東急田園都市線は「渋谷」駅と「中央林間」駅を結ぶ、全27駅の路線です。今回は東急田園都市線沿線に住む500人に、混雑率と遅延状況について尋ねました。沿線住民のリアルな実感と、国土交通省の発表のデータとを比べてみると、どのような違いがあるのでしょうか。
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東急田園都市線の混雑率はどれくらい?

マンガ/あべかよこ
国土交通省が発表した資料「東京圏における主要区間の混雑率(平成28年度)」(※1)によると、東急田園都市線の混雑率は184%でした。
この「184%」とは、どれくらいの混雑率なのでしょうか?
同省からは混雑度の目安(※2)も下記の通り発表されているので、参考にしてみてください。
100%:定員乗車(座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)
150%:広げて楽に新聞を読める
180%:折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%:体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める
250%:電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない
混雑率184%の車内は、折りたたんでも新聞を読むのは難しいレベルのようです。主要31区間の平均混雑率は165%なので、東急田園都市線の混雑率は高い方といえるでしょう。
※1 出典:「東京圏における主要区間の混雑率」国土交通省
※2 出典:「三大都市圏の最混雑区間における平均混雑率・輸送力・輸送人員の推移」国土交通省
東急田園都市線の利用者は混雑率をどう感じている?
それでは、実際に東急田園都市線を利用している人はどれくらいの混雑率だと感じているのでしょうか。東急田園都市線沿線に住んでおり、週に3回以上利用する人500名を対象に、通勤・通学時のピークの混雑はどの程度だと思うかを「混雑率の目安」を参考に回答してもらいました。
その結果、回答の平均値は199.7%でした。国土交通省発表の184%よりも、混雑度が高いと体感している人が多いようです。
物件を探す 物件の参考価格を調べる東急田園都市線の遅延は本当に「2週間に1回以上」なの?
2016年、国土交通省発表の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」(※3)のなかで、首都圏の主要路線における遅延状況の統計資料が公開されました。2014年11月~2015年10月に、10分以上の遅延が発生した件数をまとめたもので、その資料によると東急田園都市線の遅延の発生は「2週間に1回以上」となっています。
一方、実際に東急田園都市線を利用する人に「どの程度遅延しやすいと感じますか」と尋ねたところ、以下の回答結果となりました。
「ほぼ毎日遅延する」33.2%
「1週間に2回以上」26.0%
「1週間に1回以上」17.4%
「2週間に1回以上」10.8%
「1ヶ月間に1回以上」6.2%
「1ヶ月間に1回未満」6.4%
この結果からは「ほぼ毎日遅延する」「1週間に2回以上遅延する」「1週間に1回以上遅延する」と感じている人が、合計で約76%にものぼることが分かります。沿線住民は、国土交通省発表のデータ「2週間に1回以上」よりも頻繁に遅延が発生していると感じているようです。これは、国土交通省の調査では10分以下の遅延を計上していないため、利用者の体感と大きなずれが生じているという可能性がありそうです。
※3 出典:「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」国土交通省
東急田園都市線のあるある5選
それでは最後に、東急田園都市線で見かける光景を、実際の利用者の声の中からご紹介します。

マンガ/あべかよこ
「とにかく毎日遅延するので、予定通りの電車になかなか乗れない。それを見越してスケジュールを立てる。急行が急行ではないことがある」(37歳女性)
「長津田始発急行の席取合戦」(50歳男性)
「一日に二度も遅延し、電車のなかに閉じ込められる人も珍しくありませんが、乗客たちは文句も言わずおとなしくやり過ごすのがルールです」(42歳女性)
「用賀から渋谷の間が息苦しい」(25歳女性)
「ベビーカーを良く見かけ、平日でも昼間は、家族連れで混雑している」(60歳男性)
東急田園都市線では多くの駅で再開発が進んでおり、今後ますますの発展が期待されています。利用者の増加も見込まれる中、混雑や遅延の改善にも期待したいですね。
物件を探す 物件の参考価格を調べる今後も田園都市線沿線に住み続ける?
最後に、田園都市線沿線に住み続けたいかを尋ねました。その結果がこちらです。
「今後もずっと住み続けたい」 48.4%
「しばらくは住み続ける」 44.0%
「できれば近いうちに引越したい」 6.0%
「すぐにでも引越したい」 1.6%
「今後もずっと住み続けたい」(48.4%)と「しばらくは住み続ける」(44.0%)をあわせると、92%以上の人が住み続けたいと回答しています。混雑率や遅延状況にはまだまだ課題はあるものの、住まいの環境としての魅力が強く支持されている結果となりました。家賃は駅によって変わってきますので、まずは家賃相場で確認することをおすすめします。首都圏で引越しを考えている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
調査概要
【調査実施期間】2017年6月12日~6月14日
【調査対象者】事前調査で「東急田園都市線沿線に最寄り駅があり、週に3日以上東急田園都市線を利用している」と回答した15歳~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】500サンプル
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物件を探す 物件の参考価格を調べる更新日: / 公開日:2017.12.08










