京王線の混雑率はどれくらい?

国土交通省発表のデータ「東京圏における主要区間の混雑率(平成28年度)」(※1)によると、京王線における朝のラッシュ時の混雑率は以下のとおりです。

線名区間混雑率(%)時間帯輸送力(人)輸送人員(人)
京王線下高井戸
→明大前
1667:40~8:4037,80062,738

それでは混雑率「166%」とは、どのような混み方なのでしょうか?国土交通省の資料に掲載された「混雑度の目安」では、満員電車内の具体的な様子が挙げられています。

混雑度の目安(※2)
100%:定員乗車(座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)。
150%:広げて楽に新聞を読める。
180%:折りたたむなど無理をすれば新聞を読める。
200%:体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
250%:電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない。

混雑率166%の車内では、やや窮屈ながら新聞を読むことは可能なようです。ちなみに東京圏における主要31区間の平均混雑率は165%となっており、京王線は平均的な混雑率といえます。


※1 出典:「東京圏における主要区間の混雑率」国土交通省
※2 引用:「三大都市圏の最混雑区間における平均混雑率・輸送力・輸送人員の推移」国土交通省

京王線を実際に利用する人は、混雑率をどう感じている?

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実際に京王線を通勤や通学に利用する人は、混雑率をどう感じているのでしょうか。そこで京王線沿線に住んでおり、週3回以上利用する500人を対象に調査を実施。さきほどの「混雑率の目安」を参考に、ラッシュ時のピークはどれ位の混雑率だと思うか回答してもらいました。

その結果、混雑率の平均値は183.5%でした。国土交通省発表の166%を大きく上回り、混雑度がかなり高いと体感している人が多いようです。上り電車では終点の新宿まで混雑が続くため「気が休まる時がない」という心理的な理由からかもしれません。

京王線はどれくらい遅延する?

国土交通省により2016年に発表された「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」の参考資料で、首都圏の主要路線における遅延状況の統計が公開されました。このデータでは、2014年11月~2015年10月に、京王線において10分以上の遅延は「2週間に1回以下」発生したことになります。(※3)

ところが、実際に京王線を利用する人に「どの程度遅延しやすいと感じますか」と尋ねたところ、以下の結果となりました。

ほぼ毎日遅延する 11.0%
1週間に2回以上 21.6%
1週間に1回以上 25.4%
2週間に1回以上 16.2%
1ヵ月間に1回以上 15.0%
1ヵ月間に1回未満 10.8%



「ほぼ毎日」「1週間に2回以上」を選んだ人も合わせると、実に58.0%もの人が「京王線は1週間に1回以上遅延する」と回答しています。国土交通省発表の資料には10分未満の遅延が計上されていないため、数分の遅延にも敏感な利用者の体感とは大きなずれが生じていると考えられそうです。



※3 出典:「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」国土交通省

京王線の車内あるある6選

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八王子から新宿まで、中央線と並行するように走り、沿線にレジャー施設の多い京王線。車内でよく見られる光景を、利用者の声の中から紹介します。

「中央線が遅れると混雑する」(44歳 男性)
「東京競馬場開催の時は東府中に特急が臨時停車する」(39歳 男性)
「競輪やサッカー開催日に混雑」(59歳 男性)
「高尾山に行くあるいは高尾山から帰ってくる人の登山風の荷物を持った人が多い」(45歳 女性)
「車内アナウンスが親切なトークで、“今日もお疲れ様”とか沿線の観光案内をしてくれる」(49歳 女性)

今後も京王線沿線に住み続けたい?

最後に、京王線沿線にこれからも住み続けたいと思うか回答してもらいました。

今後もずっと住み続けたい 47.8%
しばらくは住み続ける 45.2%
できれば近いうちに引越したい 5.4%
すぐにでも引越したい 1.6%



「今後もずっと住み続けたい(47.8%)」「しばらくは住み続ける(45.2%)」を合わせると、93.0%の人が京王線沿線に住み続けたいと回答しました。緑が残るエリアも多く、新宿へ乗り換えなしで行ける京王線に魅力を感じている人が多いようです。新宿より西側への引越しを検討している人は、京王線沿線を候補に入れてみるのも良いかもしれません。



調査概要

【調査実施期間】2017年6月12日~6月14日
【調査対象者】事前調査で「京王線沿線に最寄り駅があり、週に3日以上京王線を利用している」と回答した15歳~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】500サンプル

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(2017/12/20)