自分に合った賃貸物件を見つけるためには、実際に物件を見学する「内見」が欠かせません。
また、不動産会社の担当者とやりとりする際にも、基本的なポイントを押さえておくことが重要です。
今回は、内見や不動産会社とのやりとりについて、知っておきたいコツを紹介します。
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ここだけは押さえよう! 内見時にチェックすべき3つのポイント

内見の経験や知識が少ないと、実際に内見するときにどのような部分に目を向ければいいのか迷ってしまうことがあります。ここでは、内見時に確認しておきたいポイントについて見ていきましょう。
ポイント1. 正確な大きさ・広さを計測する
内見で重要なのは、物件に関する正しい「スケール」を把握することです。玄関の横幅や設備の大きさなどを計測するには、どうしても物件の見学が欠かせません。
これにより、所有している家具・家電がきちんと搬入でき、設置できるのかが分かります。「ドア幅が狭くてベッドを入れられない」「洗濯機のサイズが合わない」「カーテンの長さが足りない」などといったトラブルを回避するために、内見時にきちんと測っておくべきです。
内見時にはドアや窓、部屋のスペースなどを計測するためのメジャーを持参するようにしましょう。
ポイント2. 住み始めると気になる防音性のチェック
新しい住まいでは、隣の部屋の音がどれだけ聞こえるかも大切なポイントです。
防音性を確認するには、室内で手を叩いて反響を試す、あるいは知り合いや不動産会社の担当者に外から声を出してもらい、聞こえ方をチェックするなどの方法があります。
しかし、どんなに防音性能が高い物件でも、完全に音を遮断することは難しいことを覚えておきましょう。自分がどの程度の音なら許容できるのかを知ることも重要ですし、場合によっては多少の妥協も必要になるかもしれません。
また、階段やエレベーターの音、近隣の騒音なども事前にチェックしておくと安心です。
ポイント3. 備え付けの設備やコンセントの位置にも注意
部屋に靴箱やクローゼットなどが備え付けられている場合は、高さや広さに問題がないかを確認しておくべきです。
靴箱の高さが低くて長靴やブーツが入らないなど問題がある場合には対処法を考えたり、どうしても妥協できない場合は別の物件を探す必要があります。
また、コンセントの位置について、配置や床からの高さなどをチェックしておくことも重要です。
家電を利用するためには、コンセントが扱いやすい場所にないと困ります。ほかの家具を置く場所にも関わるため、入居後の生活を想像しながらコンセントの位置を確認しておくことが大切です。
賃貸物件を探す 敷金礼金0(ゼロ・なし)物件 オンライン内見ができる物件いい物件探しは担当者との関係構築が大切

いい物件を探すには、不動産会社の担当者といい関係を築くことも大切です。内見時に確認しておきたい項目や、担当者とのコミュニケーションの取り方も押さえておきましょう。
担当者に確認しておきたい項目
賃貸物件を探す際には、集合住宅で生じる可能性のある問題について、事前に担当者に確認しておくことが重要です。特に、過去に近隣住民との間でクレームやトラブルが発生していた場合、その情報は把握しておくべきでしょう。問題があったとすれば、その物件を選ぶかどうかをよく考えることが求められます。
さらに、可能であれば隣の部屋の住人の生活パターンを知ることも、騒音トラブルを避けるための参考になるでしょう。ただし、隣人の詳細な情報はプライバシーに関わるため、担当者が答えを控えることもあります。情報が得られない場合は、無理に追求しないようにしましょう。互いのプライバシーを尊重することは、快適な住環境を築く第一歩になります。
希望条件を整理して綿密なやりとりをしよう
スムーズに物件を探すためには、あらかじめ希望する条件(家賃や間取り、地域など)を整理しておきましょう。
不動産会社によっては家賃の値下げ交渉ができる場合もありますが、あまりこだわり過ぎてしまうと担当者のモチベーションが下がってしまうので注意が必要です。
住み始めてからのトラブルを回避するために、疑問点や不明点は担当者に尋ね、緊密なやりとりを心がけることが大事です。
まとめ:内見時のチェックポイントを押さえていい物件を探そう
- 物件選びで失敗しないためには「内見」をすることが大切
- ドアや窓の大きさを測ることで家具・家電の設置で問題が起こらないようにする
- 防音性を確認することで近隣住民とのトラブルを予防
- コンセントの位置を確認し、家具の配置など入居後の生活をイメージする
- 担当者に尋ねることで物件に関する細かな情報を集める
更新日: / 公開日:2020.02.28










