内見前にしておくことは？

まず、内見の前に基本的な物件の情報を確認しておきましょう。家賃や管理費、敷金・礼金の有無、入居可能日などの内容は物件情報に記載されています。物件情報を確認した上で、そのほかに気になる点がないか、聞いておきたいことをリストアップしておくのもおすすめです。

 

「いまお持ちの家具が置けるか、洋服などが収納できるかも内見で確認できるといいですね。内見の際にはよく、ベッドやテレビをどこに置くかなど、部屋を見ながら確認しますが、家具のサイズがわかれば、私たちもご提案がしやすいですし、検討もしやすいと思います」（ミニミニ城西 府中店 中原さん）

 

実際に引越しをしたら、お気に入りの家具が置けなかった…ということは避けたいものです。事前に今持っている洋服や持ち物の量を確認し、家具の寸法をメジャーで測っておくと、内見の際に判断が付きやすくなりそうです。

 

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持っていくものは？

内見の際、物件の間取り図は不動産会社が用意してくれることが多いので、間取り図を見ながら、実際の物件の天井の高さや広さ、収納などを確認していきます。持参するといいものはあるのでしょうか。

 

「先ほどの家具が置けるかどうかを確認するためにも、メジャーはあったほうがいいかもしれませんが、恐らく不動産会社の方で持参すると思います。あとは、物件によっては電気がつかないこともありますので、懐中電灯があるといいですね。スマホのライトでも代用が可能です。こちらも、不動産会社の方で持っていると思います」（ミニミニ城西 府中店 中原さん）

 

必要に応じて、持ち物を準備しておきましょう。

内見で聞いておくことは？

内見では、物件情報だけでは分からない日当たりや共用部、天井の高さや動線、収納や設備、水回り、コンセントの数・位置などを確認していきましょう。

 

「内見の際には、周辺情報や、トラブルが起きていないかなどを確認するのをおすすめします。近隣の騒音トラブルなどは、不動産会社にしか分からないことですので、気になる方はぜひ確認してみてください。お客さまの生活スタイルに合わせて、おすすめのエリアや周辺施設の情報もお伝えできますので、物件の内部だけでなく、周辺環境と併せて本当に“住みやすい”かどうかを確認してみてください」（ミニミニ城西 府中店 中原さん）

 

不動産会社は物件情報だけでなく、周辺の情報にも精通しているので、まちの特徴や雰囲気、交通利便性、おすすめのお店などたくさん質問して自分にとって住みやすい街かどうか見極めましょう。

不動産会社が伝えてほしいこと

希望条件をすべて備えた物件に巡り合えれば完璧なのですが、条件にピッタリな物件がない、もしくは家賃が高い…など、いくつかの条件を妥協しなければいけないケースも多くあります。物件を絞っていく際に、不動産会社が知りたいことはあるのでしょうか。

 

「やはり、お客さまの『絶対に譲れないポイント』と『妥協できるポイント』は知りたいですね。それを教えていただけると、提案できる物件の幅がかなり広がります。希望の条件がまだ明確になっていないお客さまでも、内見していくうちに希望が固まってきますので、不動産会社に物件を提案された際には、遠慮なく何が気に入らなかったかを伝えた方が、早くご希望の物件にたどり着けると思います」（ミニミニ城西 府中店 中原さん）

 

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オンライン内見で聞いておきたいこと

コロナ禍以降、遠方からでも内見ができるオンライン内見が定着しつつあります。オンライン内見の場合、特に確認しておきたい点はあるのでしょうか。

 

「オンライン内見の際には、実際に担当者が物件に赴き、物件の前の道路の状況、共用部、物件からの眺望、物件内設備などを画面にお見せしながらご案内しています。オンライン内見の際、特に不動産会社の担当者に確認してほしいのが、音や匂い、湿気など、現地にいないと分からない点ですね。例えば、日当たりが悪く、カビ臭かったり湿気が多かったりした場合は、お客さまに正直にお伝えし、ほかの物件をおすすめするようにしています。水回りの匂いなども住む際の快適性に影響しますので、オンライン内見の場合はぜひ担当者に聞いてみてください」（ミニミニ城西 府中店 中原さん）

 

接客のよい不動産会社に出会うには？

物件選びのパートナーともいえる不動産会社。信頼できる不動産会社を選ぶことは、物件選びと同じくらい重要なことかもしれません。

 

LIFULL HOME’Sは、毎年LIFULL HOME’S接客グランプリを開催しています。専門の調査員が、不動産会社のメール対応から接客対応までを一気通貫で覆面調査。メール対応、電話対応、店舗やスタッフの雰囲気など、お客さまの目線で評価し、ランキング形式で発表しています。

 

不動産会社選びの方法のひとつとして、LIFULL HOME’S接客グランプリページから不動産会社を探してみるのもよいかもしれません。

 

ミニミニ府中店のスタッフの方たちは、入社時に近隣エリアの駅に降り一日かけて自分たちの足で周辺情報を収集。スーパーの営業時間などをメモしていつでもお客さまに周辺情報を案内できるように準備をしているそうです。日々街の新しい情報をチェックして店舗内で共有しています。お客さま第一、という言葉が取材時にも店長の中原さんから何度も出ていましたが、真摯な接客姿勢が高評価の理由なのかもしれません。

 

LIFULL HOME’S 接客グランプリ
https://www.homes.co.jp/sekkyakugp/

 

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