「展示場」から「LOGWAY」へ。「LOGWAY」によって何が変わる?

LOGWAY呼称の第一号としてオープンした「LOGWAY BESS 多摩」LOGWAY呼称の第一号としてオープンした「LOGWAY BESS 多摩」

家づくりを検討する多くの人が訪れ、各社を比較検討し、また打ち合わせを行う場として認知されている全国各地の総合住宅展示場や、1社単独の展示場。全国に単独の展示場を持ち、ログハウスなど個性豊かな木の家を手掛けるBESSブランドを展開する株式会社アールシーコアは、この春からモデルハウス拠点名称を「展示場」から「LOGWAY」へと変更した。

「LOGWAY」という呼称の由来について。それは一般的な住宅展示場にある比較検討の場ではなく、「LOGへの道」「新しい未来への道」という意味を込めてのものだという。
BESS事業本部 ブランドマネージャーの工藤さんは、「LOGWAY BESS多摩」で行われたプレス発表会で以下のように説明した。

「これまでBESS〇〇展示場と呼んでいたものを、『LOGWAY BESS〇〇』と呼び変えました。全国のBESSの呼称も展示場からLOGWAYに変えていきます。建物を検討するための展示場から、もっとリアルに暮らしを体験する場に、人と人とがつながる場に、呼称だけでなく、場のあり方も少しずつ進化させていいきたいと思っています」

BESSがこれから展開していく「LOGWAY」。その成功に大きな役割を担うのが「LOGWAYコーチャー」だ。

「LOGWAY」に足を運び、BESSの家での暮らしぶりを伝える「LOGWAYコーチャー」

BESSでの暮らしを楽しみ、それをLOGWAY来場者に伝える赤いエプロンが目印のLOGWAYコーチャー。今後全国のLOGWAYでこのような光景が見られるようになるBESSでの暮らしを楽しみ、それをLOGWAY来場者に伝える赤いエプロンが目印のLOGWAYコーチャー。今後全国のLOGWAYでこのような光景が見られるようになる

「LOGWAYコーチャー」とはどんなものなのか。工藤さんは以下のように話す。

「LOGWAYコーチャーとは、BESSの家に暮らすユーザーの方々の中から、BESS公認の応援団として手を挙げてくれた方々のことで、その方たちをLOGWAYコーチャーとして認定します。LOGWAYコーチャーの役割は、LOGWAYに時々足を運んでいただき、暮らしを楽しむ先輩として手をかける暮らしを来場された方々にアドバイスしていただいたり、実際の暮らしの様子をどんどん発信してもらったりというものです。これからBESSの家を検討する人たちの未来を、後押しする係ともいえると思います」

このBESS公認の応援団ともいえるLOGWAYコーチャーには、活動に必要なウェア等の支給以外に一切の報酬はない。BESSオーナーに手紙を送り、報酬がないことを明確に伝えた上で、「自分の暮らしの歓びを多くの人に伝播する」「人とつながることで自分の暮らしをさらに面白くする」ことに意義と価値を感じてくれる人に名乗り出てもらっているという。

「BESSユーザーの多くは、自分たちの未来を想像して、知恵や工夫で自分たちの暮らしをどんどん創造していくクリエイター気質が強い方たちだと思います。クリエイターは元来発表する場を求めています。自分の創造物、表現物を誰かに見てもらいたい、発信したいというのがクリエイターの本性ではないでしょうか。その発信の場がLOGWAYです。LOGWAYコーチャーに遠慮なく発信していただき、が存分に活躍してもらう場を提供していきたいと思います。
今までは、BESSオーナー同士で披露したり交換し合ったりしていた情報を、BESSに興味のある人が外から見ていたという印象でした。今回LOGWAYがスタートしたことで、今後は堂々と生活を楽しむ様子を披露してもらうことができると考えています」

ちなみにLOGWAYコーチャーだが、案内を発送してからわずか10日ほどで約200件のユーザー家族がコーチャーとして名乗り出たそうだ。

26年前からの想いを結実したLOGWAY。たくさんの未来を生み出す拠点となるか?

「LOGWAY」「LOGWAYコーチャー」について説明する、(株)アールシーコア BESS事業本部 ブランドマネージャーの工藤さん「LOGWAY」「LOGWAYコーチャー」について説明する、(株)アールシーコア BESS事業本部 ブランドマネージャーの工藤さん

「LOGWAY」という新たな呼称。一見してのわかりづらさは承知の上で、BESSの想いを世に発信したいと付けられたものだという。

「26年前、BESSの第一号の展示場が府中にオープンしたのですが、その際『展示場』という呼称にはとても抵抗がありました。建物を展示して比較検討する場という意味が展示場という名前には強く込められているからです。BESSが目指す場は決して世の中の展示場と同じではないのだと、展示場と同じでは嫌なのだと考えていたのです。

しかし、無名のブランドが意味不明の呼称を付けたのでは何も世の中に伝わらないだろうということで、苦渋の決断で展示場と呼び始めました。そして今26年たって、BESSも成長し、多くの共感者にも恵まれて本来自分たちがしたかったことを迷わず突き進もうという決断にいたりました。体験や会話を通じて思わず笑顔がこぼれ、心が和んでくる。そんなBESS流の文化を育む場をめざして、LOGWAYからたくさんの未来が生まれることを願っています」と工藤さん。

人口の減少により今後の住宅業界の厳しさが指摘されるほか、インターネットやSNSの浸透などにより豊富な情報が得られるようになったことで、家づくりを考えた時に住宅展示場に足を運ぶ人は減っているかもしれない。しかし、実物を見ないとわからない雰囲気、肌触り、直感なども確かにあると思う。実物を見たいと現地まで足を運んだ時に、ハウスメーカー目線ではなく施主目線での話は大いに参考になるはずだ。

多くのハウスメーカーや工務店が開催している、施主のリアルな話を聞ける「OB施主宅訪問」。そのような取り組みをさらに深化させ、BESSの家にお住まいのユーザーがLOGWAYコーチャーとして、来場客に日々の暮らしぶりや、DIYなど手をかけながら楽しむ暮らしのコツをコーチしたりするなど、BESSの家での「リアルな暮らし」の場の体現を目指すLOGWAY。LOGWAYコーチャーに夢を語ると同時に不安に思うことなどを相談できる上、複数のモデルハウスを見学できるのも長所だろう。このLOGWAYが、新しい暮らしへと導く場として今度どのように発展していくか、要注目である。

■BESS
https://www.bess.jp/

2018年 07月10日 11時05分