趣味を思い切り楽しめるシェアハウスが登場!

東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩7分の場所にあるシェアハウス「シェアレジデンス たまプラーザ」。たまプラーザ駅は、2006年以降再開発が進められ、2010年には駅連結の複合商業施設が開業するなど利便性が向上している東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩7分の場所にあるシェアハウス「シェアレジデンス たまプラーザ」。たまプラーザ駅は、2006年以降再開発が進められ、2010年には駅連結の複合商業施設が開業するなど利便性が向上している

横浜市最北端の、東京急行電鉄田園都市線 たまプラーザ駅。渋谷駅から20分というアクセスの良い立地にありながら、自然に囲まれた新興住宅地が広がる。
そのたまプラーザ駅から徒歩7分のところにシェアハウス、「シェアレジデンスたまプラーザ」がある。築45年の、新聞社の社員寮をリノベーションした「シェアレジデンスたまプラーザ」は、全65戸とシェアハウスとしては規模が大きいものの、入居開始から二ヶ月ほどで満室になるほど人気のようだ。

HOME'S PRESSでも特徴的なコンセプトを持つシェアハウスをいくつか取り上げてきたが、今回のシェアハウスは、「サバゲー」(サバイバルゲーム)が施設内でできるという。
サバゲー以外にも"遊び"の要素満載のシェアハウスだというが、いったいどんな物件なのだろうか?

フライトシミュレータにドラムセットも

シェアハウスは5階建て。2階と4階は女性専用フロアで、3階と5階は男性専用になっている。キッチンやリビング、お風呂などの共用スペースは主に1階に配置されている。
1階にあるキッチンはリフォームをし、業務用キッチンに総入れ替えをしたそうだ。レンジや炊飯器、トースターなども設置されている。さらにプロ仕様のオーブンもあり、本格的な料理をしたい人にも嬉しい。

サバゲーができるという特徴的なシェアハウスだが、面白いのはそこだけではない。1階には防音室があり、そこで音楽の演奏やフライトシミュレータが楽しめる。フライトシミュレータはモニタを見ながら操縦機を操作し、フライトの練習ができる。椅子は本物のパイロットが使用していたものだそうで、かなり年季が入っていた。その後ろにはドラムセットも。これらの機材、シェアハウスを運営する不動産会社のスタッフがそれぞれ手配したもの。本物のフライトシミュレータは元パイロットだったスタッフが、ドラムセットは音楽教室でドラムの先生をしていたスタッフが用意したそうだ。

希望する人は、無料でレクチャーを受けることも可能。共用スペースに防音室があるというのは楽器を演奏する人には嬉しいポイントであるが、フライトシミュレータもあるというのは珍しい。

飛行機のマークの横にあるドアを入ると、そこにはフライトシミュレータとドラムセットが。住民は、部屋が空いていれば自由に利用していいそうだ飛行機のマークの横にあるドアを入ると、そこにはフライトシミュレータとドラムセットが。住民は、部屋が空いていれば自由に利用していいそうだ

家が"遊び場"に。人それぞれの楽しみ方がある

1階にあるラウンジに入ると、目につくのは壁一面に飾られた光線銃だ。シェアハウスの住民は、自由に光線銃とセットのヘルメットを利用して、ラウンジや庭などの共有スペースでサバゲーを楽しむことができる。光線銃がヘルメットに命中して、3回当たったらゲームオーバーというルール。光線銃の操作方法はさほど難しくはなかったが、使い方が分からない人は、光線銃のメーカーの人に教わることもできる。
なんと、この光線銃を販売するメーカーの社員が、シェアハウスに住んでいるのだ。光線銃のメンテナンスや使い方をレクチャーしたり、また一緒に対戦をしたりしているとのこと。住民の人たちと馴染んだ様子だったのが印象的だった。

さらに、1階にはダンスの練習やトレーニングができるスタジオもある。ここにはDJブースやピアノもあり、パーティーも出来そうである。そのスタジオのドアから庭に出ると、"遊び場"がまたここにもあるのだ。
ウッドデッキにミニプールとエアストリーム、奥にはスケボーランプとバスケットゴールもある。この広々とした庭でサバゲーを楽しむもよし、夏はミニプールで佇んでみたりバーベキューをしたり…。と、楽しみ方はいくらでもありそうである。

(画像左上)壁にはサバゲー用の光線銃とヘルメット。奥にはスケボーも並ぶ。(画像右上)光線銃の準備をするHot Springs株式会社の中村拓真さん。著者もサバゲーにチャレンジしてみたが、操作も難しくなく、思ったほど光線銃も重たくは無かったので女性でも楽しめそうである。中村さんはシェア・デザインの社長との出会いもあり、ちょうど本社が東京進出も検討していたタイミングと重なり、今回東京に上京しシェアハウスに住むことになったそうだ。(画像左下)ミニプールとエアストリーム。エアストリームは今後、賃貸で貸し出す予定とのこと。夏は住民がミニプールで涼んでいる様子がよく見られたそうだ。(画像右下)スケボーランプとバスケットゴール。この広い庭でサバゲーもできる(画像左上)壁にはサバゲー用の光線銃とヘルメット。奥にはスケボーも並ぶ。(画像右上)光線銃の準備をするHot Springs株式会社の中村拓真さん。著者もサバゲーにチャレンジしてみたが、操作も難しくなく、思ったほど光線銃も重たくは無かったので女性でも楽しめそうである。中村さんはシェア・デザインの社長との出会いもあり、ちょうど本社が東京進出も検討していたタイミングと重なり、今回東京に上京しシェアハウスに住むことになったそうだ。(画像左下)ミニプールとエアストリーム。エアストリームは今後、賃貸で貸し出す予定とのこと。夏は住民がミニプールで涼んでいる様子がよく見られたそうだ。(画像右下)スケボーランプとバスケットゴール。この広い庭でサバゲーもできる

