家探しから引越しまでのフローと必要な期間

pixta_11529557_S
まずは入居希望時期を決めましょう

入居希望時期を決めた後、家探しをスタート。
不動産情報サイトをチェックしておくと、家賃の相場観がつかめます。
希望するエリアの不動産会社に足を運び、紹介された物件の中で気になる物件があったら、内見といわれる物件の見学をします。
事前に不動産会社に連絡を入れて、入居希望日とともに、希望するエリアや最寄り駅からの距離、間取り、広さなどの希望条件を伝えて、訪問の予約を入れておくとスムーズです。

気にいった物件が見つかったら申込みを行い、審査に通ると、契約へと進みます。
契約の際には、敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料などの初期費用を支払います。
家探しは、早い人は一度不動産会社を訪れただけで終わりますが、長い人で1ヶ月程度が目安です。

pixta_23942340_S
引越し会社には複数社
見積もりを依頼することをお勧めします

物件を決めたら、早めに引越し会社を探しましょう。
特に3月の引越しの場合は、引越し会社への依頼が殺到するため、希望日が予約でいっぱいだったり、料金が割高になったりすることも。
なるべくスムーズに、お得に引越しが出来るよう、複数の会社へ問合せや見積り依頼をしましょう。
賃貸住宅の審査が通ったら、引越し会社を決めて依頼します。引越しの前日までに、新居へ持っていく荷物の梱包を済ませておきましょう。

住民票
手続きには期限もあるので
段取りも考えましょう

引越しまでには、住民票などの手続きも必要。
現在の住まいと違う市区町村に引越しをする場合は、役所に転出届を出して、転出証明書を受取っておき、転居後に引越し先の役所で転入届とともに提出します。
同一の市区町村内での引越しでは、転居届の提出が必要です。
引越し先の電気やガス、水道の使用開始手続きを行いますが、ガスの開栓は立ち会いが必要ですので、引越し日に合わせて事前に予約しておきます。

pixta_29014622_S1
引越しには1週間以上かける人が多いようです

引越し会社の選定から引越し当日までの準備期間は、“LIFULL引越し”の調査によると、”1~2週間未満”は20.8%、”2~4週間未満”は24.9%、”1~2ヶ月未満”は22.7%で、1週間以上のケースが7割以上を占めています。
”1~6日”も24.1%ですが、引越しまでにやるべきことを考えると、1~2週間の準備期間はとっておきましょう。

未成年や学生の賃貸契約はどうなる?

未婚の未成年者は単独で契約行為ができず、親権者の承諾が必要です。そのため、未成年者が賃貸住宅を借りる場合は、親が契約するか、あるいは、本人が契約者の場合は、親が連帯保証人になる必要があります。
大家さんの判断によりますが、学生の場合、安定した収入がないことからも、親を契約者とすることが求められるケースが多いです。
親が契約者の場合、親戚に連帯保証人を依頼する可能性があることを事前に話し、承諾を得ておくとよいでしょう。

Parents signing property papers
未成年は多くの場合
親御さんの協力が必要です

申込みの際には、本人を契約者とする場合には、親の源泉徴収票などの収入を証明するもの、親の運転免許証などの身分証明書を用意しておきます。
また、親の勤務先の住所や電話番号、従業員数、所属部署、勤続年数、年収などの情報も必要です。親が契約者になる場合には、親戚など連帯保証人を依頼する人の勤務先の情報を尋ねておきます。

契約時までに、本人が契約者の場合には、親の印鑑証明と本人の住民票の用意が必要です。親が契約者の場合は、親の住民票と連帯保証人の印鑑証明を用意しますが、連帯保証人の収入証明も求められるケースもあります。

学生の一人暮らしは安全面を重視

学生の一人暮らしで多くの親御さんが心配するのは、安全面のこと。
最寄駅から実際に歩いてみて、不安を感じる場所がないかチェックしておきましょう。
日中だけではなく夜の様子も確認しておき、街灯が少なく暗い道や人通りの少ない道を歩かなければならない物件は避けるようにします。
街の雰囲気や警視庁が公開している犯罪情報マップなどから、治安の悪いエリアの物件は避けるようにしましょう。

商業施設イメージ:撮影協力:TENOHA DAIKANYAMA
毎日歩く道など、周辺環境はとても大事です

不法侵入や盗難などの被害を避けるためには、複製やピッキングがしにくい鍵が取り付けられている物件を選び、前の入居者が使用していた鍵とシリンダーを交換することも大切です。家賃が高くなりますが、オートロックや防犯カメラが備えられていたり、管理人が常駐していたりする物件は、セキュリティの面で安心できます。

耐震性の面では、1981年6月に建築基準法が改正される前に確認申請が下りた建物は旧耐震といわれ、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。また、氾濫する恐れのある川の近くは避けるなど、自然災害に遭いにくい場所を選びましょう。

初めての家探しで注意すべきポイント

予算内で100%満足できる部屋はなかなか見つかりにくいものです。
特に2~3月は物件の動きが早いため、少し不満がある物件を迷っているうちに、ほかの人が先に申し込んでしまい、条件が劣る物件が残っていくことになりかねません。
希望条件に優先順位をつけて、妥協できることと妥協できないことを明らかにしておきましょう。

また、憧れているエリアがあっても、家賃相場から住むのが難しい場合は、エリアを広げて探すことも大切。希望の最寄駅を一駅に絞らず、複数駅の候補を挙げた方が、住みたい物件が見つかりやすくなります。

合格前予約サービスを利用する手も

合格発表を待たず探し始めることもできます
合格発表を待たず探し始めることもできます

大学への進学で引越しをする場合、合格発表後に家探しをスタートすると、少し出遅れただけで条件のよい物件はすぐに埋まってしまいます。
そこで、一部の不動産情報サイトや不動産会社では、合格前予約サービスを実施しています。
受験前に家探しをして申込みの予約を行い、合格発表までの家賃は無料で、合格したら契約をし、不合格であれば無料でキャンセルできるものです。ただし、不合格以外の理由でキャンセルできない点に注意が必要です。

短期間での引越しを避けるためには

一人暮らしを始めた学生の中には、住みにくさを感じて、夏休みなどに別の物件に引越す人もいます。短期間での引越しによる無駄な出費を避けるためには、家探しの時間は限られているとはいうものの、納得できる物件をみつける必要があります。事前の情報収集で、学校の周辺エリアの家賃相場を調べて、予算内で借りられる物件の相場観を身につけておくことが大切です。また、合格前予約サービスは、合格発表後にキャンセル物件が出ることも踏まえて、利用するかどうか検討しましょう。

●まとめ●
・家探しの前に不動産情報サイトなどで情報取集を行い、希望条件を整理しておく
・学生の賃貸契約は親が契約者になることが多い
・学生の一人暮らしは安全面にも配慮して家探しをするべき
・合格前予約サービスもあるが、不合格以外はキャンセルできない点に留意する


一人暮らしにぴったりな物件を探す全国の賃貸を探す