申請期限の約3ヶ月前に終了
国土交通省は9月29日、「こどもエコすまい支援事業」に関し、予算枠に対する補助金申請額(予約も含む)が9月28日時点で上限に達したため、受付を終了したと発表した。
こどもエコすまい支援事業とは、2050年カーボンニュートラルの実現を目的に、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援するもので、ZEH住宅の新築で1戸につき最大100万円、住宅のリフォームで1戸につき最大30万円の補助が受けられる事業。2023年3月31日から交付申請が始まっていた。
受付の終了に伴い、受付終了直前に提出された申請は審査に時間を要すること、予約の有効期限内に交付申請を行う必要があることのほか、申請内容や書類の不備・不足の場合や訂正期限を超過した申請は却下されるとの注意事項も発表されている。
なお、こどもエコすまい支援事業とともに「住宅省エネ2023キャンペーン」として実施している「先進的窓リノベ事業」と「給湯省エネ事業」は継続中であり、それら2事業への申請は予算が上限に達するまで引き続き可能である(交付申請は遅くとも2023年12月31日まで、交付申請の予約は遅くとも2023年11月30日まで)。なお、予算に対する補助申請額の割合は以下のとおり(2023年10月2日0時時点)。
先進的窓リノベ事業
一戸建て:67%
集合住宅:72%
給湯省エネ事業
19%
最新の予算に対する補助金申請額は「住宅省エネ2023キャンペーン」を参照してほしい。
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/
公開日:

