「高齢者は部屋を借りにくい」を変えていく“人”と“制度”の広がり

「高齢者は部屋を借りにくい」を変えていく“人”と“制度”の広がり

数値の上では2007年から超高齢社会に突入し、早17年。2024年現在、日本のおよそ2.9人に1人が65歳以上となり、平均寿命も男性は男性79.19歳から81.05歳へ、女性も85.99歳から87.09歳へと2年以上延びている。高齢化の傾向が色濃くなっているのを実感している人も多いのではなかろうか。

人が生きていくうえで重要な衣食住において、高齢化に対応した住環境の整備は、バリアフリーといったハード面だけでなく法制度のソフト面でも進んでいるものの、いまだ高齢者は“住宅確保要配慮者”の筆頭に並ぶほど、賃貸住居を借りるのが難しい現状にある。

孤独死や残置物の処理、保証人の確保といった、高齢者が家を借りるときに生じるさまざまなリスクを把握し、情報を活かして高齢者が借りやすい環境をどうすれば作り出せるか。LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL編集部では、シニア層の賃貸について取り組む人たちへのインタビューを行い、高齢者が地域の中で暮らしていくための記事を公開している。

親や親類、そして自分が65歳を迎えてその先で住まいをどう確保するか――ぜひ自分事として見つめてみてほしい。

LIFULL HOME'S ACTION FOR ALLについて

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【LIFULL HOME'S ACTION FOR ALL】は、「FRIENDLY DOOR/フレンドリードア」「えらんでエール」のプロジェクトを通じて、国籍や年齢、性別など、個々のバックグラウンドにかかわらず、誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界の実現を目指して取り組んでいます。

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