- 東京都内のマンションリフォームで使える自治体独自の助成金制度が存在します
- 東京23区をはじめとする各自治体では、省エネ設備の導入や子育て対応・ベランダ緑化などに対して独自の助成・補助金を交付しています。
詳しくは、「東京都内のマンションリフォームで助成金・補助金は使える?」をご覧ください。 - 受け取りには「工事着工前の事前申請」などの厳格なルールを守る必要があります
- ほぼすべての自治体制度において、着工後の申請は一切受け付けられません。また区内の指定業者要件や管理規約の確認も必須となります。
詳しくは、「マンションリフォーム助成金を申請する際の重要な注意点」をご覧ください。 - 国や東京都の補助金とは対象工事を分けることでお得に組み合わせられます
- 同じ工事費用に対する重複受給はできませんが、窓の断熱改修は国の制度、給湯器交換は区の制度というように工事箇所を分ければ併用が可能です。
詳しくは、「国や東京都の補助金制度との併用はできる?」をご覧ください。
分譲マンションを検討中の方や、すでに分譲マンションにお住まいの方に、ぜひ知っておいてほしい助成制度があります。今回は東京23区での生活に便利で得する助成制度を3つご紹介します。
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分譲マンションを検討中の方や、すでに分譲マンションにお住まいの方に、ぜひ知っておいてほしい助成制度があります。今回は東京23区での生活に便利でお得な助成制度や、申請時のポイントを分かりやすくご紹介します。
東京都内のマンションリフォームで助成金・補助金は使える?

マンションを購入して住み続けるうちに、家族構成やライフスタイルの変化に合わせてリフォームや改修の必要性を感じる機会が増えてきます。住まいを快適に整えるリフォームは、暮らしやすさを高めるだけでなく、住まい全体の資産価値を保つことにもつながります。
しかし、まとまったコストがかかるため「見直したくても躊躇してしまう」という方も少なくありません。実は、東京都内の多くの自治体では、省エネ化や子育て環境の整備などを目的としたリフォーム工事に対して、独自の助成金・補助金制度を設けています。
マンションリフォームにおける補助対象の制限(専有部 vs 共用部)
マンションで自治体の助成金を利用する際に、まず押さえておきたいのが「専有部分」と「共用部分」の区分けです。個人が自治体に申請して受給できるリフォーム助成金の多くは、自身が所有・居住する「専有部分」の工事が対象となります。
具体的には、室内の壁紙張り替え、手すり設置、配管工事、内窓(二重サッシ)の設置などが専有部リフォームに該当します。一方で、バルコニーや玄関ドアの外側、サッシの外枠などは管理組合が管理する「共用部分(または専用使用権のある共用部)」に分類されるケースが多く、個人の判断だけで工事や補助申請ができないことがあるため事前の確認が必要です。
東京23区の自治体が実施するリフォーム助成制度の具体例3選
東京23区の自治体では、地域や政策目的に応じて多様な助成制度が提供されています。ここでは、代表的な3つの支援事例をご紹介します。
【省エネ・環境】高効率給湯器や断熱改修への助成(北区などの事例)
環境負荷の低減や温室効果ガス削減を目的として、多くの区で省エネルギー機器の導入費や省エネ改修工事費の一部を助成する制度が実施されています。
たとえば、北区の『再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成』のような制度では、個人住宅向けに高効率給湯器(エコキュートやハイブリッド給湯器など)、節水型トイレ、高効率エアコン、LED照明などの購入・設置費用の一部が助成対象となります。
毎月の光熱費削減にも直結するため、設備の老朽化に合わせた交換工事で非常に人気の高い分野です。
【住環境・緑化】ベランダや屋上の緑化支援(品川区などの事例)
ヒートアイランド現象の緩和や都市環境の美化を目的とした「屋上・ベランダ緑化助成」を実施している自治体もあります。
たとえば品川区の「屋上緑化等助成制度」では、戸建てだけでなくマンションのベランダや屋上を緑化する際、工事費や一定容積以上のプランター設置費用に対して助成金が出る仕組みが整えられています。マンションのベランダでガーデニングを楽しみたい方や、住環境の快適性を高めたい方にとって大きな助けとなります。
【子育て・バリアフリー】子育て世帯の安全対策リフォーム支援(台東区などの事例)

子育て世帯や高齢者が安全に暮らせる住環境作りを支援する助成金も充実しています。
たとえば台東区の「子育て世帯住宅リフォーム支援制度」では、小学生以下の子どもと同居する世帯や出産を控えた世帯などを対象に、安全対策工事の費用を補助しています。手すりの取り付けや段差解消といったバリアフリー工事に加え、ドアでの「指はさみ防止工事」や「進入防止フェンスの設置」、転倒時の衝撃を和らげる床材への変更など、子どもの事故を防ぐ細かな改修も助成対象となります。
