。特に仕事の都合などで都心に住む場合は、少し広い間取りになると家賃はかなり高額になるので広さを抑えて家賃の安い物件を探すと良い。ただし、あまりにも狭い物件を選ぶとすぐに引越したくなるので、多少余裕をみておく必要がある。ふたり暮らしに必要な最低限の広さは30m2。あとはモノや家具のスペースを考慮して広さを決めよう。
また、水回りをチェックしておくことも大切である。ひとり暮らしと比較すると、トイレやお風呂は独立していないととても不便であるし、洗面台まわりもモノが多くなるので収納の量をチェックする。キッチンはファミリー向けほど立派ではなくとも、少しゆったりしたものが良いだろう。新婚の時期は来客が多いので一度に多くの料理を作る機会も案外多いものである。

しばらく子供の予定がないカップルは1LDKの間取り

しばらく子供の予定がないカップルにオススメの1LDKの間取りしばらく子供の予定がないカップルにオススメの1LDKの間取り

結婚を決めたものの、女性側が仕事をまだセーブしたくない、2人の時間を楽しみたいなどの理由でしばらく子供の予定がないカップルも多いだろう。2人だけで暮らす時期が長ければ、賃貸の物件はふたり暮らしにちょうど良いサイズを選ぶことで無駄な出費をおさえることができる。
仕事部屋や書斎が必要でなければ、間取りは1LDKで十分である。この場合予備の部屋がなくモノが増えたときの置き場所がないため、収納がたっぷりとある物件を選ぶと良いだろう。特に寝室の収納は洋服を2人分収納する必要があるため、大型のものがあると理想的である。
寝室の広さは、ダブルベッドを置く予定でも6帖程度は欲しい。置く予定のベッドのサイズを測って置けるかどうか、ベッドまわりに布団と人が通る余裕があるかチェックしておこう。60cm程度の余裕があれば十分だ。
LDKと寝室の間は引き戸で仕切られていてつなげて使えるタイプの間取りと、それぞれが独立している間取りがある。落ち着いて眠りたいタイプの2人には寝室が独立した間取りが良い。逆に、来客が多くスペースを広々と使いたいとか、2人でゆったりと過ごしたい場合は図の間取りのようにつなげて使えるタイプの間取りが向いている。

授かり婚または早く子供が欲しいカップルは2LDKの間取り

授かり婚または早く子供が欲しいカップルにオススメの2LDKの間取り授かり婚または早く子供が欲しいカップルにオススメの2LDKの間取り

子供が産まれるのをきっかけに結婚を決めたカップル、または結婚したらすぐにでも子供が欲しいカップルの場合、すぐに3人での生活がスタートするので間取りは広めのもので2LDKがオススメである。
子供が小さいうちは親と一緒に寝ることが多いが、お昼寝やおもちゃを置くスペースとしてLDKにつながる部屋が1室あると便利である。図の間取りのように子供用のスペースとLDKの間は引き戸になっていてオープンにしても使えるようになっているものが良い。
寝室は夫婦2人だと6帖もあれば十分であるが、子供も一緒に眠ることを考慮して少し広めだと理想的である。もちろん、収納がちゃんとあるかどうかもチェックしておく。寝室の配置は色々と考えられるが、図の間取りの場合はLDKから入る位置に配置されており、子供を先に寝かせてもLDKから様子を伺いやすく安心である。
子供が産まれると洗濯物や布団干しの量も増えるので、バルコニーは広めの方が便利である。図の間取りの場合はとても広いので、たっぷりと干しておくことが可能である。

これまで別々に住んでいた2人が初めて一緒に住むこの機会に、お金のことや仕事のこと、子供のことなどゆっくりと話し合ってから、新居を選ぶことが大切である。

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