ルームシェアにはさまざまなメリットがあり、活用している人も多くいます。日本で暮らす外国人や留学生にとってもルームシェアは魅力的であり、利用するケースは少なくありません。
そのため、日本人にとっても外国人とルームシェアをする機会は増えています。しかし、初めて外国人とルームシェアを始めるにあたり、漠然とした不安を抱えている人もいるかもしれません。
この記事では、外国人とルームシェアを始めるために押さえておくべきポイントや注意点について紹介します。
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外国人とルームシェアをするメリット

外国人とルームシェアをすることで得られるメリットは少なくありません。ルームシェア自体が持つ利点だけではなく、一緒に入居する相手が外国人だからこその魅力もあります。
家賃・光熱費などが安く抑えられる
外国人や留学生に限らず、ルームシェアそのものにメリットがあります。
まず、複数人で1つの物件を賃貸することで家賃の負担を抑えられます。同様に、光熱費も分担することになるため、一人あたりの費用を安く抑えることが可能です。
また、家具・家電なども共有できるものがあれば、その分の購入費用がかからず、新しくそろえたい場合でも、ほかの入居者と折半できるケースもあります。
外国語を勉強する機会になる
外国人とルームシェアをすることで、友人になれる可能性があります。日本とは違った国で生まれ育った人たちと関わりを持ち、英語など相手の母国語を学ぶ機会も得られるでしょう。
学校で教わるのではなく、日常的に使用している相手との交流を通じて学ぶことで、より実用的な外国語能力を培うことができます。
同時に、日本以外の文化に触れることもでき、新しい価値観や考え方を理解するきっかけにもなります。
外国人とルームシェアした場合に起こりやすいトラブル

ルームシェアには多くのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。
また、相手が外国人だからこそ起こってしまうトラブルもあるため、あらかじめ理解しておくようにしましょう。
「価値観や習慣の違い」や「暗黙のルール」によるストレス
生活を共にすることで、価値観や習慣の違いにより、お互いにストレスを抱えてしまうこともあります。
たとえば、掃除に関して「どの程度きれいにすべきか」という感覚のズレから、気分を害する場合もあります。これは日本人同士でもありますが、生まれ育った国や文化が違えば、その差はさらに大きくなることも。
また、お互いの認識の違いから、もめ事に発展してしまうこともあるため、普段からしっかりとコミュニケーションを取る必要があります。
日本人にとっては当たり前のルールでも、外国人にとっては当たり前ではなく、それらを知らないことも少なくありません。
外国人とルームシェアをするときは、「自分の常識が相手の常識とは限らない」という点を十分に考慮すべきです。そして、多少のことは大目に見るという寛容さを持つことで、相手を理解する気持ちが生まれます。
うまくコミュニケーションが取れない
日本語が話せない外国人とルームシェアをした場合、意思の疎通が難しい場合もあります。お互いに別の共通言語を話せたり、相手の母国語を習得していたりすれば、問題が起きても解決しやすくなります。
ルームシェアは一緒に暮らす相手次第の部分が大きいため、ルームメイト選びは慎重にすることが重要です。
ルームシェア可の物件 オンライン相談ができる物件 外国籍の方に理解ある不動産会社を探す外国人歓迎のシェアハウスを利用する方法

外国人と一緒に暮らす体験をしたいなら、外国人歓迎というシェアハウスを活用する方法もあります。
そうしたシェアハウスに入居する場合、一般的な賃貸物件とは異なる条件もあるため、事前にチェックしておくことが必要です。
物件にもよりますが、入居審査では最短で翌日から入居できる場合もあります。また、保証人なしで契約できることも。
初期費用として、デポジット(預かり金)のほかに入居月の家賃と共益費などが必要です。申し込みに必要な書類として、基本的に日本国籍の場合でも、申込書と免許証などのコピーの提出が求められます。
まとめ:ポイントを押さえてルームシェアを楽しもう
- ルームシェアのメリットには「家賃」「光熱費」「初期費用」などを抑えられる点がある
- 外国人とルームシェアすることで外国人の友人をつくったり異文化に触れたりする機会が生まれる
- 価値観や習慣の違いからトラブルに発展する可能性もある
- 言語の違いによってコミュニケーションの問題に発展することもあるため注意が必要
- 外国人歓迎のシェアハウスを活用する方法もある
更新日: / 公開日:2020.03.09










