「RC住宅の新築・既存に求められる断熱・設備と設計法」をテーマにしたウェビナーを開催

近年の断熱・省エネ・再エネの改善が著しい木造住宅に比べて、マンションや公営住宅などRC(鉄筋コンクリート)住宅の性能向上は停滞している。

東京大学前真之研究室、工務店、関連企業が連携して住宅の高性能化を研究する高性能RC住宅研究会は12月17日(水)の14時00分から、本会では、脱炭素時代にふさわしいRC住宅の性能を、新築はもとより既存も含めて議論する。

「RC住宅の新築・既存に求められる断熱・設備と設計法」をテーマにしたウェビナーを開催

セミナー開催概要

名称:高性能賃貸研究会 第5回ウェビナー「高性能賃貸の普及に向けた課題と実践」
開催日:2025年12月17日(水)14:00~17:00
開催形式:ウェビナー
参加費:無料
申込方法:以下フォームより
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEI-LN-CeRi2Wg-AIXP1c-_LfzHbKoM9aPg-l8YpNK8CwfDQ/viewform/
申込定員:300名
主催︓東京⼤学前真之研究室

セミナー内容

・高性能RC住宅の高性能化をめぐる動向(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻前真之)
・東京都における住宅の環境性能向上に向けた取組(東京都環境局米田恭子)
・戸建住宅に追い付くためのRC住宅の性能向上について(東北芸術工科大学+エネルギーまちづくり社+みかんぐみ+Passive house JAPAN 竹内昌義)
・ZEH基準を超える高性能RC住宅のケーススタディ(株式会社イズミコンサルティング八隅裕介)
・既存RCマンション外断熱改修の実践(株式会社A&Cサポート金子勲)
・『ZEH-M』の実例紹介(株式会社大京)
・新築・既存のRC住宅の高性能化に向けた開口部(YKK AP株式会社)
・新築・既存のRC住宅の高性能化に向けた給湯設備(リンナイ株式会社所寿洋)
・BIMによるRC住宅の省エネ設計(Autodesk 菱田哲也)

主催者

<b>前 真之</b>:東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。専門分野は建築環境工学、研究テーマは住宅のエネルギー消費全般。 学生時代より25年間以上、住宅の省エネルギーを研究。健康・快適で電気代の心配がない生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための要素技術と設計手法の開発に取り組んでいる前 真之:東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。専門分野は建築環境工学、研究テーマは住宅のエネルギー消費全般。 学生時代より25年間以上、住宅の省エネルギーを研究。健康・快適で電気代の心配がない生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための要素技術と設計手法の開発に取り組んでいる

前真之氏/ 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授
2003年に東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員として建築研究所に勤務。2004年4月より独立行政法人建築研究所研究員、同年10月より東京大学大学院東京電力寄付講座客員助教授。2008年4月より現職。博士(工学)。
専門分野は建築環境工学、研究テーマは住宅のエネルギー消費全般。
著書に『エコハウスのウソ』『エコハウスのウソ2』(ともに日経BP社)がある。

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