失敗しないために確認したいのは「管理費や修繕積立金がいくらか」
2023年上半期、首都圏の新築マンションの平均価格は8,873万円で、前年から36.3%上昇するなど、新築マンションの価格上昇が続いている(※)。背景には、資材価格の高騰に伴う建築費の上昇や、人手不足による人件費の上昇などがあるが、今後「建設業の2024年問題」も懸念されるなど、その価格が大きく下がるとは考えにくい。
このような状況を受けて、中古マンションの購入を検討する人もいるだろう。
2023年3月に、LIFULL HOME'Sが全国の中古マンション購入者317人を対象に実施した「中古住宅に関する意識調査」において、「失敗をなくすために事前に確認しておいた方がよいこと」を聞いたところ、最も多かった回答は「管理費や修繕積立金がいくらか」(53.0%)であった。また、4位には「マンションの今後の長期修繕計画」(37.5%)が入るなど、上位に修繕計画に関する項目が複数並んだ。
この結果からは、満足度の高い中古マンションを購入するには「修繕計画」の確認が大切だということが分かる。そこで、LIFULL HOME'S PRESSでこれまでに公開された記事から、「修繕計画」を見極めるヒントとなる記事を集めた。これから中古マンションの購入を検討している人は、参考にしていただけると幸いだ。
※ 不動産経済研究所調べ
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/554/s2023-16.pdf
公開日:


