まずはサイトで情報収集

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「くらしまねっと」Webサイト

今は、自治体やNPO団体などが移住誘致に力を入れて、さまざまな取り組みをしています。移住用のポータルサイトなども数多く登場し、各地でのU/Iターンフェアの開催情報や移住体験のツアー企画なども多く出てきました。まずはこうしたサイト情報で、地方と接点の持てるフェアやイベントの情報を集めてみましょう。

▼全国の移住に関する自治体支援制度などを検索できるポータル!
●日本移住・交流ナビ(一般社団法人 移住・交流推進機構)
https://www.iju-join.jp/

▼各地域の移住ポータルもおしゃれで有益情報の得られるサイトが増えています
・前略 つるおかに住みマス(山形県 鶴岡市企画部地域振興課)
http://tsuruoka-iju.jp/

・くらしまねっと(島根県 公益財団法人ふるさと島根定住財団)
http://www.kurashimanet.jp/

・高知家で暮らす(高知県 産業振興推進部 移住促進課)
http://www.pref.kochi.lg.jp/~chiiki/iju/index.shtml

次は出張相談会やイベントに参加!

ポータルなどで情報を見つけたら、利用したいのが都市部で開かれるU/Iターン相談会。こうした相談会には、移住希望地がある程度決まっていないと行ってはいけないのでは? そんな敷居の高さを感じてしまいがちですが、気軽に相談にのってもらえます。

私が足を運んだのは、公益財団法人ふるさと島根定住財団が東京で開催した「しまねUIターン相談会」。漠然とした移住希望でも、相談員の方が「交通・就業・子育て」を聞き出してくれたうえで、希望に合いそうな市町村のブースを紹介してくれるので安心です。市町村によって移住支援をしているポイントが異なるので話を聞くだけでも随分と雰囲気が分かります。

そうこうして興味のある場所が出てくると、現地を訪れてみたくなるものです。近年では、各自治体などでお試し移住のプログラムも多く実施されています。滞在期間も長期・中期・短期とさまざまなタイプがあるのも魅力。費用的にもサポ―トがつくものが多いので、こうしたものを利用しない手はありません。

UIフェア
UIフェア

お試し移住のファーストステップに活用したい体験プログラム

中でも今回私が体験したのは、島根県雲南市が主催する「田舎暮らし体験プログラム」。

雲南市というのは、島根県の県都松江市と出雲市に隣接する人口およそ4万人のエリア。都市部の松江と「出雲縁結び空港」がある出雲市のちょうど中間に位置し、どちらにも30分程度でアクセスできる便利な場所です。それでいながらのんびりとした山村の雰囲気もあるので、このところIターン移住者も増えているのだとか。

雲南市の「うんなん暮らし体験プログラム」は、1泊2日で観光とは違った現地での体験が行えます。しかも、見学や体験したい内容を個別にカスタマイズしてくれて、定住支援スタッフの方がアテンドしてくれるという充実ぶり。日程も個別相談が可能です。

●「うんなん暮らし体験プログラム」の基本条件
1泊2日
宿泊は市内の 無料
農業体験、就業体験、さまざまな体験プラン 無料
食費:実費精算
※現地までの交通費は実費

まるでオーダーメイドの1泊2日ツアー

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細やかに移住サポートをされる
雲南市 定住企画員 須藤和裕さん

これまで「うんなん暮らし体験プログラム」を利用された方では、農業体験(1日農家さんに泊まって就業)や、子育て環境の見学(教育機関や子育てコミュニティのお見学)、中には滞在期間中に面接を受けて就職活動に利用される方もいたとか。

そんな中、私がお願いした要望は主に以下の3点。
●Iターンの先輩方の生活とお話しが聞きたい
(できれば自営業の方)
●2拠点居住の可能性も探りたい
●地域コミュニティを見学したい(子育て世代に優しいかなど)

もちろん、現地の状況に詳しくないので、ぼんやりとした要望になりがちです。そこはしかし、移住定住相談の専属スタッフさんの腕の見せ所。今回相談に乗ってくださった須藤さんは、家族の状況、移住後のイメージ、住まいの好み、趣味や休日の過ごし方、と直接はこのプログラムでは関係ないようなことまで、たのしく世間話をするかのように聞き出しブログラムをつくってくれます。

しかし、こうした一見無駄に見える会話が重要と須藤さんは言います。「どんな生活を望んでいられて、どんな方とつなぐべきか。地方への移住というのは条件や環境もさることながら人と人を繋ぐことです。希望者の方のスペックでは表現できない思いや感性を大切に考えさせていただいています」。

人、もの、ことすべてが詰まった2日間プラン

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「田舎体験プログラム」イメージ

そして、できあがったおおまかなプランが以下の通りだ。

●1日目
・マクロビオティックカフェ「菜野花」(昼食を兼ねて)
・里山笑学校の見学
持続可能な農業や山での子ども遊び場づくりを目指すNPO団体

※宿泊:「つちのと舎」
旦那様が自然農、奥様がボディワークを行われるIターンのご夫婦がご自宅で始められた民泊

●2日目
・阿用交流センター(地域の方が運営する地域活性化を目指したコミュニティ)
・市内の名所見学
・地域の有名企業「木次乳業 」日登牧場見学
・シェアオフィス「三日市ラボ」見学

この地域に暮らす方々、Iターンの方々の生活の様子を少しでも感じたいと思っていた私のために、須藤さんが魅力的な方々をたくさん紹介してくれた結果、こんなにぎっしりとつまったプランが誕生! 

普段このプログラムを利用される方の場合、こうやって自由にプログラムを組みながら、空き家の見学や賃貸の居住候補を見つけられていくことも多いとか。前述のように就職活動に利用する方もいるそうです。イベントプログラムだと日時が決まってしまいますが、こうしたプログラムは、日程的にも融通が利くのも魅力。

次回は、実際に経験した1泊2日の様子をご紹介します!

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