現在満室も、入居問合わせが入る人気物件

壁紙やフローリングは部屋ごとに異なる。畳の部屋や室内にユニットバスが付いている部屋もあるそうだ。トイレや洗濯機、洗面台などの水まわりは、1階以外にも各フロアにあるので、わざわざ下まで降りていく必要はない壁紙やフローリングは部屋ごとに異なる。畳の部屋や室内にユニットバスが付いている部屋もあるそうだ。トイレや洗濯機、洗面台などの水まわりは、1階以外にも各フロアにあるので、わざわざ下まで降りていく必要はない

ちょうど前の入居者が退去し、今は空いている物件があったので部屋の中を見せてもらった。この部屋も、もうすでに次の入居予定が決まっているそうで、現在満室の状態。この部屋は15m2の広さで、家賃は5万3,800円。(賃料は部屋によって異なり36,800円から60,800円)ベッド、机と椅子、カーテンはもともと備え付けられている。

2016年4月から入居を開始し、6月には満室になったが、今もホームページを見て入居の問合せが入るそうで、退去する人がいてもすぐに埋まってしまうという。
入居者は20代から30代前半の人が多く、ダンスをしている人やもともとシェアハウスに住んでいた人、外国籍の人などさまざま。入居している光線銃メーカーの中村さんに住み心地を聞いたところ、「ラウンジが広く、wi-fiも飛んでいるので仕事もしやすくていいですね。大規模なシェアハウスなので、色々な人と出会えるのもメリットです。本社のある静岡県から上京しましたが、シェアハウスで友達がたくさんできたので、あまり寂しさも感じません」と話してくれた。

このシェアハウスを運営する株式会社シェア・デザインは、定期的に住民同士のコミュニケーションの場を設けている。シェアレジデンスたまプラーザでは4月にオープニングパーティーを実施しており、今後は周年パーティーなども開催予定だそうだ。また、その月に誕生日を迎える人を集めた他のシェアハウスとの合同バースデーパーティーを毎月実施しており、社員の人たちが自ら企画したり参加したりするという。人気の秘密は、垣根のない交流もひとつの要因としてあるのだろう。

同社は、シェアレジデンスたまプラーザ以外にも、首都圏で多くの個性的な物件を運営している。代表取締役の麻生次郎さんに、シェアハウスの運営をはじめた経緯について伺った。

シェアハウスは進化した"下宿"?

「大学生のころから生協の賃貸でアルバイトをしていて、就職先も賃貸の仲介業、その後、賃貸事業部の営業部長になりました。ずっと賃貸物件と関わっていたこともあって、多くの賃貸物件を見てきました。そのなかで感じたのは、住む部屋には大きな差がなくて、違う点は、立地などの周囲の環境だけ。これからは、どんな部屋に住むかではなくて、どんな人と、どんな生活をするかが重要になってくると思っています。シェアハウスなら、家賃も抑えられて共有部で暮らしの新しい提案ができる。部屋という箱(ハード)の部分だけでなく、"どんな生活をするか"というソフトの部分で差別化ができるんです。」

また、麻生さんはシェアハウスは"進化した下宿"だと言う。

「日本人は、古い歴史であれば長屋、現代であれば寮や下宿に住んだりと、近い距離でコミュニティをつくりながら生活することに慣れていて違和感がないんです。だから、シェアハウスはそんなに新しい居住スタイルではなく、言ってしまえば、ちょっとお洒落になって進化した下宿のようなものだと思っています。当然、一人で暮らしているわけではないので、それなりに嫌なこともあるかもしれません。でも、そういった人とのコミュニケーションを通して、社会性を身に付けたり、多様な人と出会うことで自分の生活の幅を広げていってもらいたいですね。」

今後、また新しいシェアハウスをはじめる予定があるとのこと。いくつかコンセプトを聞いたが、今回の遊び要素満載のシェアハウスとはまた異なる、面白い物件であった。

シェアハウスが寛ぐ場所であり、人と出会う場所でもあり、また遊び場にもなる。共通の遊びがあれば、コミュニケーションもとりやすくなるだろう。仕事と職場の往復でプライベートを充実させることが難しい人も、住まいにプラスアルファの要素が付け加えられたら、自分の生活や人間関係が変わり、新しい自分に出会えるかもしれない。

株式会社シェア・デザイン
http://www.sharedesign.co.jp/

左は株式会社シェア・デザインの麻生次郎さん。右はHot Spring株式会社の中村拓真さん左は株式会社シェア・デザインの麻生次郎さん。右はHot Spring株式会社の中村拓真さん

2016年 10月06日 11時05分