一人暮らしに比べて毎月の生活費を節約しやすい
家賃や光熱費、ネット回線代などの固定費を2人で折半できるため、一人暮らしよりも毎月の生活費を安く抑えられます。食費や日用品なども共同で購入すればさらに節約が可能です。
詳しくは、「友達と2人でルームシェアした場合の費用」をご覧ください。
情報共有や緊急時の助け合いで生活の安心感が高まる
課題やテストスケジュールの確認し合い、急な体調不良時の看病や買い物対応など、学生生活ならではの困りごとを助け合えます。帰宅時に話し相手がいることで初めての一人暮らしに伴う孤独感や防犯面の不安も和らぎます。
詳しくは、「友達と2人でルームシェアするメリットとデメリットとは?」をご覧ください。
金銭分担や退去予告などの事前ルールづくりがトラブルを防ぐ
生活リズムの違いや友人招待への配慮、家事・費用の不満蓄積を防ぐため、入居前にお金の管理方法や退去時の条件を定めたルールづくりが重要です。万が一の一方的な退去リスクにも備えて取り決めを文字で残しておきましょう。
詳しくは、「細かいルールを決めてからルームシェアを始めよう!」をご覧ください。

ルームシェア可の物件を探す大学名から賃貸物件を探す一人暮らしにぴったりな物件を探す

大学進学と同時にスタートさせる一人暮らし。

 

しかし、家賃や光熱費などを支払っていくうちに、親からの仕送りやアルバイト代だけでは生活費が足りなくなってしまうのでは、と心配な方もいるのではないでしょうか。

 

そうした金銭的な懸念を解消するために、仲の良い友達とルームシェアができたらいいなと考えている大学生の方もいると思います。

 

ここでは一人暮らしと比べて、家賃などの費用がどのくらい異なるのか、また大学生がルームシェアをすることによるメリットとデメリットなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ルームシェアと同棲の違い

 

そもそも、ルームシェアとは何かをご存知でしょうか。なんとなく「複数人で同じ家に住み、共同生活を行うこと」という認識はあるかもしれません。

 

ところが、いざルームシェアと同棲の違いを聞かれると、言葉に詰まってしまう方もいるかと思います。

 

ルームシェアと同棲には、大きく3つの違いがあります。

・契約形態
・入居期間
・物件探し

まず「契約形態」ですが、ルームシェアでは住人全員が賃貸借契約を結ぶ(または連名で契約する)のに対し、同棲では代表者1名のみが契約するのが一般的です。

 

大学生がルームシェアをする場合、それぞれの親が連帯保証人になったり、親自身が契約者になったりするケースが多く、双方の親の同意と協力が不可欠です。

 

「入居期間」については、個人差はあるものの、基本的にはルームシェアのほうが同棲よりも短い期間になる傾向があります。

 

大学を卒業するタイミングや、就職活動の都合などで解約時期がずれやすく、一方が先に退去してしまうリスクがあるためです。

 

また、この入居期間の違いや学生同士という理由から、「物件探しの難しさ」も変わってきます。

 

昔から一般的であった同棲には理解のある大家さんも多くいますが、ルームシェアとなると「友達同士だと騒音トラブルが起きそう」「一人が退去したあとの家賃支払いが不安」といった理由から、入居を拒むケースも少なくありません。

 

そのため、ルームシェア可の物件探しは少々ハードルが高いかもしれません。

 

しかし、インターネットで「ルームシェア可」に条件を絞って検索したり、不動産会社に初めから「大学生2人でルームシェアをしたい」と正直に相談したりすることで、理解のある大家さんの物件をスムーズに探せるでしょう。

 

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ルームシェアの費用シミュレーション

 

ルームシェアについての理解を深めたところで、実際にルームシェアにかかる家賃などの費用について触れていきたいと思います。

 

ここからは「大学生の友達と2人でルームシェアをする」という設定で、1ヶ月間にかかる費用をシミュレーションして説明していきます。

 

