東西線の混雑率はどのくらい?

国土交通省発表の資料(※1)(※2)によると、東西線の通勤・通学ラッシュ時の混雑率は「木場→門前仲町」区間で199%、「高田馬場→早稲田」区間で126%でした。区間によって混雑率に差があり、特に千葉方面からの上り電車の混雑率が高いようです。なお、東京圏主要31区間の平均値は165%でした。

線名区間混雑率(%)時間帯輸送力(人)輸送人員(人)
東西線 木場
→門前仲町
1997:50~8:5038,44876,474
高田馬場
→早稲田
1268:00~9:0034,17642,936

東西線の混雑率は日本一!

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東西線「木場→門前仲町」区間の199%という数値は、首都圏の主要路線の中でも最も高い混雑率を記録しています。なお、大阪圏の混雑率は最高147%・平均125%と、東京圏に比べるとかなり低めです。すなわち、東西線の混雑率は日本一と言えるでしょう。

では、混雑率「199%」および「126%」の車内はどんな様子なのでしょうか?国土交通省の資料では、混雑率の目安を以下のように発表しています。

混雑度の目安(※3)
100%:定員乗車(座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)。
150%:広げて楽に新聞を読める。
180%:折りたたむなど無理をすれば新聞を読める。
200%:体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
250%:電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない。

126%では乗客同士の間に空間があり、199%では人に挟まれながら何とかスマホを見られる程度、というところでしょうか。

■東西線の利用者は混雑率をどう感じている?

日本一の混雑率を記録する東西線ですが、実際に利用している人はどのように感じているのでしょうか。さきほどの「混雑度の目安」を参考に、体感している混雑度を数字で回答してもらいました。

その結果、混雑率の平均値は「197.54%」でした。国土交通省発表の「199%」に近い数値であり、乗車している人の実感としても激しい混雑ぶりだといえるでしょう。

■東西線はどれくらい遅延する?

電車の運行が時刻表よりも遅れる、遅延状況について見ていきます。国土交通省発表の資料「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」(※4)によると、2014年11月から2015年10月に東西線で発生した10分以上の遅延は「週(平日5日)に1回以上、1.5回未満」でした。

そこで実際に東西線を利用している人に、電車の遅延はどれくらい発生しているのかを尋ねたところ、以下の結果となりました。

「ほぼ毎日遅延する」36.0%
「1週間に2回以上」18.8%
「1週間に1回以上」13.8%
「2週間に1回以上」9.0%
「1ヶ月間に1回以上」11.4%
「1ヶ月間に1回未満」11.0%


「ほぼ毎日遅延する」「1週間に2回以上」と回答した人を合わせると、実に54.8%、半数以上の人が「週に2回以上遅延する」と感じている事になります。

国土交通省発表のデータとアンケート結果に食い違いが見られるのは、同省発表の資料に10分未満の遅延が計上されていないためでしょう。なお、首都圏の主要19路線全体で、遅延発生件数全体の約86%を3~10分未満の遅延が占めています。


※1 出典:「東京圏における主要区間の混雑率」国土交通省
※2 出典:「混雑率データ」国土交通省
※3 引用:「三大都市圏の最混雑区間における平均混雑率・輸送力・輸送人員の推移」国土交通省
※4 出典:国土交通省│東京圏における今後の都市鉄道のあり方について(2016年)

東西線あるある6選

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東西線を利用する人に、車内で多く見られる光景を回答してもらいました。やはりラッシュ時の混雑や遅延を挙げる声が目立ちます。

「西船橋~門前仲町の間、朝は次の電車を待つ人が多い」(44歳男性)
「朝ラッシュ時の1・2本見送り(乗り切れなくて)」(49歳男性)
「もう充分車内が混みあっていて、これ以上人が乗るのは無理!と思っても、まださらに人が乗ってくる。」(48歳女性)
「ラッシュ時はギュウギュウー詰め。強風時、川を渡れない若しくは徐行運転。総武線、中央線の遅延の影響を受ける。朝のラッシュ時は約1.5倍の乗車時間。」(38歳男性)
「総武線と直通運転を行っている関係で総武線の遅延に付き合わされることが多い」(33歳男性)
「ラッシュ時には奴隷船に乗っていると思って心をスイッチオフにしている」(41歳男性)

これからも東西線沿線に住み続けたい?

最後に、これからも東西線沿線に住み続けたいか質問したところ、以下のような結果となりました。

「今後もずっと住み続けたい」36.6%
「しばらくは住み続ける」51.4%
「できれば近いうちに引越したい」9.8%
「すぐにでも引越したい」2.2%


「今後もずっと住み続けたい(36.6%)」と「しばらくは住み続ける(51.4%)」を合わせると88.0%となり、9割近い人が「住み続けたい」と答えています。電車の混雑率は高いながらも、東西線沿線に愛着を持っている人が多いようです。

東京メトロ東西線の混雑率と遅延率について、住んでいる・利用している人の実感と国交省データを比較しました。東西線は東京の中心部を走っていることもあり、上りの一部区間では日本一の混雑率を記録する厳しいラッシュがあるようです。ただ、混雑率は区間によって差があり、沿線に住んでいる人の満足度は全体的に高いと言えるでしょう。引越しを検討している人は、ぜひ東西線沿線の物件を候補に入れみてください。



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調査概要

【調査実施期間】2017年6月12日~6月14日
【調査対象者】事前調査で「東西線沿線に最寄り駅があり、週に3日以上東西線を利用している」と回答した15歳~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】500サンプル

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公開日: