売りたくなったら
ホームズ!

質問に答えて査定依頼スタート!

重視するポイントは?

住宅ローン利用者の約4割が「負担増」を実感。金利上昇と物価高への不安が高まる

ここ数年、ニュースで毎日のように「物価上昇」や「不動産価格の高騰」という言葉を耳にします。これから住み替えを検討している方の中には、「これ以上金利が上がったら、住み替えは難しくなるのでは?」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、住宅金融支援機構が2026年1月に公表した調査データをもとに、住宅ローン利用者の動向を解説します。

この記事で分かること

  • 住宅ローン返済負担が大きくなったと感じる理由
  • 住宅ローン返済中の人が現在不安に感じていること

もくじ

返済負担が「大きくなった」と感じる人が約4割

住宅金融支援機構は、2025年3月までに個人向け住宅ローンを借り入れ、ローンを返済中の人(借入残高1,000万円以上、残期間10年以上)を対象に、アンケート調査を実施しました。

住宅ローンを返済中の人たちは、現在の家計状況をどう感じているのでしょうか?

「住宅ローンを借り入れた当初と比べて、住宅ローン返済の実質的な負担感は変わりましたか」の設問に対して、「大きくなった」14.8%、「やや大きくなった」23.0%を合わせると37.8%で、約4割が負担が大きくなったと感じているようです。

返済中の住宅ローンの金利タイプ別に見ると、変動金利タイプが「大きくなった」16.0%、「やや大きくなった」24.5%で40.5%と、ほかの全期間固定タイプなどと比較して最も負担感が大きくなったと回答しています。

「住宅ローンを借り入れた当初と比べて、住宅ローン返済の実質的な負担感は変わりましたか」住宅金融支援機構の調査データを参照

出典:住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者(2024年度以前借入者)調査(2025年10月調査)】

理由は「物価の上昇」が最も多い

負担が大きくなった理由として、すべての金利タイプで圧倒的に多かったのが「物価が上昇して家計の支出が増えた」という回答でした。

金利タイプ別に理由を見ると、全期間固定タイプで86.7%、変動金利タイプでは82.0%、ミックスローンで84.4%と、約8割の人が物価高による家計の圧迫を挙げています。

2番目に多い理由は、変動金利タイプでは「返済額が増えた(金利の上昇や優遇条件の終了など)」が28.2%、固定期間選択タイプ・全期間固定タイプでは「自身の収入が思うように増えなかった/減った」が約3割という結果になりました。

住宅ローン返済の負担感が大きくなった主な理由は何ですか? 住宅金融支援機構調査データを参照、変動金利タイプのみを抜粋して作成

出典:住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者(2024年度以前借入者)調査(2025年10月調査)】

今後の不安は「物価の上昇」。変動金利タイプは「借入金利の上昇」も

物件価格の高騰を受け、住宅ローンの返済期間は長期化傾向にあります。 「今後、住宅ローンを返済していくにあたり、不安に思っていることはありますか」(3つまで回答可)の設問に対して、全ての金利タイプで「物価の上昇」が最も多い結果となりました。

全期間固定タイプでは57.2%、変動金利タイプは57.0%と6割近く、またほかの金利タイプと比較しても多い傾向にあります。

2番目に多い不安としては、変動金利タイプでは「借入金利の上昇」55.0%、固定期間選択タイプでは「借入金利の上昇」31.8%、全期間固定タイプでは「想定外の大きな支出」24.2% などがあげられています。

「今後、住宅ローンを返済していくにあたり、不安に思っていることはありますか?」 住宅金融支援機構調査データを参照、変動金利タイプのみを抜粋して作成

出典:住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者(2024年度以前借入者)調査(2025年10月調査)】

金利が上昇した場合も「現在の住宅ローン継続」が約3割

変動金利タイプでは、「物価の上昇」に加えて「借入金利の上昇」も今後の不安であると回答する人が多い結果となりましたが、借入当時と比較して、金利変動のリスクに対しての意識の変化はあったのでしょうか?

「住宅ローンを組んだ当時と比べて、金利変動リスクに対する意識は変わりましたか」の設問に、「かなり不安に感じるようになった」13.8%、「少し不安に感じるようになった 」39.7%と、合わせて半数以上(合算で53.5%)が意識に変化があったようです。

なお、金利が上昇し始めた際の借換えに対する考え方は、約3割(29.6%)が「現在の住宅ローンを継続する」、続いて「より金利の低い変動金利タイプへの借換えを検討したい」19.9%と、借り換えの場合も変動金利タイプを候補として考える人が多い傾向にあるようです。

まとめ

調査結果から、多くの住宅ローン利用者が「物価高」や「金利上昇」に不安を感じていることがうかがえます。特に変動金利タイプでは、将来の金利変動リスクへの意識が高まっているようです。

住み替えを検討している人は、まずはご自宅の現在の資産価値を「査定」で把握することが大切です。具体的な金額を知ることで、借り換えや繰上返済、あるいは住み替えなど、今後のライフプランにおける選択肢を冷静に検討するための参考となるでしょう。

ホームズで不動産の一括査定を依頼する

【あわせて読みたい】
▶︎住宅ローン月々10万円の返済はきつい?対処法やシミュレーションも
▶︎マンション売却はどこに相談する?悩み別に相談窓口を紹介

記事執筆

LIFULL HOME'S 不動産売却査定

LIFULL HOME'S 不動産売却査定 編集部

日本最大級の不動産・住宅情報サイト 「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」の不動産売却査定サービスでは、不動産売却に関する疑問や悩みに答える「よくわかる!不動産売却」をお届けしています。記事は宅地建物取引士、マンション管理士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家による監修や校閲チェックを行う体制を構築しています。