一人暮らしの部屋選びにおいて大切なのが部屋の広さ。長い時間を過ごす場所だからこそ、家賃が多少高くとも広い部屋に住みたいと考える方もいるでしょう。

広い部屋を検討している方には、ゆとりのある35m2(平米)の部屋はいかがでしょうか。

“不動産の表示に関する公正競争規約”に従って、1畳を1.62m2以上として算出すると、35m2はおよそ21畳~22畳となり、一人暮らし向けの物件の標準的な大きさよりも広めのつくりとなります。

今回は一人暮らしで35m2の部屋の広さや住むメリットについて詳しく解説します。
一人暮らしにぴったりな物件広めのワンルーム物件

 

一人暮らしでもゆとりのある部屋をお探しの方の中には、35m2の部屋を検討される方も多いです。

 

国が定める「住生活基本計画における居住面積水準」によると、健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な住宅の面積である“最低居住面積水準”は、一人暮らしの方で25m2といわれています。

 

さらに豊かな生活の実現として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要とされる“誘導居住面積水準”は地域によって異なり、都心やその周辺での共同住宅を想定した場合には一人暮らしで40m2、郊外など都市以外の住宅を想定した場合には55m2とされています。

 

つまり35m2の部屋は、生活をするうえで必要最低限のスペースを満たすだけでなく、都心周辺での豊かな生活を想定した水準にも近いため、ゆとりをもって一人暮らしをする場合に適した広さであるといえます。

 

35m2の部屋では、居間スペースを広めにとったワンルームや1Kのほか、広さを生かしてスペースを区切った1DKや1LDK、2K、2DKなど、一人暮らしの方でも住みやすい間取りが多いです。

 

25m2の部屋だと家具や家電を配置するとスペースを大きくとられてしまいますが、35m2の部屋であればベッドやテーブルを置いても室内にゆとりがあるでしょう。

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35m2の部屋の広さを把握したところで、一人暮らしで35m2の部屋に住むメリットを紹介します。

 

35m2の部屋はベッドやテーブルといった基本的な家具・家電を置いてもゆとりがあるので、荷物が多い方にも安心です。

 

また、小さめの1Kやワンルームでは大きな家具・家電は配置しづらいですが、35m2の部屋ではキッチンと居間スペースともに広くなるので、大きめの冷蔵庫や食器棚、本棚なども置くことができます。

 

今は荷物が少ないという方も、今後趣味などに関する荷物が増えても大丈夫なくらいのスペースがあり、インテリアも楽しめるでしょう。

 

35m2の部屋には収納スペースが複数あることが多く、洋服や荷物が多い方にもおすすめです。またクローゼットが埋まった場合にも、室内のスペースが広いため、別途収納アイテムやハンガーラックを配置しても、ゆとりのある居間スペースを確保することができます。

 

一人暮らしの場合、友人を家に呼びたいと考えている方もいるでしょう。25m2ほどの部屋の場合、2人以上人が集まると、窮屈だと感じることがあります。しかし、35m2の部屋であれば2人以上でもゆとりを持って過ごすことができるので、友人を気兼ねなく呼ぶことができます。

 

一人暮らし向けの物件だとユニットバスのところも多く、バス・トイレ別を希望する方にとっては頭を悩ませることになります。35m2の部屋なら、お風呂とトイレが別々となっている間取りが多いので、“バス・トイレ別”にこだわりたい方も安心して探せます。

 

一人暮らしをする場合は、自分の希望に合う広さの部屋を選ぶことが大切です。35m2は、一般的な一人暮らし向けの部屋に比べてかなりゆとりがあります。

 

部屋で過ごす時間が多い方や一人暮らしでゆったりと過ごせる広さの部屋をお探しの際は、ぜひ35m2の部屋を検討してみましょう。

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