実際には個人の生活水準やアルバイトの収入、住まいの形態によって大きく差が出てくるので、あくまでひとつの目安として見てください。

項目一人暮らしルームシェア(1人当たり)
家賃(※東京・池袋駅周辺を想定)約8万5,000円(ワンルーム)約7万2,500円(約14万5,000円の2DKを分割)
光熱費約1万3,000円約1万1,500円(約2万3,000円を分割)
通信費(スマホ+ネット回線)約1万円約7,500円(一部分割)
食費約4万3,000円約3万円(約6万円を分割)
消耗品費約3,000円約1,500円(約3,000円を分割)
約15万4,000円約12万3,000円

参照:総務省統計局『家計調査 家計収支編』(2025年)、LIFULL HOME’S 東京都・池袋駅の家賃相場情報(2024年)

 

これらを合計すると、1ヶ月間にかかる費用は一人暮らしだとおよそ15万4,000円であるのに対し、ルームシェアでは1人当たり12万3,000円となっています。

 

なぜルームシェアだと値段が下がるのか、項目別に見ていきましょう。

 

まずは光熱費について。家計調査によると単身世帯にかかる光熱・水道費は約1万3,000円ですが、2人暮らしになったからといって単純に2倍になるわけではありません。

 

ルームシェア全体で約2万3,000円かかったとし、これを折半すると1万1,500円となり、一人暮らしよりも少しだけ安く抑えられます。

 

次に通信費ですが、各自のスマートフォン代が約5,000円、自宅のインターネット回線代が約5,000円とし、一人暮らしなら合わせて約1万円の費用が発生します。

 

ルームシェアにおいてインターネット回線費用を2人で折半した場合、1人当たり合計7,500円の支払いとなり、毎月2,500円安くなります。

 

食費については、自炊をして米や調味料を共同で購入し、一緒のメニューを食べる機会を増やせば、大きな節約効果が期待できます。

 

食材をまとめ買いして無駄なく使い切ることで、1人当たりの食費を3万円程度に抑えることも十分可能です。

 

最後の消耗品費については、トイレットペーパーや洗剤などを共同で購入すれば1人当たりの負担額は減ります。

 

ただし、2人で使う分消耗スピードも早くなるため、長い目で見ると一人暮らしと大きくは変わらない可能性があります。

 

この数字はあくまで一例ではあるものの、ルームシェアの費用は一人暮らしと比べると月々数万円単位で比較的安く済むことが分かります。

 

共通の口座を作って毎月定額を振り込み、そこから家賃や光熱費を引き落とすようにすると、お金の管理がスムーズです。

 

友達と2人でルームシェアする場合の間取りは、お互いの個室を確保できる「2LDK」「2K」「2DK」がおすすめです。

 

2LDKとは、リビング・ダイニング・キッチンに加えて、2つ部屋があるタイプの間取りを指します。

 

自分だけの部屋(プライベート空間)を用意できるうえに、広いリビングで一緒にくつろいだり、友達を呼んで遊んだりすることもできるため、人気の高い間取りです。

 

また、2Kは2つの部屋とキッチンスペースのみ、2DKは2つの部屋とダイニングキッチンがある間取りです。

 

これらはリビングにあたる広い共有スペースはないものの、2LDKに比べて家賃を安く抑えられるという大きなメリットがあります。

 

生活リズムが異なる2人なら、かえって共有スペースが少ないほうが気楽に過ごせることもあります。

 

2Kの物件を探す 2DKの物件を探す 2LDKの物件を探す

 

友達と2人でルームシェアする場合は、メリットとデメリットの両方があります。良い面ばかりに目を向けず、注意点もしっかり確認しておきましょう。

 

大学生ならではのメリットとして大きいのが、情報共有がしやすい点です。

 

大学生活では、履修登録や課題の提出、さらには就職活動など、自分でスケジュールを管理してやらなければならないことがたくさんあります。

 

密に情報共有できる相手がいれば、「明日のレポート忘れてない?」と確認し合えるため、抜け漏れが減って安心です。

 

また、風邪をひいたり熱を出したりしたとき、一人暮らしだと病院に行くことや食事を調達することすら大変です。

 