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マンションリフォーム助成金を申請する際の重要な注意点
自治体の助成金制度は非常にお得ですが、申請手続きや条件を誤ると「助成金が受け取れない」というトラブルに直面することがあります。事前に知っておくべき3つの注意点を確認しておきましょう。
必ず「工事着工前」に申請手続きを行う
ほぼすべての自治体助成金に共通する最も重要なルールが「事前申請」です。工事を着工した後に申請を出しても、一切受け付けられません。
基本的には「申請書類の提出 → 自治体による審査・交付決定通知の受領 → 着工 → 工事完了後の実績報告 → 助成金の交付」という順番を守る必要があります。リフォーム会社に見積もりを依頼する段階から、助成金利用の意思を伝えておくことが大切です。
区内の指定業者・施工会社の要件を確認する
助成金の交付要件として、「区内に本社や本店がある事業者(区内施工事業者)が工事を行うこと」を条件に挙げている自治体が多く見られます。大手リフォーム会社や区外の業者に施工を依頼する場合、助成対象外となってしまう可能性があるため、施工会社選びの段階で要件を満たしているかチェックしておきましょう。
マンションの管理規約と専有部分の範囲をチェックする
専有部分のリフォームであっても、マンションの「管理規約」に基づいた事前申請や管理組合(理事会など)の承認が必要となります。特に防音規定(床材の遮音等級など)や配管工事の制限、共用部にかかる工事の可否については規約に従う義務があります。工事直前に慌てないよう、管理規約を早めに確認し、管理組合への届出を済ませておきましょう。
国や東京都の補助金制度との併用はできる?
リフォームの補助金には、市区町村(23区)独自の制度のほかに、国が実施する「住宅省エネ支援事業」や東京都が実施する広域の補助事業が存在します。
重複受給の原則と上手な組み合わせ方
原則として「まったく同じ工事箇所・同じ工事費用」に対して、国・東京都・市区町村から二重で補助金を受け取ることはできません(重複受給の禁止)。
ただし、「窓の断熱改修は国の補助金を活用し、高効率給湯器の設置は区の助成金を利用する」といったように、対象となる工事や設備を分けて申請することで、複数の制度を組み合わせることは可能です。どの制度を組み合わせるのが最もお得になるか、リフォーム会社や専門の相談窓口でシミュレーションすることをおすすめします。
まとめ|助成金を上手につかって賢くマンションリフォームを進めよう
東京都23区内のマンションリフォームでは、省エネ設備の導入やバリアフリー・子育て対応、ベランダ緑化など、多様な自治体助成金を活用できます。助成金をスムーズに受け取るためには、「工事前の事前申請」「施工会社の条件」「マンション管理規約の確認」を徹底することがポイントです。
ご自身の住む地域や希望する工事内容に合わせて、お得な制度を賢く活用し、快適な住まいづくりを実現させましょう。
リフォームの費用感や使える補助金・助成金の組み合わせについて不安がある方は、専門アドバイザーへオンラインで無料相談してみませんか?
【よくある質問(FAQ)】
Q.1 リフォーム工事が終わった後からでも自治体の助成金に申請できますか?
A.1 いいえ、できません。自治体のリフォーム助成制度の多くは「工事着工前」の事前申請が必須条件となっています。工事着手後や完了後に申請しても対象外となるため、計画段階で必ず申請手続きを行いましょう。
Q.2 マンションの専有部分リフォームでも自治体の助成金は対象になりますか?
A.2 はい、対象になります。室内の壁紙貼り替えや配管工事、手すり設置、内窓の取り付けといった専有部分の改修工事は多くの助成金で対象とされています。ただし共用部に該当する箇所は個人の申請ができない場合があるため確認が必要です。
Q.3 国の補助金と東京23区の自治体助成金は併用できますか?
A.3 同一の工事費用に対する重複受給はできませんが、工事箇所や対象設備を分けることで併用可能な場合があります。たとえば窓断熱は国の制度、給湯器交換は区の制度といったように組み合わせることが可能です。
Q.4 区外のリフォーム業者に工事を依頼しても助成金はもらえますか?
A.4 自治体によっては「区内に本社や本店を置く事業者による施工」を助成条件としている場合があります。条件から外れると対象外になる可能性があるため、契約前に施工会社の要件を必ず確認してください。
Q.5 マンションのリフォーム助成金を申請する際に管理組合の承認は必要ですか?
A.5 助成金申請書類の提出とは別に、マンションの管理規約に基づき管理組合(理事会など)へのリフォーム工事申請および承認が必要です。承認が得られていない工事は助成対象にならないこともあるため並行して手続きを行いましょう。
更新日: / 公開日:2018.06.08