ルームシェアなら、看病を頼んだり、帰宅途中に薬やスポーツドリンクを買ってきてもらったりと、お互いに助け合える心強さがあります。

 

そして、何より大きなメリットは、話し相手がいるということです。

 

家族と離れて初めての一人暮らしをする場合は、ふとしたときに寂しさを感じてしまうものです。家に帰ればなんでも話せる友達がいることで、精神的な支えになります。

 

もし親御さんがルームシェアに反対している場合は、「病気のときに助け合える」「夜に一人でいるよりも防犯面で安全」「生活費を節約できるから仕送りの負担を減らせる」といった具体的なメリットを伝えて説得してみるのがおすすめです。

 

ルームシェアの生活シーン

 

いくら仲の良い友達とのルームシェアであっても、共同生活である以上、多少のデメリットやストレスはどうしても生じます。

 

まず、大学の別の友達や恋人を家に呼びづらいという点が挙げられます。

 

一人暮らしなら自由に友達を泊められますが、ルームシェアをしていると、呼ぶほうも呼ばれるほうも遠慮しがちです。

 

また、大学の授業時間やアルバイト、サークル活動などで2人の生活リズムが異なると、すれ違いが起きます。

 

深夜に帰宅する際の足音やドライヤーの音で相手を起こしてしまったり、家事分担がどちらか一方に偏って不満が蓄積したりするトラブルは珍しくありません。

 

親しき仲にも礼儀ありという言葉どおり、最低限の配慮が欠かせません。

 

ルームシェアには、生活費を安く抑えられることはもちろん、助け合えるなど多くのメリットがあります。一方で、生活リズムの違いや価値観のズレによるデメリットも無視できません。

 

そこで、トラブルを未然に防ぎ、デメリットを最小限に留めるためには、部屋を借りる前に「ルームシェアにおける細かいルール」をつくっておくことが重要です。

 

具体的には、以下のような項目を「取り決めメモ」として文字に残しておきましょう。

 

  • お金のルール:家賃や光熱費、共有の食費をいつ、どのように集めるか(共通口座の開設など)
  • 家事のルール:ゴミ出し、風呂掃除、トイレ掃除などのローテーションや当番制
  • 来客のルール:友達や恋人を呼ぶ際、泊める際の事前連絡のルールや頻度の制限
  • 生活音のルール:深夜や早朝のドライヤー、洗濯機、電話の話し声への配慮
  • 退去のルール:もし一方がルームシェアを解消して退去したくなった場合、何ヶ月前までに申告するか、残った期間の家賃負担はどうするか

 

特に退去時のルールは金銭トラブルに直結するため、あらかじめシビアに決めておく必要があります。

 

ルームシェアを検討している大学生の方は、自分の経済状況だけでなく、お互いの生活リズムなども加味したうえで、快適な共同生活を送れるか話し合ってみてください。

 

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Q.1 大学生がルームシェアをする場合、誰が契約者になりますか?

A.1 学生本人が契約者となり親が連帯保証人になるケースと、親自身が契約者(代理契約)となるケースがあります。ルームシェアの場合は、入居する学生それぞれの親が連帯保証人になるよう求められるのが一般的です。事前に不動産会社に相談し、大家さんの審査条件を確認しましょう。

Q.2 ルームシェアの相手が途中で退去してしまったらどうなりますか?

A.2 一方が退去しても、契約が続いている限り家賃は全額支払わなければなりません。残された側が1人で全額負担するか、新たな同居人を探す(大家さんの許可が必要)ことになります。トラブルを防ぐため、「退去希望の際は2ヶ月前までに伝える」など、事前に2人の間でルールを決めておくことが大切です。

Q.3 ルームシェア可の物件はどのように探せばいいですか?

A.3 不動産情報サイトで「ルームシェア可(二人入居可)」の条件に絞って検索するのが基本です。ただし、ネット上に掲載されていなくても交渉次第でルームシェアを認めてくれる物件もあるため、間取り(2DKや2LDKなど)で目星をつけ、不動産会社の窓口で直接「大学生2人で住みたい」と相談するのも効果的です。

 

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更新日: / 公開日:2019.03.01